2008年12月アーカイブ

145日目
宿泊地 :
サハラ砂漠 / チュニジア
移動 : ドゥーズ → サハラ砂漠(らくだ)

 

ラクダの背中で揺られることおよそ2時間、キャンプ地へと到着しました。


初めて乗ったラクダですが、最初に乗ったときはちょっと怖かったです。

ラクダは近くで見るとかなり大きく、その背中は地上から2m近くのところあります。と言っても怖かったのはその高さでなく、口からはみ出していたものだったのですが・・。なにやら私のパートナーだったスティーブ(って現地の人が呼んでいるように聞こえたけど名前かな?名前でいいやね!)は、口から胃袋らしきものをはみ出させながら「ゴボゴボゴボー!シュルルルー!」と豪快な音をたててひたすら反すうをしていまして、口のまわりたっぷりにつけた泡がよだれとともに飛んでくるんじゃないかと怯えていました。

 

世界一周チュニジア旅行18

【異様なほどかわいくない(憎たらしい気さえする)スティーブの口からはみ出る胃袋のようなもの】

 

世界一周チュニジア旅行19

【かわいい他のラクダ】



そんなヨダレっ子スティーブに乗ってサハラ砂漠を進んでいきました。彼は問題児なのでしょうかね、たまにフラフラするもんでその度ペチペチと棒で叩かれていました。

目に見える景色が全てサラサラの砂になるようなところではありませんでしたが、それでも初めて目にする砂漠らしい砂漠の画は新鮮で、見ていてちっとも飽きませんでした。

世界一周チュニジア旅行20

【こぶの後ろに座ります】

世界一周チュニジア旅行21

【風のつくった模様がきれいでした。】




ラクダにも砂漠にもかなり楽しませてもらいましたが、それでも一番感動したのは星空でした。月は三日月よりも欠けた月でしたが、月の輪郭が見えちゃうんですよね。空は星だらけで、オリオン座を見つけるのに少し時間がかかってしまうくらい。日本では見たことのなかった天の川(たぶん)も見ることができました。


ゆっくりと考え事をするにはちょっと寒すぎましたが、この特別な体験が、新たな年を迎えるんだという良い意識付けになったように思います。

この一年のことを振り返っていると、気付いたときにはいつもお世話になった人たちのことばかりを考えていたので、来年の抱負はそのあたりのことで自然と決定。本当にいろんな人にお世話になった年だったと思うんですよね。世界一周が実現できたのも、大半が周りの人の支えがあってのことだとしみじみ思います。感謝しきれないくらい感謝しています。


直接ではないにしてもそうした励ましの上にこんなものができましたよと見えることができるよう、来年も生き生きと楽しんで生活できたらと思います。
 

 

 

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144日目
宿泊地 :
ドゥーズ / チュニジア
移動 : なし

 

チュニジア料理の「オジャ」が気に入ってしまい、最近は毎日のように食べています。
いつも行くレストランには陽気な店員がいるのですが、頻繁にオッジャを食べに来る私を見てこんなことを教えてくれました。以下、彼とのやりとり。
※英語が話せない人なので、発言は私の想像力で補います。


彼「オジャおいしいか?」(満面の笑み)

私「はい、とっても。」

彼「オジャはすごいんだぜ。食べると元気になるのさ。」
私「そうなの?それはすごいね!」

彼「ここがな。」 下半身を指差す。
私「ははは、なるほどね。」


彼、いったん外に出て戻ってくる。


彼「オジャおいしいか?」(さわやかな笑顔で)
私「すごく、おいしいで。」

彼「元気になるんだぜ!こんな風にな!」 戻ってきたらなぜか大きくなっていた下半身をズボンの上から指差す。
私「ははは、すごいね。」(食事中に勘弁してくれよと思いながら)


彼「よっしゃ!!やりますか!!!」 と言って厨房のほうへと向かう。
私「ん?」 おかわりでも出してくれんのと思い振り返ると彼が立っている。


彼「何をしている?さあ来たまえ!始めようじゃないか!」 トイレのドアを開けながら催促してくる彼。
私「・・・・。」 


行かないからと、嫌な顔してジェスチャーで答えると、彼は潔く戻ってくる。


オジャ「オジャおいしいか?」(気まずさを微塵も感じさせない素敵な笑顔で)
私「おかげでちょっとまずくなったよ。」


オジャの効果でしょうか、素晴らしい効き目ですねというお話でした。香辛料がたっぷり入っているからそう言われているのかもしれませんね。

世界一周チュニジア旅行16

【問題のオジャ ピリッと辛くておいしい。これをパンと一緒に食べます。】
 

 

 

世界一周チュニジア旅行17

【レストランの皆さん 集まるから写真を撮ってくれ!というオジャの要望でパシャリ】

 


ところで新年はサハラ砂漠で迎えることにしました。


始めはどこでもいいやー、なんて思っていたのですが、いざ年末が近づいてくると一年を振り返ったり来年への抱負を誓ったりと、自然に頭がそんなふうに働き出します。どうせ考え事をするならば、気を抜いてそれに没頭できるところへ行こうと考えたところ、「今いるところから近いし、砂漠がいいじゃないの!」と思い立ち、一泊二日のラクダツアーに申し込みました。


年末の作業と言うことで思い出したのですが、私は掃除や片付けをしながら物を捨てていくのがたまらなく好きです。と言ってもどちらかと言うと物持ちは良い方なので、必要と思うものはしつこいほどにとっておきたがるのですが。今日はバックパックの中身を全て取り出し、要らないものを選り分けていました。
日本を出発して(一時帰国分を含めないと)今日で144日目、念のためにと思って持ってきたものの、これまでほとんど使っていないものがいくつかありました。使えそうだなぁと今でも思うのですが、バックパックを軽くして動きやすくするためにも、空いたスペースに新たな荷物を詰められるようにしておくためにも、思い切っていくつかの荷物をゴミ箱へ捨てました。

捨てたのは、洗濯物を干す紐、洗濯バサミ、使い捨てのフォークやナイフ、各種袋、箱、傷んだ衣類などです。


これまでも背負ってきた荷物だしこれからも運び続けられないわけではないのですが、人の頭と同じで、いっぱいになった状態では新たなものが入り込む余地がなく可能性を狭めてしまうと思うんですよね。これいいなーと思ったときに気軽に手が出せるよう、少しスペースを作りました。


普段の生活でも自分の容量を限界まで使い切るのは成長するためには素晴らしいことかもしれませんが、やはりそれだといざというときに対応できないように思うんですよね。と言うことで、私はいつも10%ほどは使わずにとっておこうと考えています。と言ってもフルパワーが90%なわけでなく、時間などを調節することで何か取り組むときはもちろん100%で、とは考えてはいますが。


荷物も頭も少し余裕を持たせて、新年は身軽に小回りの利くような状態で迎えたいものです。
それでまた多くのことに触れ考えることができたらいいと思います。
 

 

 

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143日目
宿泊地 :
ドゥーズ / チュニジア
移動 : なし

 

チュニジアはとても旅がしやすいと旅行者の間では評判ですが、その理由の一つがチュニジアの人々の語学力にあります。



新年をサハラ砂漠で迎えようと決めたのでドゥーズの滞在を2日延長。ここを拠点に塩湖などを見にトズールまで足を延ばすことも考えたのですが、日本での習慣ですかね、年末は落ち着いて身の回りや頭の中を整理したいと思い、ここドゥーズで過ごすことにしました。


チュニスでの記事に「チュニジアの人はとてもフレンドリーだ」と言うことを書きましたが、ドゥーズもチュニスと比べると若干勢いはなくなるものの、やはり皆フレンドリーで外を歩いているだけで次々と友達ができています。今日はじっくりと今年を振り返ろうとノートを片手にカフェへ向かったのですが、結局何も考えずに宿に帰ってきました。と言うのも訳がありまして・・。

イスラム教で飲酒が禁止されているかためか、チュニスと同様ドゥーズにも社交場としての役割を果たしているカフェが至る所にあります。この時期は学校が休みになっていることもあり、これらのカフェは朝から現地の人でいっぱいです。まず一件目、店内に入ろうとしたところ、


「ハロー。俺を憶えてるかい?」


と、二人組の若い男が話しかけてきました。実は憶えていなかったのですが(異国の人の顔は憶えにくくないですか?すれ違いに挨拶しただけだとなかなか・・。)、


「昨日、フェスティバルのスタジアムで会ったかな?」



と答えたところ大当たり!観客は1000人以上いたからね。笑


「そう!今からどこか行くの?よかったらお茶しない?」


と誘いを受け、そのまま外のテーブルに座りお茶をしました。彼はチュニスの大学で学んでいるらしいのですが、休みを利用し実家に帰ってきているとのことでした。例に漏れず彼も語学力が堪能だったので、そうだ!と思い、聞いてみました。


彼曰く、チュニジアの学生は皆、公用語の「アラビア語」、第二公用語の「フランス語」(独立前はフランスの保護国)、そしていまや世界語にもなったと言える「英語」の3つの言語を学習するらしいです。
それらに加え、セカンダリースクール(7年間あると言うので日本の中学校と高校に相当するかな)では「ドイツ語」、「スペイン語」、「イタリア語」などを選択して学ぶそうで、ある程度の学歴を持つ人であれば、4~5ヶ国語話せることが少なくないそうです。「日本語」や「韓国語」なども有料にはなるものの選択して学ぶことができるそうです。なるほど。


これも彼の見解ですが、語学を学ぶのに適しているのは教育制度だけでなく、アラビア語の言語的特徴にもあるそうです。私はアラビアに関する知識が一切ないので分からないのですが、アラビア語は多くの発音を持っているためノンネイティブが学ぶには厄介な言語だけれど、アラビア語が身についている人からすると他の言語(発音と聞き取り)を学びやすいそうです。そういうわけで、多くの言語を話すことのできる人が多いのさってことでした。
なるほどなるほど。


予定があるからと言って去って行った二人と別れ、今年のまとめをすべく次のカフェに向かい、エスプレッソ(濃くて量がものすごく少ないけれど、20~30円で一杯飲めます)とケーキ(ミルフィーユのようなケーキが多い)を頼み席に座ったのですが早速、


「こっち来て一緒に話そうぜ!」


と声をかけられ、また皆でお茶をしました。当初の目的を果たせないまま暗くなった頃に宿へ帰りましたが、なんとも楽しく気持ちの良い一日を過ごせました。この国は時間にゆとりをもって旅できたらおもしろいと思います。

世界一周チュニジア旅行14

【エスプレッソ 皆これに角砂糖を2つくらい入れて飲んでいます】

  

 

世界一周チュニジア旅行15

【今日もフレンドリーなチュニジアの皆さん】

 

 

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142日目
宿泊地 :
ドゥーズ / チュニジア
移動 : なし

 

昨日に引き続き今日もサハラフェスティバルの会場へ!


