110日目
宿泊地 : ベオグラード / セルビア
移動 : ブカレスト → ベオグラード(11h)
【前日21:45~9:00(列車)】
一週間で4回、この4日間に限っては3回の夜行移動を繰り返してきました。長時間移動するときには、時間とお金を節約するためにできる限り夜行バスもしくは列車を利用するようにしているのですが、寝れるとは言ってもこれがなかなか体に堪えます。
まずバスですが、これは席が狭くてつらいです。隣に人がいないという運の良いときもありますが、大抵は隣に誰かいるので、貴重品の入った手荷物(PC等が入っているので7kgくらいあって結構つらいです)をひざの上に置き、窮屈な状態で夜を過ごすことになるます。座席は多少後ろに倒せると言っても、快眠できる環境をつくれるわけではないので翌朝は大概ダルダルです。
こんなバスですが、私は夜行移動で料金に大差がない場合には、列車でなくバスを選ぶようにしています。大きな荷物はバスの下の荷物入れに置いておけるため、手荷物さえ気をつけておけばいいのでこれは本当に助かります(預けた荷物も盗難に遭うという話は聞くので、こっちには貴重品を入れずに、もちろんチャックには鍵を取り付けます)。持ち込む手荷物にも鍵をかけ、荷物自体もチェーンでどこか一箇所とめておき、あとはあまり荷物のことを気にせず寝ちゃいます。起こされたときには目的地ってな感じでいけるので楽なんですよね。
次に列車ですが、バスよりもスペースが広いので座り心地・寝心地は良いのですが、こちらでは大きなほうの荷物にも気を配らなければならないのでまずそこが面倒です。それに加えバスよりも人が多く、頻繁に途中停車を繰り返すことも少なくないのでいろんな人が紛れ込んできます。移動中に盗難にあったという話はけっこう聞きますが、そのほとんどが列車です。コンパートメントに睡眠ガスを注入するような悪質なケースもあるとか。宿で会った旅行者は、幸い荷物は無事だったもののズボンのポケットスパッとを刃物で切られていました。寝ていたら気づかないものですね・・。とりあえずできる限りのことはしておこうということで、夜行列車での移動時には、私は以下の対策を講じています。
1.防風用のパンツをズボンの上にはく。
これでポケットは見えないし、財布やカメラもそれについているチェーンを切る以前に、まず探し出すのが面倒になって諦めるはず!しかし暑い地方では蒸れるので不可!
2.かけれるとこには鍵をかける。
これは上でも述した通り、荷物の口に鍵をかけ、荷物自体を乗り物の柱などにワイヤーキーで括り付けます。
3.コンパートメントだったらドアをロックしてしまう。
ロックがついていなくともドアがある場合には、ストールでドアを閉めてしまいます。と言ってもちょっとガタっとなるだけで簡単に開ける程度ですが、その物音で起きることがいいなということで一応やっています。チケットのチェックや出入国審査の際、もし開かなかったしても、隙間から呼んで起こしてくれますしね。ただこれは列車がガラ空きでいくつも空いているコンパートメントがあるときではないとやらないです。そして車掌さんにも許可をとってます。空いていれば大概OKです。
4.音楽を聴いたまま寝ない。
物音には敏感でなくちゃいけないからね!
こんな感じで注意しています。私はもとから警戒心の強いほうの人間なので、あまり深い眠りにつけず翌朝元気いっぱいってことはほとんどないのですが、それでも時間は有効につかえるので夜行移動はできる限りうまく利用するようにしています。あえて距離のある移動を選んでルートを組んだりとか。料金によっては宿代が浮く分で逆に割安になることもありますし、なにより朝つけば新しい町で丸一日過ごせるのが良いです。距離的には効率の悪いルートを組んだほうがきれいに旅程が組めたりするので、好きではないけど夜行移動をできるだけ選ぶようにしています。
【ついに役立ったストール!】
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