133日目
宿泊地 : ニース / フランス
移動 : なし
昨日はついた時間が遅かったので、実質今日がニースでの初日。新しい町に着いたらまずは何か特定のものを見るわけでもなく、徹底的に歩き回るようにしているので今日も行ってきました。
まず目に飛び込んだのは地中海。宿のワンブロックほど進んだらもう海岸でした。アドリア海もそうだったけど、青が濃くて本当にきれい。海岸沿いの道には多くのベンチが設置されているため、そこで読書したり昼寝をしたりしている人の姿が見られました。平和だなぁ。
【ニースの海岸沿いの岩壁】
ここニースは芸術家にも愛された町らしく、市内にはいくつか有名な美術館があります。当初はマティス美術館とシャガール美術館に寄れれば良いかなと考えて いたのですが、散歩途中に見つけた近代・現代美術館の外観がとてもきれいだったので、そのまま誘われて中に入ってしまいました。入館料を尋ねてみるとなん と無料だとのこと。冬季だからですかねぇ。
この美術館は外観だけでなく中のつくりも独特で、一つのフロアが中をくり貫かれた多角形状のものになっており、それをぐるっとまわって進んでいくように なっています。光が内からも外からも入ってくるので明るく温かく、一般的な暗くて無機質な美術館とは違った雰囲気になっていました。作品も大きなものや抽 象的で大胆なものが多かったので、その雰囲気と相まってより入り込んで楽しめたように思います。
野外にも作品があるため屋上にあがれるのですが、そこから眺めるニースの街並みもまたきれいでした。
【美術館のわたり廊下 2階3階は撮影OK】
この日一番印象に残ったのは「イヴ・クライン」という芸術家。徹底的に青にこだわり、美しい青い色の作品を多く残した人です。彼の用いていた青は、黄金よ りも高貴な青、クライン・ブルーとも呼ばれているそうで特許も認定されているそうです。絵の具の色でもあるそうです。この青が濃くて深いのに透き通ったよ うに見えてとんでもなくきれいなんです。青好き(特に濃い青)の私にはたまらない作品でした。
【真っ青の作品もきれいでした】
そんな海も美術も美しいニースですが、一つ非常に美しくないものがありました。それは歩道です。きっとリッチな人が多いからですかね、犬を連れているおば さまがとても多いのですが、みな糞を片付けないんですよね。一日にかるく数十は目にします。見たくないけど、常に足元を見ていないと踏んでしまうので、つ ねに犬の犬の糞を眺めながら歩いていました。また踏みにじられている糞が多いんだわ、これが。これがなければもっときれいな街になるのにな。
道に溢れる糞を見て、中世のパリの話を思い出しました。
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青クライン
たまらないですよね、クラインブルー。
ちなみにこのホームページの色はクラインブルーの類似色になっています。ニースでこの青を見たあとに全体の色を変更しました。