今日が最終日と言うこともあり、会場には昨日を上回る観客が。ヨーロッパから観光客もちらほら見かけますが、そのほとんどは地元チュニジアの人々。閉会直前には歩くのも困難なほど人で埋め尽くされました。チュニスで聞いた話では地元の人のお祭りなので英語の案内はないとのことだったのですが、今年はちょこっとですが英語でもアナウンスが入っていました。
ラクダマラソンがスタートして2時間後、会場が退屈し始めた頃に、

「らくだはあと1時間くらいで戻ってきそうです!!!!」

という親切な実況をしたときには、大勢のヨーロピアンが帰っていきましたが・・。


世界一周チュニジア旅行11

【スタジアムの観客 前が見えないっす!!】


世界一周チュニジア旅行12

【アルジェリアなどの周辺国からも集まってきた民族によるダンスと行進】 


世界一周チュニジア旅行13

【いい表情だね!!】


ここではマリアーナという大学生の女の子とそのお母さんと仲良くなりました。海外でも仲良くなるとメールアドレスを交換するのですが、共通の話題も多くはないですし、国へ帰った後にお互い連絡を取り続けるってのはなかなか大変です。これまでも何人か海外に友達ができたけど、今でも定期的に連絡を取り合っているのは3,4人だけです。

メールだと用件がないとなかなか連絡しないからなぁ。大事な関係であっても、メールの行き来がないと自然と疎遠になってしまうのがとても残念に思っていました。なので最近はアドレスだけでなくFacebookのアカウント情報も交換するようにしています。
日本のmixiみたいなものなのですが、日記だけでなく人とのやりとりを他の人が見ることもできるので、近況を把握しやすいです。これが最も普及したSNSになっている国も多いようでアカウント持っている人が多いです。とりあえずこれでつなげておけば必要なときにいつでも連絡取れますし、連絡しなくてもお互いの動きをチェックすることができるので関係を保ちやすいんですよね。

今日も帰宿後にFacebookでチェック。そして発見!なんて便利なんだ!!


Facebookやっている人がいたら、ぜひぜひつなげておいてくださいな。本名ローマ字で見つかりますんで!

 

 

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141日目
宿泊地 :
ドゥーズ / チュニジア
移動 : チュニス → ドゥーズ(6.5h)
【前日21:00~3:30(バス)】

 

チュニスからのバスは予定より2時間半も早く到着。寒いしちょっとやめてちょうだいよ・・・。


運よくバスを降りた目の前に開いているカフェがあったため、ひとまずそこへ避難。こうやって到着する人を待っているカフェでしょうかね。しかしここもチュニスと同じで暖房設備のない家が多いようなので、建物の中に入れはしたもののそれでも寒い。

1時間ほどそこで過ごしたのですがもう限界だと思い、ちょっと申し訳ない気もするけど宿の人を起こそうと決め宿へ向かいました。がしかし、客室は満室。さすが年に一度のサハラフェスティバル!観光客が押し寄せてきているようですね。そういえばチュニスで見せてもらった日本のガイドブックには、要予約って書いてあったっけな。

宿の方が良い人で朝がくるまでフロントで過ごさせてもらいました。しかもついていることにここはネットがつながるではありませんか!
そこで、前日に発覚したリビア入国が面倒そうな件について調べ始めました。


リビアはビザの取得が面倒(パスポートにアラビア語併記が必要など)なうえ原則個人旅行は認めていないようで、現地の旅行会社のツアーに参加するしかリビア国内をまわる方法がないそうです。ブータンもそんなんでしたっけ。ビザの申請に手間取るだけならばどうにかなるのだけど、ツアーはけっこうな額するみたい。時間とお金をかければエジプトへ抜けるルート行くこともできそうだけど、そこまでリビアに思い入れないしな・・・と思ったものの、実績のあるという現地の旅行代理店数社に一応問い合わせのメールを送ってみました。


送ったメール3件中、返ってきたのは1件。そしてその中身はこんなもの。


「あなたのとっても安い予算では、私たちは力にはなれそうもありません。」 ですって。


ちなみに予算として提示した額は一日あたり€40(宿は寝れればそれでいいということなども伝えました)。リビアよりも経済の発展しているチュニジアでさえ平均給与額が日本の4分の1程度というのに、なんてお高くとまった旅行社なんだ。ぷんすか。
まるまる1週間、わたしに添乗員(個人旅行は認めていないため)をつけても元は取れると思ったんだけどなぁ。ただネットワークを持っていないだけなのか、見えない部分にかかるコストがあるのか、まあ何にしてもそれに加えビザ取得にもお金がかかるしやめちゃおっと、とこのメールを見て決めました。


アフリカを南下する計画があるのでまずはどうしてもカイロに向かいたいのだけど、以前旅したことあるエジプトに直行するのは悔しすぎる。フェリーと飛行機使ってチュニジアをピンポイントで訪れたことになってしまうからなぁ。日本から行くのと大差なくなってしまう。なので、ストップオーバーを使い、予定に入っていなかった国にも立ち寄ってみようかと思います。ルート的におそらく中東になると思いますが、これから安くて魅力のある経由地を行くフライトチケットを探し回ってみます。

 

世界一周チュニジア旅行9

【アルジェリアやリビアからも様々な民族が参加するサハラフェスティバル 道路脇のナツメヤシを眺めながら会場へ。ちなみにナツメヤシの実は食べられます。おいしいんだ、これが!】

 

世界一周チュニジア旅行10

【ラクダマラソン スタート前 すごい緊張感だ!およそ3時間後にゴール】

 

 

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140日目
宿泊地 :
バス車中
移動 : チュニス → ドゥーズ(6.5h)
【21:00~翌日3:30(バス)】

 

チュニスの旧市街は、新市街の中心部にほど近いところにぽこんと存在しています。

新市街のメインスストリートの突き当たりにある門を抜けると、今でも中世を思わせるような古い建物が多く並ぶメディナと呼ばれる旧市街に入ります。この日はチュニスの新市街と旧市街をぶらぶら散歩。夕方にはメインスストリートに面したカフェでお茶をしながらゆっくり休んだ後、フレンドリーなチュニジアの人々の「こんにちは!」「見るだけ!」「ニーハオ!」(間違い)などの声にひたすら応えながらおみやげ物屋や食堂、古い民家などが並ぶメディナの細道を進み、宿へと帰りました。

 

世界一周チュニジア旅行6

【チュニスのメディナ】



チュニジア初日の日記にも書きましたが、チュニジアの人はとてもフレンドリーです。声をかけてきてくれた二十歳くらいの学生に理由を尋ねたところ、
「私たちの国に来てくれたのだから、こうやって迎えるのは当たり前だろう。」と言っていました。なんてあたたかな国ですかね。とても居心地が良く、外を歩いているだけでほのぼのと朗らかな気分になります。

若い男性やおじさんだけでなく、子供たちもそうなんです。カフェの外のテーブルでお茶をしていたときも男の子たちが寄ってきて、

「日本からきたの?」 とか 「ブルース・リーやって!」(間違い)とか 「日本の文字を書いて!」 とか 「写真撮って!」とか、

興味津々に質問をしてきたりちょっかいをだしてきたりします。これがまたかわいい。そういう大人を見て育っているからですかね。男の子だけでなく女の子も、どんどん声をかけてきてくれます。


 

世界一周チュニジア旅行7

【無邪気でかわいいんだよね。これは空手だそうです。】



夜のバスターミナルでドゥーズ行きのバスを待っていたときも隣に座ってきた女の子の姉妹が話しかてきてくれたので、あまり言葉は通じなかったけど「どこ行くの?」とか簡単な話を楽しみました。この子達がまた良い子で、先に出発すると言うことで一度はお別れをしたのですが、私の待っていたバスが来たとき「ドゥーズ行きのバス着たから急いでー!」と迎えに来てくれ、私のバッグを背負ってバスまで引っ張っていってくれました。


世界一周チュニジア旅行8

【急いで!とバスまで案内してくれる姉妹 急がずに写真撮ってました。笑】


そう、チュニスではチュニジアの人だけでなく、日本人との出会いも良いものがありました。彼とはメディナにあるユースホステルで出会いました。中学生の頃からサッカーの監督になる夢を持っていた彼は大学生になった今もその夢を持ち続けており、現在はマドリッドにある大学で学びながら地元のサッカーチームでコーチの勉強をしているとのことでした。いいよね、その決意と行動力が本当にすがすがしい。
年が下とは思えないくらいしっかりとした考えを持っていたし、いつか何かやってくれるんだろうなと思わせてくれる人でした。


二十歳を過ぎた頃から感じるようになったのですが、このくらいの年代になると、これから先何かやる人やらない人というのが、少し話をするだけでわかるようになってきます。ベクトルの先が表に出やすくなるんですよね。進む方向が見えるような気がするんです。
ちなみに何も事を起こさず安定させるとか、現状を維持するというのもアクションの一つなので、これも何かに向かって進んでいる人なのだと思っています。事の大きさや特異性は問題ではありません。何もしないと言うのは不満を感じながらもアクションを起こさず、ひたすら流され続けていく人のことです。


旅をしていると、とても変わった人に会うことが多いです。変わったこと実際にしている人は必ずと言っていいほど、その行為を肯定するだけの強い論理と気持ち、そして行動力を持っています。彼はきっと何かを成すんだろう、もしそうでなくとも充実した人生を歩んでいくんだろうなと思わせてくれる人でした。


彼のブログはこちら。
http://avion17.jugem.jp/



旅の出会いはおもしろいです!

