138日目
宿泊地 : チュニス / チュニジア
移動 : マルセイユ → チュニス(23.5h)
【前日16:00~15:30(フェリー)】
マルセイユからフェリーで約24時間、アフリカ大陸へ上陸!
強風で海が荒れていたということもあるけど、フィンランドからエストニアへのフェリーでは船酔いしかけたのでおびえていたのですが、海も穏やかでチュニジア人の乗組員(CTNのフェリーに乗りました)も皆フレンドリーだったので、快適に過ごすことができました。部屋は一番安いトイレなしのベッドが二段になった広さ2.5畳ほどの4人部屋。トイレは外にあるし全然問題ないやと思っていたのですが、最初通された部屋(チケットにある部屋番号とは違う)にはすでに先客が3人おり、そしてあの匂いが充満していました。
こりゃ大問題だ。そう思いすぐに近くにいたクルーに相談。
「ほらちょっと見てよ。これ違うでしょ?予約するときにわざわざここ頼んだんだからこっちに案内しておくれよ。」
とか
「ちょっと頭痛が・・。」
とか言ってみたのですが、大丈夫だって☆と笑顔で返されてしまう。もう面倒だと思い正直に、
「ちょっと匂いがつらいので部屋をかえてちょうだい。」
とストレートにお願いしたところ、すぐに他のコンパートメントへと案内してくれました。危ないところだった・・。
この日のフェリーは空いていて使っていない部屋がたくさんあったので融通がきいたようでした。よかった。
【フレンドリーで優しかったフェリーのクルー】
さて、アフリカ最初の国はチュニジア。
当初アフリカをまわる予定はなかったため、ほとんど情報がなくビックリしたのですが、チュニジアの人はこれまで訪れたどの国の人よりもフレンドリーです。インフォーメンションセンターでもらった地図を片手に宿を探していたのですが、そうやって歩いていると女性や小さな子供まで、いろんな人が、
「どうしたの?どこ探してるの?」
と声をかけてきてくれます。小学生くらいの男の子はすれ違うときに挨拶してくれたのですが、その後わざわざ追いかけてきてくれ、メディナへ向かっているよと伝えたところ地図を見て、
「合ってるよ!そのまま真っ直ぐね。」
と言い、また去っていきました。とても人のあたたかい国です。
以前、同じアラブ系の人々が住むトルコを旅したときにもあまりのフレンドリーさに衝撃を受けましたが、トルコをも凌ぐ勢いのフレンドリーさと親切さです。理由はよくわからないのですが、とても親日家が多いように感じます。
そしてこれも予期していたものと違ったのですが、チュニジアはものすごく治安が良いです。ヨーロッパの大都市よりも断然治安は良く感じます。警察官もいたるところに立っていますし、「日本以上に治安はいいかも」というネットで目にした情報も、あながち嘘ではないかもしれません。
【チュニジア上陸 ガラッと雰囲気が変わり刺激がいっぱい!その皮はもしや手作り?】
あともう一つ予想と違っていたことがあります。それは寒いこと。
昼は日差しが強いので多少暑くさえ感じるのですが、夕方から翌朝にかけてはかなり冷え込みます。平均気温は冬の東京と同程度のようですが、一日の気温差が大きい分、その時間帯は日本以上に寒く感じます。
冬が長く寒いヨーロッパと違い暖房設備も整っていないから、宿がまた寒いんだよね。泊まった安宿はお湯という名前の水が出る始末。しかも利用時間は早朝の一時間のみ。寒いって!
そんな宿ですが、夕食・朝食つきなのは嬉しかった。チュニジアは安宿でも朝食付きのところが多いようです。今夜は夕飯でクスクスというチュニジア料理(米粒のようなパスタ)を食べたのですが、なかなかおいしかった!
なんとなく来てみたチュニジアですが、思いのほか楽しめそうです。
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