145日目
宿泊地 : サハラ砂漠 / チュニジア
移動 : ドゥーズ → サハラ砂漠(らくだ)
ラクダの背中で揺られることおよそ2時間、キャンプ地へと到着しました。
初めて乗ったラクダですが、最初に乗ったときはちょっと怖かったです。
ラクダは近くで見るとかなり大きく、その背中は地上から2m近くのところあります。と言っても怖かったのはその高さでなく、口からはみ出していたものだったのですが・・。なにやら私のパートナーだったスティーブ(って現地の人が呼んでいるように聞こえたけど名前かな?名前でいいやね!)は、口から胃袋らしきものをはみ出させながら「ゴボゴボゴボー!シュルルルー!」と豪快な音をたててひたすら反すうをしていまして、口のまわりたっぷりにつけた泡がよだれとともに飛んでくるんじゃないかと怯えていました。
【異様なほどかわいくない(憎たらしい気さえする)スティーブの口からはみ出る胃袋のようなもの】
【かわいい他のラクダ】
そんなヨダレっ子スティーブに乗ってサハラ砂漠を進んでいきました。彼は問題児なのでしょうかね、たまにフラフラするもんでその度ペチペチと棒で叩かれていました。
目に見える景色が全てサラサラの砂になるようなところではありませんでしたが、それでも初めて目にする砂漠らしい砂漠の画は新鮮で、見ていてちっとも飽きませんでした。
【こぶの後ろに座ります】
【風のつくった模様がきれいでした。】
ラクダにも砂漠にもかなり楽しませてもらいましたが、それでも一番感動したのは星空でした。月は三日月よりも欠けた月でしたが、月の輪郭が見えちゃうんですよね。空は星だらけで、オリオン座を見つけるのに少し時間がかかってしまうくらい。日本では見たことのなかった天の川(たぶん)も見ることができました。
ゆっくりと考え事をするにはちょっと寒すぎましたが、この特別な体験が、新たな年を迎えるんだという良い意識付けになったように思います。
この一年のことを振り返っていると、気付いたときにはいつもお世話になった人たちのことばかりを考えていたので、来年の抱負はそのあたりのことで自然と決定。本当にいろんな人にお世話になった年だったと思うんですよね。世界一周が実現できたのも、大半が周りの人の支えがあってのことだとしみじみ思います。感謝しきれないくらい感謝しています。
直接ではないにしてもそうした励ましの上にこんなものができましたよと見えることができるよう、来年も生き生きと楽しんで生活できたらと思います。
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