 

 

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139日目
宿泊地 :
チュニス / チュニジア
移動 : チュニス → シディブサイド(0.5h) → カルタゴ → メディナ(0.5h)
【全てTGM(列車)】

 

今朝になって、今日がクリスマスだということに気がつきました。明日かと思っていたよ・・。

ヨーロッパにいたときには、早いところでは11月の下旬にもクリスマスらしい装飾を街で見かけることがありましたが、イスラム教国のチュニジアではそのような光景は目にしません。本来はキリスト教の祭日ですからね。チュニスのメインストリートには古いカトリック教会があるのですが、そこの入り口の前に、とても小さなクリスマスツリーがささやかに飾られている程度でした。注意して見ないと気づかないくらいのものです。

一部にはツリーを飾ってはしゃいでいるムスリムがいたりして、などとも思っていたのですがそれはなかったです。そりゃそうだようなぁ。日本の感覚が特異なのだと思います。結婚式を教会で挙げることもまた然りなのですが、信じてもいないものに誓ったりすがったりするのは、どうも品がないように感じてしまいます。それとも、日本人はちょっとキリスト教徒化していると考えればいいのかな。



宗教とは人生そのものであるとさえ感じる(良いか悪いかはまた別ですが)ことがあります。それは人生に意味を与えるのが宗教だと考えているからなのですが、日本人にとっての宗教は、いったいどのような位置づけになっているのだろうと気になります。

「無宗教です!」と自信満々に誇らしげに答える人を見ることもままありますが、「では、あなた自身の人生観(宗教)はどんなものですか?」と切り替えしたら、答えに窮する人がほとんどなのではないでしょうか。
自ら人生に意味を持たせる、という作業を怠ってしまっている人が多いのが日本人の特徴であるようにも思うのですがどうでしょう。何も考えずに生きていけているということは平和であることの証明であるとも思いますが、経済成長も止まった今、次なる裕福さを求めるにはこうした意味付けが欠かせないように思います。
働きすぎることや自殺率が世界でもワーストに近いことは、宗教に関係している部分も大きいと思うのですがどうでしょう。

ちなみに私も無宗教です。


海外で日本の宗教について聞かれることもあるのですが、私はたいてい「無宗教ではありますが、日本人の大半は自然発生的宗教を持っています。なので信仰心は強いと思います。」と答えています。部分的に都合に合わせてけっこういろんなものを信じていますからね。それで満たされる精神構造であれば良いのですが、できれば自分なりに統一感を持った価値観を構築する努力をしたほうがいいのかなと思います。

自分への意識付けもあって、このことは強く思います。
と、こんな具合に今年も根暗らしいクリスマス過ごしましたよ!!

世界一周チュニジア旅行3

【シディブサイド チュニジアンブルーと呼ばれる青と白の街並がとにかくきれい!】


世界一周チュニジア旅行4

【かわいく装飾された扉】

世界一周チュニジア旅行5

【小さなものはお土産としても人気の伝統的な鳥かご】



シディブサイドの後に急いでカルタゴもまわってきたのですが、その写真はまた旅の写真に載せます。一日中シディブサイドにいたほうが楽しめた気がするなあ。

 

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138日目
宿泊地 :
チュニス / チュニジア
移動 : マルセイユ → チュニス(23.5h)
【前日16:00~15:30(フェリー)】

 

マルセイユからフェリーで約24時間、アフリカ大陸へ上陸!

 

強風で海が荒れていたということもあるけど、フィンランドからエストニアへのフェリーでは船酔いしかけたのでおびえていたのですが、海も穏やかでチュニジア人の乗組員(CTNのフェリーに乗りました)も皆フレンドリーだったので、快適に過ごすことができました。部屋は一番安いトイレなしのベッドが二段になった広さ2.5畳ほどの4人部屋。トイレは外にあるし全然問題ないやと思っていたのですが、最初通された部屋(チケットにある部屋番号とは違う)にはすでに先客が3人おり、そしてあの匂いが充満していました。

こりゃ大問題だ。そう思いすぐに近くにいたクルーに相談。

 

 

「ほらちょっと見てよ。これ違うでしょ?予約するときにわざわざここ頼んだんだからこっちに案内しておくれよ。」

とか

「ちょっと頭痛が・・。」

 

とか言ってみたのですが、大丈夫だって☆と笑顔で返されてしまう。もう面倒だと思い正直に、


「ちょっと匂いがつらいので部屋をかえてちょうだい。」


とストレートにお願いしたところ、すぐに他のコンパートメントへと案内してくれました。危ないところだった・・。
この日のフェリーは空いていて使っていない部屋がたくさんあったので融通がきいたようでした。よかった。

 

世界一周チュニジア旅行1

【フレンドリーで優しかったフェリーのクルー】

 

さて、アフリカ最初の国はチュニジア。

当初アフリカをまわる予定はなかったため、ほとんど情報がなくビックリしたのですが、チュニジアの人はこれまで訪れたどの国の人よりもフレンドリーです。インフォーメンションセンターでもらった地図を片手に宿を探していたのですが、そうやって歩いていると女性や小さな子供まで、いろんな人が、

 

「どうしたの?どこ探してるの?」

 

と声をかけてきてくれます。小学生くらいの男の子はすれ違うときに挨拶してくれたのですが、その後わざわざ追いかけてきてくれ、メディナへ向かっているよと伝えたところ地図を見て、

 

「合ってるよ!そのまま真っ直ぐね。」

 

と言い、また去っていきました。とても人のあたたかい国です。

 

以前、同じアラブ系の人々が住むトルコを旅したときにもあまりのフレンドリーさに衝撃を受けましたが、トルコをも凌ぐ勢いのフレンドリーさと親切さです。理由はよくわからないのですが、とても親日家が多いように感じます。

 

そしてこれも予期していたものと違ったのですが、チュニジアはものすごく治安が良いです。ヨーロッパの大都市よりも断然治安は良く感じます。警察官もいたるところに立っていますし、「日本以上に治安はいいかも」というネットで目にした情報も、あながち嘘ではないかもしれません。

 

世界一周チュニジア旅行2

【チュニジア上陸 ガラッと雰囲気が変わり刺激がいっぱい!その皮はもしや手作り?】

 

あともう一つ予想と違っていたことがあります。それは寒いこと。

 

昼は日差しが強いので多少暑くさえ感じるのですが、夕方から翌朝にかけてはかなり冷え込みます。平均気温は冬の東京と同程度のようですが、一日の気温差が大きい分、その時間帯は日本以上に寒く感じます。
冬が長く寒いヨーロッパと違い暖房設備も整っていないから、宿がまた寒いんだよね。泊まった安宿はお湯という名前の水が出る始末。しかも利用時間は早朝の一時間のみ。寒いって!

 

そんな宿ですが、夕食・朝食つきなのは嬉しかった。チュニジアは安宿でも朝食付きのところが多いようです。今夜は夕飯でクスクスというチュニジア料理(米粒のようなパスタ)を食べたのですが、なかなかおいしかった!

 

なんとなく来てみたチュニジアですが、思いのほか楽しめそうです。

 

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137日目
宿泊地 :フェリー (
フランス,チュニジア)
移動 : マルセイユ → チュニス(23.5h)
【16:00~翌日15:30(フェリー)】

 

マルセイユからは週に2,3便、チュニジアのチュニス行きのフェリーが出ています。フランスへ出稼ぎに行っている人も多く利用しているラインのようで、冬季でも運行されています。フェリーはフランスのSNCMとチュニジアのCTNがありますが、どちらのチケットもSNCMで予約・購入することになります。

SNCMのサイトでは15日以上前に予約す必要がありますが、それ間に合わなくとも電話やメール、もしくは現地のオフィスで予約することも可能です。マルセイユのオフィスはチュニジア・アルジェリア方面行きフェリーポートのすぐ近くにあるので、そのあたりで人に聞けばおしえてもらえると思います。



ヨーロッパの旅もひとまず今日でおしまい(アフリカ周遊のあとに南米への移動のために戻ってきます)。そこで、ヨーロッパでかかった費用をまとめてみました。【リンク】


円高で得した部分も1~2割ありますが、正直ここまで安くヨーロッパをまわれるとは思っていませんでした。食費と交通費と宿泊費、それぞれ超適当にまとめてみました。



ヨーロッパ 23ヶ国 62日間


1.食費 約39,000円

これはひたすら自炊です。冷たいサンドウィッチをどれだけ食べたことか・・。外食中心でいけば、かるくこの2~3倍はいってしまうと思います。自炊(と言うかサンドウィッチ)用に持ち歩いていた荷物にはこんなものがあります【リンク】。自炊の面倒さよりも、この重さが堪えました。

旅をするのであれば現地の食も楽しみたいところですけど、優先順位をつけヨーロッパの食はカットしました。浮かせた分で一つでも多くの町を見に行ってみたいと思います。
ちなみにこの食費のうち、1~2割がビール代です。



2.交通費 約75,000円 ※マルセイユからチュニスのフェリー代は除く

ここが計画の半分以下におさまったのが大きかったです。バスと列車、料金にけっこうな差がある(列車のほうが高いことが多いです)こともあるのでどちらも抵抗なく使えることが前提になりますが、ユーレイルパスなどのパスを買うことは、安い旅を目指すのであればあまり良い選択とは思えませんでした。地域をしぼり、相当効率的に多くの都市をまわらなければ、おそらく元をとるのは難しいです。
個人的にはバスのほうが楽(着いたら起こしてもらえるから)なうえに安全【リンク】なように感じていたので、好んで使うようにしていました。

ヨーロッパでは国際学生証があれば2割ほど乗車賃が安くなるものもあるので、学生さんならもっと安くまわれることができると思います。国際学生証は社会人でも経歴を詐称して正規のものを作れるところがありますが、個人的にはおすすめしないです。だって、日本をそのようにして旅している外国人がいたら、何か嫌じゃないですか?



3.宿泊費 約69,000円

ヨーロッパではこのようなサイトを利用すると、かなり安い宿を見つけることができます【リンク】。ただしこれらのほとんどがホテルではなくホステルなので、優雅な旅をしたい方にはおすすめできません。ハイシーズンであれば宿代ももっと高くなったと思います。

あと、宿代を抑えるコツは夜行移動ですかね。体力さえあれば、宿代を浮かせた上で時間を効率的につかった移動ができるのでおすすめです。この旅では4日間に3度の夜行移動をしたことがありますが、ちょっとつらかったです。夜行移動のあとは最低でも1,2日はゆっくりしたいです。


4.一日あたりの生活費(食+宿) 1,938円

貧乏旅行ならば、一日2,000~2,500円くらいが目安でしょうか。



ヨーロッパはバルカン半島が一番おもしろかったなあ。
アフリカでも多くを感じ考えられる旅ができればと思います。
それでは行ってきます。

 

 

世界一周フランス旅行9

【CTNのフェリーで地中海をわたりました。この日は調子が悪く使えなかったのですが、船内はWiFiでネットもつなげます。】

 

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136日目
宿泊地 :
マルセイユ / フランス
移動 : ニース → マルセイユ(2.5h)
【10:00~12:30(列車)】

 

昨日の夜中に明日ヨーロッパを発つことを決心したので、今日は早起きして荷造り。

ニースで泊まっていたユースホステルは一泊€14.5と、バックパッカーにとっては魅力的な料金設定だったですが、各地で冬休みが始まっているようで宿泊客が多く、居心地はと言うといまいちでした。6~8畳ほどの狭いドミトリールームには二段ベッドが4つ。しかも満員。座る場所もないし寝ている人がいると動きづらいし、このホステルの部屋が満室なせいか頻繁にブレーカーが上がってしまうしキッチンは使えなくなっているし、もうただ寝るだけの場所でした。


そんな息苦しいニースの宿を出て、チュニジア行きのフェリーが出ているらしいマルセイユへと向かいました。当初の予定ではフィンランドからギリシャまで南下してそこからフェリーでアフリカ大陸へ渡る予定だったのですが、トーマスクックの時刻表(フェリーもちょこっと載っている)によると冬季はこのラインがほとんど出ていないようだったので予定を変更し、訪れる予定のなかったイタリア・フランスへとやってきたわけでした。


