121日目
宿泊地 : コトル / モンテネグロ
移動 : ティラナ → シュゴダル(2h) → ウルツィニィ(1.5h) → バール(0.8h) → コトル(2h)
【12:00~14:00,14:00~15:30(タクシー),15:30~16:20,16:45~18:45※タクシー以外は全てバス】
アルバニアからモンテネグロへ入国!移動途中、山あいからアドリア海と夕日が見えたときには感動しました。きれいだとは聞いていたけれど、ここまできれいとは。海が深い青緑色してるんですよね。なんであんな色になるんだろう。気温もだいぶ上がってきたようで過ごしやすいです。
モンテネグロはセルビアから分離独立した人口60万人ほどの小国です。独立前から早期のEU加盟を目標にしていたらしく、流通通貨はもう長らくユーロをつかっています。加盟の実現は当分先のことになりそうですが。独立したのはいいけれど、観光以外に目立った産業がないのが気になります。独立の賛否を問う国民投票でも45%が反対に票を投じているようですし、国民も経済の先行きに不安を持っているようです。
訪れる国がいずれも独立を経験しているバルカン半島の旧ユーゴ国ですが、もし自分がそれらの国にいたら、独立に賛成しているんだろうなと思いました。例え目に見えるメリットが目の前にないとしても、自分らの足で進んでいくという実感を得られることは大きな意義になるような気がするので。人がそんな風に考えるから争いがなくならないのでしょうが。
そんな独立ですが、小さなことでもいいので何か独立してやってやろうという気にになったとき、人といると不安になりません?なぜですかね、人と一緒にいると、赤信号みんなでわたれば怖くない的な、無根拠な安心感(道からそれようとするときにはこれに不安にさせられる)が得られるのは。根拠がない以上は何の意味もないはずなのにねぇ。親の世代くらいまでなら右に倣えで成功してきた経験もあるのでしょうが、若い層にもそういった感覚があるというのは教育によるものかあるいは本能に近いものなのでしょうか。
考えてみるに、おそらくこの安心感は最初の行動を支えるところからでなく、その後に何か起こった場合、そこ被った責任や苦悩の分散が保証されるというところから生じるのではないかと思いますがどうでしょう。
あの標語は正確に言うのであれば、
「赤信号、みんなでわたって轢かれたなららばその中の誰かなんとかしてくれるかもしれないし、うまくやった人がいたらそれを真似すればいいし、最悪どうにもならなくてもみんな一緒だからつらさもまぎれるよね、だから怖くない!」
ってとこでしょうかね。
思い立ったら何でも試してみて、何か起きたときには自分で責任をとるという訓練を積んでいかないとこういう誘惑から抜け出せないですよね。おそろしや。
【国境を越える乗り合いタクシーで一緒だったアルバニアのかわいいおばあちゃん】
----------------------------------------------------------------------------
世界一周の費用はこちら!(モンテネグロ編)
世界一周の写真はこちら!(ヨーロッパ編)
ランキングに参加中!
クリックしないなんてかっこ悪いよ!! ↓↓
一日にどれか一つをクリックしてもらえると助かっちゃいます!
----------------------------------------------------------------------------
はじめまして!
旅の記録を見てました!
マジ尊敬します!
オレも旅に出たいです・・・
>よーたさん
はじめまして!
コメントどうもありがとうございます!
旅に出たいのですかぁ・・、なら出ちゃいましょうよ!
きっと忘れられない経験になると思いますよ。
私は毎日幸せを感じながら旅しています!