結果的には費用はかさんだものの、西欧の都市の雰囲気を感じることができとてもよかったと思えています。そのおかげで、東欧・中欧の旅も少し深められたように思うので。比較ができますからね。


私は興味のあるものが見つかった場合、それだけを見続けるのでなく、できる限り似たものに多く触れてみたいと言う考えを持っています。一つのものを見続けているだけでは、そのものが持つ魅力を引き出せないように思うんですよね。せっかく興味を惹かれるものに出会えたのであれば、それを多角的に見ることのできる視点を獲得し、その全てを堪能したいじゃないですか。
そういった考えがあることもあって、かなり駆け足ですが多くの国・地域を訪れたいと思っています。


これもしっかりと調べておくべきだったのですが、列車が高かった・・。新幹線よりも速いというきれいでお高いTGVなんかには別に乗りたくなかったんだけどなぁ・・。快適だったけど。
バスで行けばおそらく半額程度ですんだのではないかと思います。ヨーロッパをうまく節約してまわりましたが、最後の最後にどどどっと出費がかさんでしましました。どうやら気が弛んでいるようでしたし、ヨーロッパを離れるのも丁度いい時期だったのかもしれません。

世界一周フランス旅行7

【TGVの障害者用乗車口 バリアフリーが行き届いているね!】



マルセイユの町はニースと比べるとかなり移民が多いようでした。マルセイユの郊外には移民のゲットーも多く存在しているようですが、フランスの移民の失業率は高いことで有名なので、そのこともあって治安も悪くなっているもかもしれません。

フランスの失業率は日本のほぼ倍の10%ですが、移民の失業率はさらにその倍はあるそうです。労働力確保のために移民の受け入れを検討している日本ですが、その場しのぎのマンパワーの補充としてだけの受け入れは避けてほしいです。業界と基準を制限し、ブルーカラー労働に集中させないことが重要かと思います。いまだに年功序列や日本人優位の慣習を持つ古い日本の会社組織では、ホワイトカラー層の人材を外から呼び込めないような気もしますが。



大きな町なのでできれば何日か滞在しゆっくりと見てまわりたいという思いも多少あったのですが、フェリーのチケットが予定(思いつき)通り明日の便でとれたので、港付近をふらふらっと歩いた程度で離れることになってしまいました。

あくまで初日のみの簡単な印象ですが、個人的にはあまり興味をひかれない街だったので、どうせならばニースをもう少し楽しんでからニース寄りの港からチュニジアに向かえば良かったかなと思いました。だってニース良いんだもん。

世界一周フランス旅行8

【マルセイユ駅前の階段】
 

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135日目
宿泊地 :
ニース / フランス
移動 : なし

 

ニースには日本でも人気の高いマティスとシャガールそれぞれの美術館があります。

芸術家の好む町は自然と近代的な雰囲気が調和していて良いですよね。偏っていないから、そのときの気分で自分の好きなように雰囲気を感じることができるように思います。
旅をしながら多くの町を見ていると、自分に合っている町というのはどんなもんかなということを考えることがあるのですが、ニースはかなり私の理想に近い町でした。

自然が多く田舎にもなれて、大都市も近く経済都市にもなれて、歴史があって観光都市にもなれて、それでもどこにも偏らず、強いて言うのであればその余裕の増幅に注力しているような、そういう微妙なバランスのとれた余裕のある町が好きです。こういう場所に住みたいなぁ。日本なら鎌倉かな。


世界一周フランス4旅行

【マティス美術館 公園の緑とゲートボールしているおじいさんたちの和やかな雰囲気にとても合っています】


予定ではマティス美術館とシャガール美術館の2つの美術館をまわりたかったのですが、天気が良かったものでついつい歩いていってしまったら(これが2時間くらいかかってしまった・・)、シャガール美術館に着くころには閉館時刻になってしまいました。

正直なところシャガールの絵にあまり興味を惹かれたことがなかったですし、晩年のマティスの作品の明るくカラフルな色調も楽しめたのまあいっかと思っていたのですが、旅友達の言葉を聞いてからとても惜しく感じるようになってしまいました。

その方もそれほどシャガールが好きだったわけではないらしいのですが、この美術館を訪れてから興味を持つようになったとか。行き当たりばったりの旅をすることが夢だったのですが、それでももう少し計画性を持って動いたほうがいいかもな。予定に縛られていないと頭が自由になってより旅を楽しめる気がするんですよね。だからついついこうして思いつきで進んでします。まあ、面倒ってのもあるんですけど。


実際にどうにかなってはいるのですが、このあやしい成功体験が、後々大きな失敗を招きそうで少し心配でもあります。成功から教訓を得るのは難しいですからねえ。その点、失敗はとても貴重です。



今日はそんなことがあったからかもしれませんが、この日は夜中にずっとこの先のルートのことを考えていました。なんとなく北アフリカへわたろうと思っていたものの、具体的な時期やルートを決めてなかったんですよね。
もう目の前にいるのに。ニースは好きな町だったのでもう少し滞在しようと帰りには食料品も買ってしまっていたのですが、明日の早朝にマルセイユに向け出発することにしました。フェリーのチケットも取っていないんですけどね。

まあ、どうにかなるでしょう、きっと。

世界一周フランス5旅行

【ニースの夕焼け】

 

 

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134日目
宿泊地 :
ニース / フランス
移動 : ニース → モナコ(0.7h) → ニース(1h)
【11:00~11:40(バス),16:30~17:30(バス)】

 

ニースから市バスで40分(€1)で、世界で二番目に小さな国であるモナコへ行くことができます。

私はF1のことをまったく知らないんですけど、この国の道路がそのままレースコースになるんですってね。へー。ここからコースが眺められるよと聞いて見にいってみたものの、よく分からなかったです。

 

世界一周フランス・モナコ旅行1

【丘の上から見たモナコ 好きな人にはわかるんでしょうか?】


とてもリッチなイメージのあるモナコですが、期待を裏切らずお金持っていそうな人や車を多く目にしました。

 

世界一周フランス・モナコ旅行2

【野外に公共のエレベーターやエスカレーターが!】


歩いて横切れてしまうくらい小さな国ですが、建物の密集具合はすごかったです。

 

世界一周フランス・モナコ旅行3

【狭い土地にぎっしり並ぶマンション】



モナコで感じたことがあまりなく、書くことがないので宿の話を少々。
ヨーロッパではアジアなどとは違い、下調べなしで安宿を探すのが難しいです。ガイドブックを持っていない国も多いし、持っていてもそれに載っている宿があまりや少ないのでいまいち使えません。

ここで活躍するのがインターネットです。
あったらいいなー、なんて思うサイトは大概あるからすごいですよね。ウェブ上で安宿を検索、比較し、予約できてしまうサイトがいくつかあるので、これを利用するとかなり安くヨーロッパを旅することができます。登録されている宿や支払い方法に若干違いがあるので、一つのサイトだけでなく、いくつかチェックしておくと尚良いと思います。


私は極度の方向音痴なのに加え予定を縛られるのが嫌なので宿を予約するのは好きではないのですが、これらのサイトを利用すると割引になることが多いということを知ってからは、必ず使うようにしています。

そういうルールがあるのだと思うのですが、直接宿に行き宿泊する場合の料金と同じかそれ以下に設定されています。半額になるような宿もあったので要チェックです。泊まっている宿でもこれらのサイトに登録している場合があるので、ネットでチェックし翌日から割引料金で宿泊することも可能です。


Hostel bookers

Booking feeが無料。宿泊数が少ないときには割安感があります。


Hostel World

宿の登録数が多い。feeはあるもののそれでも他サイトより割安な宿を見つけられることも。


GOMIO.COM

当日でも予約可能なのが嬉しい。予約していないから通常料金といわれた後、これで予約して出直し割引料金で宿泊できたことも。


Hostels.com

予備。ここから予約したことはないです。
 

 

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133日目
宿泊地 :
ニース / フランス
移動 : なし

 

昨日はついた時間が遅かったので、実質今日がニースでの初日。新しい町に着いたらまずは何か特定のものを見るわけでもなく、徹底的に歩き回るようにしているので今日も行ってきました。


まず目に飛び込んだのは地中海。宿のワンブロックほど進んだらもう海岸でした。アドリア海もそうだったけど、青が濃くて本当にきれい。海岸沿いの道には多くのベンチが設置されているため、そこで読書したり昼寝をしたりしている人の姿が見られました。平和だなぁ。

 

世界一周フランス旅行6

【ニースの海岸沿いの岩壁】


ここニースは芸術家にも愛された町らしく、市内にはいくつか有名な美術館があります。当初はマティス美術館とシャガール美術館に寄れれば良いかなと考えて いたのですが、散歩途中に見つけた近代・現代美術館の外観がとてもきれいだったので、そのまま誘われて中に入ってしまいました。入館料を尋ねてみるとなん と無料だとのこと。冬季だからですかねぇ。

この美術館は外観だけでなく中のつくりも独特で、一つのフロアが中をくり貫かれた多角形状のものになっており、それをぐるっとまわって進んでいくように なっています。光が内からも外からも入ってくるので明るく温かく、一般的な暗くて無機質な美術館とは違った雰囲気になっていました。作品も大きなものや抽 象的で大胆なものが多かったので、その雰囲気と相まってより入り込んで楽しめたように思います。
野外にも作品があるため屋上にあがれるのですが、そこから眺めるニースの街並みもまたきれいでした。

 

世界一周フランス旅行2

【美術館のわたり廊下 2階3階は撮影OK】



この日一番印象に残ったのは「イヴ・クライン」という芸術家。徹底的に青にこだわり、美しい青い色の作品を多く残した人です。彼の用いていた青は、黄金よ りも高貴な青、クライン・ブルーとも呼ばれているそうで特許も認定されているそうです。絵の具の色でもあるそうです。この青が濃くて深いのに透き通ったよ うに見えてとんでもなくきれいなんです。青好き(特に濃い青)の私にはたまらない作品でした。

世界一周フランス旅行3

【真っ青の作品もきれいでした】



そんな海も美術も美しいニースですが、一つ非常に美しくないものがありました。それは歩道です。きっとリッチな人が多いからですかね、犬を連れているおば さまがとても多いのですが、みな糞を片付けないんですよね。一日にかるく数十は目にします。見たくないけど、常に足元を見ていないと踏んでしまうので、つ ねに犬の犬の糞を眺めながら歩いていました。また踏みにじられている糞が多いんだわ、これが。これがなければもっときれいな街になるのにな。

道に溢れる糞を見て、中世のパリの話を思い出しました。

 

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132日目
宿泊地 :
ニース / フランス
移動 : ミラノ → ヴァンテミリア(4h) → ニース(1h)
【11:10~15:07,16:55~17:00(列車)】

 

フランスへ入国!は、スムーズにいきませんでした。ヴェネチアから直通列車で行けるはずだったのに・・・。
よく聞く話だけど、どうやらまたストライキしているそうです。ストライキが盛んな国だなぁ。


ところでフランスには週35時間労働法というものが存在しているのをご存知でしょうか。例外はあるものの、その名の通り週35時間労働を法で規定しているものです。なんて羨ましいんだろう。日本人はかるくこの倍は働いているよなぁ。しかも大半が無給で。
フランスの場合は失業率が高いのでその対策としての側面もあると思いますが、何にしても労働時間をこれくらいで抑えることができたら、人生をもっと楽しむことができそうな気がしてなりません。


日本も適度に経済活動にけじめをつけてくれいないものかなぁ。私は個人的にコンビニが嫌いなので、まずそれを規制してもらいたいです。あれはだらしがないような感じがしてどうも好きになれない・・。典型的な擁護派は夜間労働者の例を挙げたりしますが、コンビニで売っているものくらいであれば計画的に買い物しておけばどうにかできるので、それを聞くたび余計にだらしがなく感じてしまってならないです。

東南アジアにもコンビニを経営する日本企業が進出して多くの店舗をつくっていますが、日本と同じようになってしまうのかと、見ていて少し悲しく感じました。別に夜閉まっていてもいいじゃん。まああればあったで便利なのは確かなんですけどね。



とりあえずストライキの影響でフランスの列車はほとんど止まっているということなので、イタリア側の国境ヴァンテミリアで列車はストップ。ここからバスで行けという話だったけれど、駅員に聞いたら走っている列車もあるのでそれに乗ればニースに行けるとの情報が。駅で1時間ほど待ち、無事ニースへ辿り着くことができました。宿で会った人の中にはヴァンテミリアで一泊する羽目になったという人もいたし、乗換えがうまくいったのは本当にラッキーでした。

この列車では、ものの数分のうちにモナコに出入国しました。なんて小さな国なんだ。


 

世界一周フランス旅行1

【ヴァンテミリア駅前 地中海沿いの町は明るい!】
 

 

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131日目
宿泊地 :
ミラノ / イタリア
移動 : なし

 

ついにヨーロッパのサッカーを生で観ることができたよ!!!

試合はUEFAカップのACミラン対ヴォルフスブルク。昨季まで浦和にいた長谷部も見ることができてラッキーでした。後半途中で交代してしまったけど、いいディフェンスしていました。
ヴォルフスブルク移籍の噂がある大久保も来てたりして。ボールをつなぐのがうまいMFと大きくてキープ力のあるFWがいたけど、その後ボールを出す場所がなかったら、大久保みたいな早くて飛び出しのうまいFWがいたら生きそうな気がしました。

世界一周イタリア旅行6

【サンシーロ コートが近い!】

世界一周イタリア旅行7

【練習もこんな近くで見れちゃいます】

世界一周イタリア旅行8

【コーナーキック】



それにしてもボールタッチがすさまじかったなぁ。なんて柔らかさなんだろう。特にパトとシェフチェンコがすごかった。スペインでも観に行きたいな。

世界一周イタリア旅行9

【パトゴール! ゴール裏はゴールシーンが近くで見れて嬉しい!】

世界一周イタリア旅行10

【お疲れ様でした!】



知らなかったのですが、ミラノには黒人がとても多いですね。代表に一人も見られないということは、みなただの出稼ぎ労働者と言うことでしょうか。市民権を得られないのかな?
ミラノに着いたときには駅の雰囲気の悪さに驚きました。オシャレの街とは思えぬほど暗く、悪そうな人たちがたむろしていたりホームレスがそこかしこで寝ていたりと、これまでまわってきたヨーロッパの国の駅の中では最も雰囲気が悪く感じました。


日本でもそうですが、田舎と比べると都会のほうがホームレスが多いですね。田舎だと家族や地域とつながりを保てている場合が多いから、セーフティーネットからこぼれ落ちないのでしょうかね。家族がもっとも強力なネットですからね。
正直なところ地域のつながりなんかは疎ましく感じることも少なくないけど、都会のこうした全てからつながりを断たれてしまった(もしくは断ってしまった)人を見ると、それらの大切さを実感します。まあでも田舎育ちだからよく分かるけど、近隣から家族のように監視されるようなあの感覚はどうも好きになれないんだよな・・。

 

 

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130日目
宿泊地 :
ミラノ / イタリア
移動 : リュブリャーナ → ヴェネチア(5.5h) → ミラノ(4h)
【5:10~10:40(列車),15:15~19:15(列車)】

 

物価が一気に二倍くらいになったように感じます。高いなあ・・。


イタリア最初の訪問都市はヴェネチア!
ニュースからも冠水被害がかなり深刻だという情報は得ていたのですが、実際に見てみたヴェネチアは、人が住める街ではなかったです。冠水している今だけかもしれませんが、そう感じました。

世界一周イタリア旅行

【ところどころに置かれた台 冠水時にはこの上を通ります。】

世界一周イタリア旅行2

【このあたりのお店は入店するの難しいね。】

世界一周イタリア旅行3

【陸と川の高さが変わらないや。】

世界一周イタリア旅行4

【でもまあなんてもきれい街だろう。】




これも地球温暖化の影響ですかね。こうして世界的な文化遺産が被害を受けたり消えていってしまうのは、とても大きな損害だと思います。残念ですね。日本人に最も人気のある世界遺産マチュピチュにも修復不能なひびが発見されてるらしいですよ。ペルー政府に観光の受け入れ停止と修繕を提言している団体もあるそうですが、ペルー政府は拒否しているらしいです。観光収入はバカになりませんからね。

ピラミッドも修復が必要であるという話も聞いたことがあります。その記事には100年近く要するって書いてあったけど、そんな長期間ピラミッドが見れないなんてことになったらエジプトも大変だよね。というか、そんなかかっちゃうならやらないよね。


自然だけでなく、文化遺産もこうして失われていくんですね。こういうの目にすると、地球がかなりまずいことになっているように感じてしまいます。
ちなみにヨーロッパではスーパーでもビニール袋が有料のところがほとんどです。日本もこういうとこを企業の自主性に任せるのでなく、法的に規制してしまえばいいのに。そうすれば新たなお金の流れもできるのだし。こうした環境対策の規制は一見庶民の負担になるようにも見えますが、徹底してやれば経済にも良い刺激と流れを与えられる可能性があるように感じのだけれどどうでしょう。
人と同じですね。枯れるのを分かっていて同じこと続けていたらいつか必ず終わるのだから、早くから自分で行き止まりを定めて方向転換しないといけないね。


そんなことを思うとき、様々な規制を潜り抜け進化を続ける風俗業界に並々ならぬ力強さを感じます。


 

世界一周イタリア旅行5

【サンマルコ広場も水浸し】

 

 

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129日目
宿泊地 :
リュブリャーナ駅 / スロヴェニア
移動 : ブレッド湖 → リュブリャーナ(1.3h) → ヴェネチア(5.5h)
【11:30~12:50(バス),翌日5:10~翌日10:40(列車)】

 

今朝はなんだか頭がボーっとしていたので何も調べず(いつものことだけど)チェックアウトし、ヴェネチアに向かうべくそのままバスでリュブリャーナへ移動。

リュブリャーナからヴェネチアまではそれほど遠くないし、お昼くらいに着けばバスか列車があるでしょうと考えていたのですが甘かった。バスは早朝、列車は深夜2時半発のものしかありませんでした。リュブリャーナはもうすでに見たし、荷物もあるし、なぜか今日は異様に体がだるいし、大して考えずに13時間待つかなと決め待合室へ移動。

もう時間の感覚がおかしくなっていますね。6時間以内なら短いと感じるし、10時間でも本があれば問題ないし、20時間くらいなら寝れるから短く感じるし、待つことにストレスを感じなくなっています。待つことと言うか、時間に追われることになのかな、正確に言うと。追ってくるものがないからね。ちょっと日常を離れるだけど、結構ゆとりを持って生活できるようになるもんですね。きっとみんなそうです。


そんなこんなでひたすらリュブリャーナ駅の待合室(電源もとれネットもつなげる)にいたのですが、ここで日本人の大学生に会いました。イタリアとフランスの情報がほとんどなかったので、ちょっとでもいいからガイドブック見たいなあと思っていたところ、運よく彼はそれらのガイドブックを持っていて見せてくれました。のみならず、訪問し終えた都市の部分をビリバリッと引きちぎってプレゼントしてくれました。なんてこった。ありがたや。彼は芸術を専攻しているそうですが、芯がしっかりしていてかっこよかったです。いい人生を送りそう。

彼と飲んだ水(ビール)がおいしかった!いやー、久々に日本人と飲みながら喋るとおもしろいね!おかげで待ち時間もより短く感じました。本当にありがとう!

世界一周スロベニア旅行

【リュブリャーナ城から】

世界一周スロベニア旅行

【三本橋 休日だったのでこのあたりは賑わっていました】



さてこの待合室ですが、夜の10時になると閉まっちゃうみたいです。列車が遅い時間にあるんだということを伝えたら閉めずにおいてくれたものの、この時間に暖房はストップ。しかもハンガリーのブダペスト発のこの列車は3時間も遅れて到着してその間かなり寒い思いをさせてもらいました。上着を総動員し、さらに寝袋にくるまりじっと耐え続けました。上は計6枚、下もズボンを3枚重ねて着ているのにそれでも寒かったからねぇ。結局16時間を狭く暗い部屋で待ちました。


寒いってつらいね、本当に。
早く地中海沿いの町に行きたいわ。
 

 

 

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128日目
宿泊地 :
ブレッド湖 / スロヴェニア
移動 : なし

 

ああああ、寒い!妙に冷えると思い外を見てみたら雪が降っていました。けど雪の中の散歩も悪くないかな。

 

世界一周スロベニア旅行

【雪と霧で真っ白のブレッド湖 傘は持っていないので、帽子をかぶり湖畔を一周。山の寒さは新鮮な感じがして気持ち良い!】

 

世界一周スロベニア旅行

【青いのが少しわかるかな? 晴れの日には石灰大地特有の青い湖面が美しく広がります】

 

世界一周スロベニア旅行

【湖にうかぶのは聖マリア教会】


石灰大地の広がるスロベニアでは、世界遺産に登録されている巨大な鍾乳洞も見られます。行かなかったけど。このブレッド湖もそうですが、中国の黄山や九賽溝、ベトナムのハロン湾、トルコのカッパドキアなど、石灰大地には奇妙で美しい地形が見られることが多く、その地域の観光の目玉となっていることがままあります。そんな魅力的な景色のもととなる石灰ですが、アルバニアの南部にはかなり多くの石灰岩が見られました。観光とはまったく結び付けられてはいないけれど、移動途中の山では、青や緑色のきれいな川を見ることができるんですよね。山にも木が多くて窓の外を眺めているのが楽しかった。アルバニアの自然は本当にきれいです。スロベニア関係ないけど。


物価の高い先進国(イタリア・フランス)への入国を目の前にし、物価が安く人も素朴で温かかったアルバニアをノスタルジックに思い出してしまうよ。財布の紐を引きちぎれて開かなくなるくらいおもっきり締めて臨むとしようじゃないか!

世界一周スロベニア旅行

【物価高におびえ思い出したアルバニアの山】

 

 

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127日目
宿泊地 :
ブレッド湖 / スロヴェニア
移動 : サラエヴォ → ザグレブ(9.5),ザグレブ →
リュブリャーナ(2.3h),リュブリャーナ → ブレッド湖(1.3h)
【前日21:20~6:50(列車),9:44~12:05(列車),15:00~16:20(バス)】

 

首都3都市をはしご。
地方の観光地を見るだと、その国らしさを感じるのが難しいので、少しだけでもと思いサラエボからブレッド湖に向かう途中、二つの首都に寄ってきました。


ザグレブの駅では現地通貨がなければ荷物を預けることができないようだったので、体の前後に荷物を背負ったまま早足で街を駆け抜けてきました。新しい町に着いたときには、まず概観を把握するために5kmくらい歩くのですが、大きいほうの荷物もあるとちょっとつらい。

ヨーロッパに入ってから荷物が重くなった気がするなぁ・・。
原因のひとつは食料品かな。ヨーロッパでは食費の節約のためにスーパーで食料品を買って自炊しているのですが、常に携帯しているものはいくつかあります。こいつらだけで2~3kgあるんじゃないかと思うのですが、便利なので持たないわけにはいかないんですよね。どういったものかというとこんなものです。


1.マイマヨネーズ・・・アーメン。我が哀れなサンドウィッチたちにご慈悲を・・。まさに自炊界の免罪符!弱点の見つからない優等生であり、マイ食材の中の委員長的存在!

2.マイマスタード・・・退屈な毎日にピリッとした味付けを。ビールとの相性も◎。トップには向かないが二番手には持って来いの副委員長!

3.マイジャム・・・低血圧のつらい朝にはおはようの甘い口づけを。朝食のコーヒーの隣には常に彼女の姿が。みんなのマドンナ的存在!

4.マイ食パン・・・さあ皆さん、懺悔の時間です。この教会をつかさどる私に全てを打ち明け、そして全てを捧げるのです!目覚めよ!!!
これがなくちゃ始まらない、全ては彼で起こっていることなのです。教祖的(大きくてジャマな)荷物!

5.マイソース・・・やってらんねーぜ!もう全部めちゃくちゃにしてやんよ!!なんかよく分からないけどぐっちゃぐちゃ空き放題使うと意外とおいしい、瓶に入った(なぜか瓶が多いよね)いかついアウトロー!




このほかにもインスタントコーヒーやチーズ、インスタント麺などを持ち運んでいます。重いけどヨーロッパだけの辛抱だ!

世界一周クロアチア旅行

【聖マルコ教会 もちろんケーブルカーでなく徒歩で行きました。つらかった・・。】


 

世界一周クロアチア旅行

【聖母被昇天大聖堂 なんか名前が神々していいね。まさに召される感じですかね。】

 

 

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126日目
宿泊地 :
バス車中(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ,クロアチア)
移動 : サラエヴォ → ザグレブ(9.5h)
【21:20~翌日6:50(列車)】

 

なんか今だに何かいやな苦々しさと共に思い出されるのですが・・・。 

サラエボに到着したとき、バスターミナルでプライベートルームの客引きをしていたおばあさんに出会ったのですが、サラエボ滞在中そのおばあさんとは毎日顔を合わすことに。最初の印象はきれいで若いおばあさんだなといったところで、とても良いものだったのですが・・。 

一度目はバスターミナル。二度目は散歩中に。三度目はリーさんと夕飯後のお茶をしにいくときにカフェで。四度目がおかしな約束をしてしまったとき。最後がサラエボを離れるときと、4日間で計5回遭遇しました。  



ちょっと面倒なので説明を省きますが、とりあえずそのおばあさんに気に入られてしまいました。最初は頬にキスをするのもこっちの挨拶だと思っていたのでそんなもんかと何も感じなかったのですが、次第にボディタッチが増えてきたり、「I love you.」とか言ってみたりと、ちょっとおかしな感じになってきました。ここまでであれば、あらまあ嬉しいことを、で終わりなのですが、三度目に会ったときくらいからだんだんと発言がエスカレートしてきてしまって・・・。

ちょっとここに書けないようなことを要求されたり提案されたりと、過激なアプローチを受けるようになってきました。リーさんといたときはまだ笑ってごまかすことができたのですが、一人になると笑えなくなってきます。気持ち悪いよって思ってしまうくらいのこと言うから・・。
 

なのでできればあまり顔を合わせたくなかったのですが、三度目に会ったときに安くて上手な美容院を紹介してもらう(そのおばあさんがオシャレだったので信用できるかと)約束をしていたので、リーさんがベオグラードに向かうために別れて一人になった日に、おばあさんと街中で待ち合わせをすることになってしまいました。本当は約束を反故して逃げたかったのですが、小さな町だし、自分から頼んだことだしそういうわけにもいかず・・。
とりあえず行ってみたものの、相変わらず積極的で手をにぎにぎしてきたり腕を組もうとしたりしてくるので、もう限界だと思いサラエボを発つ時間を変えて時間がなくなったからすぐに行かないと!とごまかして逃げました。


ちなみに連れて行ってくれた美容院には白い服を着たおじさんが立っていました。まあ簡単に言うと床屋でした。さすがにこれは・・と思い、その後に若くてきれいなお姉さんのいるお店を探し、そこで切ってもらいました。髪質が違うのでちょっと心配だったのですが、とても上手でまったく問題なし!500円ですっきりしました。安いです。


 この日は夜に夜行列車で移動だったので駅に向かったのですが、また会ってしまった・・。
当たり前のように隣に座られ、今日は他の女の人と話をしなかったかなど意味のわからない尋問をされ、結局列車のくる3時間後まで一緒でした。おばあさんは何度か仕事のために席を立ったのですが、そのときも「他の人とは話をしないように!ここで待っているように!」と厳しく注意(守ってないけど)してくれます。そして戻ってくるときには必ず何か食べ物を持ってきて食べさせてくれるんですよね。食べさせるってあーんってな感じで口に詰め込まれるんですが・・。バナナとか。苦しいからやめてね。


彼女は出発直前まで列車の席にまで一緒にきてくれました。もう一人にしてちょうだいよと思ってたけど。

こうやって書いていると嫌悪感を抱いている私のほうがちょっと困った人のように思われるかもしれませんが、言うことがいやらしくて本当に嫌だったんです。
そのあたりは想像におまかせしますが、あの言葉や仕草を思い出すと、そのたびに心が重くなってくるのでした。
まあ、良い思い出なんですかね。

世界一周ボスニア旅行

 【入るのにちょっと勇気のいた美容院 ひげと長髪のバックパッカーにはなりたくないの!】

 

 

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125日目
宿泊地 :
サラエヴォ / ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
移動 : なし

 


1.サラエヴォ事件

サラエボには、第一次世界大戦の引き金となった事件、サラエボ事件の現場となった橋が今でも架かっています。一応観光の目玉の一つのようで、橋の両脇には屋台が出ていました。
当時の領主国であったオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫婦を暗殺した青年がセルビア人であったなどの理由から、セルビア政府に宣戦布告し戦争が始まったのですが、セルビア人曰く、あれはセルビア政府は関係なく、ただオーストリアが攻撃の理由ほしさにこじつけたものだと言っていましたが実際はどうでしょう。

事件の起きた橋はかつてその暗殺者であったプリンツィプ橋と呼ばれていたそうですが、今は名前が変わっています。プリンツィプは良き愛国者とも見られていたそうです。

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行5

【サラエヴォ博物館の外壁にあるプリンツィプの写真】



2.ボスニアの物価は安い!そしてボスニア料理はおいしい!

オスマン朝支配時代の影響もあってか、トルコ料理にとても近いです。これがまたおいしい!ボレックという肉やチーズの入ったパイは絶品です!



3.トレッキングシューズ

ついに靴が壊れました。正確に言うともう1ヶ月前から靴の裏に穴があいて雨の日はぐちゃぐちゃになっていたのだけど、どういった靴を買うか迷っていたため、新調するのがこんなにも遅れてしまいました。
キャンプが趣味のリーさんから強烈にハイカットのトレッキングシューズの購入を勧められ、そのアドバイスに従いサラエボの新市街で買っちゃいました。履き心地いいね!砂利道を歩いても痛くないや!

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行6

【悲惨な姿になっていたアクアソック ゴムのボロキレですね。底が擦れすぎて最後のほうはもう裸足で歩いているよな感覚でした。】



おそらくヨーロッパではここまで物価の安い国にはもう入らないので、必要なものはサラエボで揃えていこうかと思います。円高だし丁度いいや。

 

 

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124日目
宿泊地 :
サラエヴォ / ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
移動 : ドブロヴニク → モスタル(3.5h) → サラエヴォ(2.5h)
【8:00~11:30(バス),15:00~17:30(バス)】

 

ここモスタルにはオスマン朝支配時代に建設された、スタリー・モストという美しい橋があります。当初の目的はその橋やそれと同じ時代につくられた建築物を見ることだったのですが、町に残る戦争の跡に気がついてからは、そちらのほうに興味を奪われました。

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行1

【街のいたるところに弾痕や破壊された建物が残っています】

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行2

【復興が進んでいないため、サラエボよりも戦争の傷跡は目立っていました】



モスタルでは中央を流れるネレトヴァ川を挟み、ムスリム人とクロアチア人の住む地区が分かれているそうです。前者にはイスラム教、後者はキリスト教のカトリックが中心と信仰する宗教も違っているため、川の東側にはモスク、西には教会と、宗教施設もしっかりと分かれています。ボスニア紛争では互いに殺し合いをした彼らですが、現在では表面上は一応落ち着いているそうです。歴史的にも種族間の結婚が珍しいものではなかった関係もあってか、人種や文化の違いは感じられませんでした。

ここまで混ざり合った状態であっても、人種のアイデンティティーというのは争いを生んでしまうんですね。現在は一応落ち着いてはいるものの、ボスニア国内にはセルビア人共和国とボスニア・ヘルツェゴビナ連邦と二つの国が存在する複雑な状況になっているそうで、15年前の紛争の傷跡が消え国政が落ち着くまでには相当の時間を要しそうです。


橋の上にいるときにちょうど正午をまわったのですが、教会の鐘の音が聞こえていたと思ったら、それが終わるとすぐに今度は逆側のモスクからアザーンが流れ始めました。なんだかまるでそれぞれの存在を主張するもののように聞こえ、問題は解決していないんだということを感じさせられました。

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行3

【スタリー・モスト】

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行4

【モスタルの家屋 屋根の造りがおもしろい】

 

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123日目
宿泊地 :
ドブロヴニク / クロアチア
移動 :なし

 

日本人にも大人気のドブロヴニク。有名なものにはやはり理由があるものですね。

魔女の宅急便のモデルになったという噂もある旧市街の白い街並は、透き通った空の青とは調和し、アドリア海の深い青とコントラストをなしていて素晴らしかったです。青好きにはたまらない景色ですね。こりゃチュニスが楽しみだなぁ。

小高い丘に登れば旧市街の全景を眺めることができるのですが、それはコトルで満喫したので今日は街の中から旧市街を堪能しました。小路もどれも味があっておもしろく、端から覗いてみたくなってしまいます。


タイトル見て思い出した。
他の旧ユーゴ国と比べると、クロアチアの人のプライドはとても高く感じます。少し態度がぞんざいと言うか。ボスニアは・・とか、モンテネグロは・・とか、比較で他国を出す人にも短期間にも関わらず何人か会いました。

 

世界一周・クロアチア旅行1

【ドブロヴニク旧市街 と ハト】


 

世界一周・クロアチア旅行2

【建物の間って独特の雰囲気があっておもしろいですよね】


 

世界一周・クロアチア旅行3

【こんなところにカフェが!価格もスペシャルでした。】

 

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122日目
宿泊地 :
ドブロヴニク / クロアチア
移動 : コトル → ドブロヴニク(2.3h)
【16:45~19:00(バス)】

 

モンテネグロのコトルからバスで約2時間、同じくアドリア海沿岸の町、クロアチアのドブロヴニクに到着しました。

ドブロヴニクのバスターミナルでは、ブルガリアから一緒だったリーさんとアルバニアで出会ったトーマスの2人とお別れ(リーさんとはまた二日後に再会しました)。2久々の一人ですが気持ち良い!!なんて解放感なんだろう。


泊まる予定の宿が違ったため二人と別れたのですが、予定していた宿がバスターミナルから少し遠い。既に暗くなっていたし、できればもっと近くでもっと安いところに泊まりたかったので、プライベートルームの客引きが来ないかなと期待しながらバスターミナルで本を読み始めました。

※バルカン半島の国々では自宅を宿として提供しているプライベートルームというものが多く、ツーリストインフォメーションセンターなんかでも紹介してくれます。最初から宿とすることを考えつくられているところもあるので、ユースホステルに劣らぬほど設備が整っていることもあるようですね。ローシーズンは部屋ががら空きなので、こうしてバスターミナルや駅で待っていると、かなーり高い確率で客引きが現われます。




待つこと5分。
来ましたよ!大物が釣れましたよ!!


大物の名前はガーラ。
髪を赤く染めた一見男性にも見えるほど大柄で豪快なおばちゃんです。

家はバスターミナルから徒歩1分。料金も1泊€12とまずます。部屋もかなりきれいだったので、ドブロヴニクの宿はここに決定。
バスターミナルから家の内部を案内するまで間、「My boy.」と頬を何度もペチペチ叩かれました。ええい、やめんか!!とも思ったけど、少年だなんて悪くないわ、と思い直しされるがままペチペチやられ続けました。ペチペチ。


この日は朝からコトルの城壁に登り、アドリア海の眺めを満喫してきました。モンテネグロの国名には黒い山という意味があるそうですが、その名前通り黒い山の素晴らしい景観を眺めることができました。頑張って登った甲斐があった!!

 

世界一周・クロアチア旅行

【コトル 城壁から見た旧市街とアドリア海】

 

世界一周・モンテネグロ旅行

【コトル旧市街の通り】

 

 

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121日目
宿泊地 :
コトル / モンテネグロ
移動 : ティラナ → シュゴダル(2h) → ウルツィニィ(1.5h) → バール(0.8h) → コトル(2h)
【12:00~14:00,14:00~15:30(タクシー),15:30~16:20,16:45~18:45※タクシー以外は全てバス】

 

アルバニアからモンテネグロへ入国!移動途中、山あいからアドリア海と夕日が見えたときには感動しました。きれいだとは聞いていたけれど、ここまできれいとは。海が深い青緑色してるんですよね。なんであんな色になるんだろう。気温もだいぶ上がってきたようで過ごしやすいです。


モンテネグロはセルビアから分離独立した人口60万人ほどの小国です。独立前から早期のEU加盟を目標にしていたらしく、流通通貨はもう長らくユーロをつかっています。加盟の実現は当分先のことになりそうですが。独立したのはいいけれど、観光以外に目立った産業がないのが気になります。独立の賛否を問う国民投票でも45%が反対に票を投じているようですし、国民も経済の先行きに不安を持っているようです。


訪れる国がいずれも独立を経験しているバルカン半島の旧ユーゴ国ですが、もし自分がそれらの国にいたら、独立に賛成しているんだろうなと思いました。例え目に見えるメリットが目の前にないとしても、自分らの足で進んでいくという実感を得られることは大きな意義になるような気がするので。人がそんな風に考えるから争いがなくならないのでしょうが。


そんな独立ですが、小さなことでもいいので何か独立してやってやろうという気にになったとき、人といると不安になりません?なぜですかね、人と一緒にいると、赤信号みんなでわたれば怖くない的な、無根拠な安心感(道からそれようとするときにはこれに不安にさせられる)が得られるのは。根拠がない以上は何の意味もないはずなのにねぇ。親の世代くらいまでなら右に倣えで成功してきた経験もあるのでしょうが、若い層にもそういった感覚があるというのは教育によるものかあるいは本能に近いものなのでしょうか。


考えてみるに、おそらくこの安心感は最初の行動を支えるところからでなく、その後に何か起こった場合、そこ被った責任や苦悩の分散が保証されるというところから生じるのではないかと思いますがどうでしょう。


あの標語は正確に言うのであれば、

「赤信号、みんなでわたって轢かれたなららばその中の誰かなんとかしてくれるかもしれないし、うまくやった人がいたらそれを真似すればいいし、最悪どうにもならなくてもみんな一緒だからつらさもまぎれるよね、だから怖くない!」

ってとこでしょうかね。


思い立ったら何でも試してみて、何か起きたときには自分で責任をとるという訓練を積んでいかないとこういう誘惑から抜け出せないですよね。おそろしや。

モンテネグロ旅行

【国境を越える乗り合いタクシーで一緒だったアルバニアのかわいいおばあちゃん】

 

 

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◆ヨーロッパの旅の費用 詳細を公開しました。


食費はアジア並みに抑えていたようで自分でもびっくり。

浮いた分でアフリカを堪能します!!

http://isshu-sekai.com/cost/


◆ブログ更新

イタリアまでさささっとアップしました。写真もあるのでどうぞ!

http://isshu-sekai.com/blog/

120日目
宿泊地 :
ティラナ / アルバニア
移動 : サランダ → ティラナ(8.3h)
【10:30~18:45(バス)】

 

長らく個人の車の所有を禁止していたというアルバニアですが、その影響もあってか国内の道路整備は遅れているようです。主要都市を結ぶバスでもガタガタの砂利道を通ったりクネクネの山道を走り続けたりと、移動はなかなか面倒。しかも最終バスは行き先はどこであっても18時頃着のものと、朝早くに出て移動しなければ同日中に目的の町に辿り着くのが難しくなってしまうのです。
初日のパルメットという町で泊まったのもそのためです。まあしかし、予定になかったところに寄ることになったものの、観光地では見られないような現地の生活風景にも触れることができたのはラッキーとさえ思っています。

現在はこんな状況ですが、ティラナの宿のオーナーの話によるとこれでも去年に比べると相当良くなったそうです。あと数年すればだいぶ変わると思うよ、とのこと。

世界一周アルバニア旅行

【整備途中の道路】



さてそのアルバニアの交通事情なのですが、なぜか異常にベンツが多い!言い過ぎではなく、目に入る車の半数近くがベンツです。おそらく中古を他国から輸入したのでしょうが、それにしてもこの偏りようは一体何なのでしょうか。

バルカン半島ではイタリアンマフィアと並ぶほどアルバニアのマフィアが有名だということをセルビア人から聞いていたのですが、そういった人らで仕入れのルートを作っているんですかね。他国の盗難車をアルバニア国内で売っているという話も耳にしましたが、真偽のほどは不明です。中古で安いものを求めるってならもっと安い車はいくらでもあるだろうし不自然なんだよなぁ。
ヨーロッパ最貧国とも目されている国にこんなにもベンツが溢れているとは驚きでした。大型車が多いんですよね。ここからさらに輸入して日本でも売れますかね。ぼろっちいけど道端で売りに出されている車が山ほどありました。

世界一周アルバニア旅行

【不自然なほど多いベンツ】

 

 

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119日目
宿泊地 :
サランダ / アルバニア
移動 : パルメット → ギロカスタル(2h) → サランダ(1.3h)
【8:00~10:00,13:45~15:00(バス)】

 

今年はじめにセルビアからの独立を宣言し、一応は国となっているコソボですが、その国の主要民族はここアルバニアの同じアルバニア人です。アメリカや日本など約50カ国の承認を得てはいるものの、セルビア人からするとかなり納得のいかない独立のようです。


セルビアのコソボ地域にアルバニア人が大量に住み始めたのがおよそ300年ほど前の話らしいです。90年代始めの紛争・民族浄化などにより、いまでは構成民族の9割がアルバニア人らしいですが、これで独立運動を起こされるとその国もたまらないなと思いました(しかもコソボはより古い歴史上の理由から、セルビア人にとって特別な思い入れのある地となっています)。民族問題では歴史を理由に独立を求めることもしばしばですが、数百年前に住み始めて今では多数を占めるようになったから・・などという理由で次々と国ができてはたまりません。
旧ユーゴ諸国は次々と独立していきましたが、果たしてそれがその場の充足感に勝る意義を今後もたらすのかどうか気になります。著しい経済の低迷は教育や医療など、原始的な人の営みにも障害をもたらすでしょうし、これを好例ととった独立を求める地域が同様の手段を用い運動を起こすことも考えられますし。武力による制圧や分離独立が表面上の落ち着きをもたらしても、鳥瞰してみたらそれは問題の解決とは言えないように思います。チトー政権時代のユーゴのように、場合によってはうまくやれないわけではないのだから、そちらの道でなんとか好例をつくってほしいものですが、・・難しいですよね。問題を内包している以上、それも解決ではないですし。

こういう問題に触れるたびに、争いはなくらならいものなんだなと、少し寂しいですがそう思ってしまいます。



ところで旅行のガイドブックや口コミ情報を見ていると、本当に頻繁に「某宮崎アニメのモデルとなった○○」といった言葉を目にしますが、この日訪れたギロカスタルのギロカスタル城は、まさにラピュタのお城のようでした。ここのお城はきれいですよ!!町自体が高地にあるので、城の上までのぼると、まるで空から地上を見下ろしているかのような気分にさえなれます。旅行者もまだそれほど多く訪れていないためか、少しボロッとしているのですが、それがまたいい味を出しています。斜面に並ぶ家屋もきれいだし人もフレンドリーだし、とても良い思い出のできた街でした。

おすすめです。

世界一周アルバニア旅行

【ギロカスタル城】

 

世界一周アルバニア旅行

【城の上からの眺め】


 

世界一周アルバニア旅行

【サランダで子供たちと】

 

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118日目
宿泊地 :
パルメット / アルバニア
移動 : オフリド → 国境(1h) → コルチャ(1.5h) → パルメット(4h)
【8:00~9:00(バス),10:00~11:30(タクシー),13:00~17:00(ミニバス)】

 

アルバニアの国情報を見ていると、そのユニークさに興味をそそられます。

長らくヨーロッパ最貧国の称号を与えられていたアルバニアですが、十数年前には国内でねずみ講が蔓延し(9割の国民が関わったとか)、国民の3割が全財産を失うというとんでもない事態に陥ったそうです。町もややさびれた印象を受けるところが多く、昼間から何も仕事がないのかフラフラと歩き回ったり座り込んで話をしているおじさん方を多く目にします。産業と呼べるようなものを目にすることもほとんどなく、お金の流れがあまりないことがよく伝わってきます。
人口増加率ではヨーロッパトップらしいですが、そのマンパワーを生かす場所も今現在は見つけることが難しそうです。

宗教はイスラム教徒が大半。西ヨーロッパでイスラム教徒が半数以上を占める国は、こことボスニア・ヘルツェゴビナくらいだったと思います。


そんなアルバニアですが、マケドニアから入国!
入国後も、国内の道路がまだ整備されていないため移動に苦労しました。しかし景色は素晴らしい!山は紅葉していてまるで日本の山のようです。きれいだなーとバスの窓から眺めていたのですが、程なくして山の中腹に何やらザクの頭のような不思議な物体がいくつもあることに気がつきました。聞いてみると、Bunkerと呼ばれる掩蔽壕(えんぺいごう)だということが分かりました。防空壕みたいなものですね。リーさん調べの情報によると国民のために作られたこれらのバンカーは国内に70万個(国民4,5人に1個の割合)以上存在し、その役割を終えた今はカップルたちのホテルとして活躍しているそうです。これほど安全な場所はないですからね!

 

世界一周アルバニア旅行

【バンカー これは大型のもの】

 

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117日目
宿泊地 :
オフリド / マケドニア
移動 : なし

 

今日は一日かけオフリドを堪能!

昨日のスコピエでは西と東の境界を見た気になり興奮しましたが、オフリドも歴史的にいくつもの人種の交流があった場所らしいです。オフリドの旧市街を歩いていたときに現地のジェントルマンがガイドをしてくれたのですが、そのガイドの中、繰り返し「ここが世界の中心だ」ということを言っていました。ヨーロッパはもちろん、アフリカ、アジア、さらにはアメリカ大陸とも人種の交流があったそうです。他民族というと前日のスコピエのように、目で見て分かる形で複数の人種が存在し、それぞれのスタイルで生活しているようなイメージがあったのですが、ここオフリドではそういった光景を目にしません。気になったので彼に、そのアフリカンやアジアンはどこへ行ってしまったのと聞いてみました。

すると彼は、「この特徴はアフリカから、ここはアジアから、ここはヨーロッパ・・」と、自分の顔のパーツを指差しながら語り始めました。異なる人種間の結婚も当たり前だったそうで、今では全てが入り混じり、歴史そのものがこうした形になって表れているのだ、というのが彼の話。なるほど、そう言えばマケドニアの人は一見典型的なヨーロピアンのようだけど、よく見るとアジアっぽさやまたもう少し違った特徴を持っているように感じます。そういうわけなんですね。各人種の良い所が出たためか美人の多いマケドニアですが、それは女性のみでなく男性もかっこいい人が多かったです。同じく旧ユーゴのボスニアは・ヘルツェゴビナはどうなっているんだろう。人種のミックス具合に興味がわきました。

 

世界一周マケドニア旅行

【聖クリメント教会 マケドニア正教の教会ですが、その他の東方教会系の教会とはデザインがかなり違って見えます。】

世界一周マケドニア旅行

【サミュエル要塞から見たオフリドの町 赤い屋根の家が並んでいます。】



市街を歩いて現地の人の話を聞いていると、なにやらちょうど今、EURO2008がオフリドで開催されているという情報が手に入りました。EUROと言ってもサッカーではなく、女子のハンドボールなのですが、国際大会の真剣勝負を見てみたいと思い中心地から徒歩で行ける距離にあるスタジアムへと向かいました。

この日は予選リーグの2試合が行われていたのですが、対戦カードが素晴らしかった!一試合目が【超美人国家ウクライナ】×【ポルトガル】、二試合目は【北京五輪金メダル ノルウェー】×【そのライバル スペイン】。特に二試合目は最後まで白熱した最高のゲームでした。

試合終了直前にスペインが追いつきドローに持ち込んだのですが、試合展開が速くてかなりエキサイティングでした。ちなみにこの大会では金メダルチームノルウェーが決勝トーナメントで再びスペインとあたり、今度は大差で破り優勝したようです。良い試合が見れてラッキーでした。ヨーロッパをまわっているうちにサッカーも観戦できたらいいな。

 

世界一周マケドニア旅行

【ウクライナの16番のループシュートがかっこよかった!】

 

 

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116日目
宿泊地 :
オフリド / マケドニア
移動 : ソフィア → スコピエ(6.5h) → オフリド(3.5h)
【9:30~15:00※時差-1(バス),18:30~22:00(バス)】

 

当初は南部のオフリドだけに寄るつもりだったのですが、ブルガリアを夜行ではなく朝のバスで出たために時間ができたので通りがてら首都スコピエで降り、ちょこちょこっと街を散策してきました。


最初に抱いた印象は、「アジアのよう」です。スコピエにはトルコ系住民の居住区があるのですが、その周辺の空気が私の持つヨーロッパのイメージとかけ離れており衝撃的でした。

世界一周マケドニア旅行

【スコピエ オールドマーケット 実際はアジアというよりも中東よりかな】


マケドニアの前に滞在していたブルガリアでもオスマントルコの影響が残っており、ソフィアでは数世紀も前にたてられたモスクや、トルコ系の人々多く見かけました。隣国にしても思ったよりも多いなーと感じていたのですが、このスコピエの一角はそれどころではありませんでした。もう彼らの町のように見えます。

おもしろいなぁと思いながらその居住区を歩いていたのですが、さらに驚いたことに今度は目の前に大きな教会が現われました。ほとんど隣接するように教会とモスクが建っているんですよね。なんだかとても新鮮な光景でした。個人的には信仰を持つことはときには大事ですが、それを人に押し付けることは極めて愚かな行為だと考えています。自分の信仰があるように人にもあっても不思議はないのだから、こうやって共存できてもいいものだと思うんですけどねぇ。と言いつつも、こう感じること自体、イスラム教とキリスト教との間に壁をつくってしまっていた証拠なのかもしれませんが。


しばらく立ち止まってその教会とモスクを眺めていたのですが、だんだんとここが西と東の宗教・人種・文化の交差点のように思えてきました。西と東の交わるところを自分の目で見れたような気になれます。短時間でしたがスコピエに寄ってみてよかったです。これからまわるバルカン半島の国々への期待が大きくなった日でした。

世界一周マケドニア旅行

【料理もトルコ風】


ちなみにマケドニアの女性はめちゃくちゃきれいです。ハイブリッドは優秀だというけれど、美の部分でもそうなんでしょうかねぇ。すれ違う人の3人に1人はなんなの?ってくらいの美人です。親切でフレンドリーな人も多く、とても楽しいです。

 

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115日目
宿泊地 :
ソフィア / ブルガリア
移動 : なし

 

ソフィアといえば、と問うと多くの旅人がこう答えます。「ストリップショー」。

現地の文化を文字通り肌で感じるために!と御託を並べて覗いてこようかとも思ったのですが、なんだか気分も乗らずに断念。なので情報ナシです。ごめんなさい。

代わりに今日は海外アート国立ギャラリーに行ってみました。宿のドミトリーで同室だったデンマーク人ヨナスの情報によると、この美術館は月曜日には無料になるとのこと。ちょうど今日は月曜日じゃないですか、ということで散歩がてらぶらぶら行ってまいりました。


館内にはインドで出土したヒンドゥー教の神々の彫像、日本の浮世絵、現代ヨーロッパアートなど海外の美術品が三階建ての建物いっぱいに展示されています。その中でもっとも目を引いたのはアフリカコーナーの彫像や仮面の数々。斬新なんですよ。人や動物をモチーフにしたものが多いのですが、どでも形が独特で見入ってしまいます。アジアやヨーロッパの美術品は見慣れているので途中から飽きてしまいましたが、アフリカのものを実に新鮮で来月からのアフリカ周遊が楽しみになりました。こういうのを家の父親へのお土産にしたいね。


ところでストリップなどの風俗産業ですが、同性でこういった業界で働いている人には少し疑問を抱いてしまいますが、異性であるとあまり気になりません。よくないことなのかもしれませんが、私は同性を見る場合、自分にあてるのと同じものさしでついつい人を測ってしまうので、厳しく評価してしまうことが少なくありません。異性に対してはそういった基準を持ち合わせていないためにかなり寛容になれるのですが。

もしこの原因を先のように自分を測るために持っているものさしにあると仮定すると、異性に厳しく同性に寛容である人は、自分に甘い人が多いのではないかとふと思いました。あくまで私の経験則ですが、そういうタイプの人が多かった気がするんですよね。うーん、どうでしょう。



さて、明日にはソフィアを発ち、リーさんともにマケドニアに向かうことになりました。マケドニアに関してはガイドブック以上の情報を持ち合わせていませんが、それだけに楽しみに感じます。

世界一周ブルガリア旅行

【劇場のポスター】

世界一周ブルガリア旅行

【夜のアレクサンドル・ネフスキー寺院】

 

 

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今回アップしたのは


ポーランド

チェコ

オーストリア

スロヴァキア

ハンガリー

 

の5カ国です。よかったら見てみてくださいな。

What's New

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