2009年7月4日のブログです
330日目
宿泊 : 夜行バス社内(ブラジル) 移動 : 24:30発 サンパウロ ↓ 夜行バス(6h 20min) 翌日6:50着 リオデジャネイロ
【マーケットへと続く小道】
実際はどうか知らないけれど、サンパウロで会ったブラジル人がこんな話をしてくれた。
「ブラジルではレイプは死刑と同じようなものなんだよ。強姦罪で刑務所に入ったやつがいたとするよ。刑務所内の罪人たちは外のことを知らないから自分の身内が被害に遭ったかもしれないと思うわけ。だからみんなでリンチして殺してしまうんだ。看守たちもそれを知っていてバラすから隠せないんだよ。暗黙の了解でそんな風になっているのよ。」
ほほう。なるほど。真偽の程はさだかではないけれど、こうした話を一般の人が話すということは、ブラジルでは強姦という犯罪に対する抑止力が法律の持つ力以上に強く働いているのかもしれない。子供が地獄をおそれて嘘をつくのを躊躇するあれと同じようなものかな。
【この辺りは少し注意が必要】
こんな話を聞いたら笑う大人は少なくないと思うけど、社会では実際は具体的な懲罰がないにも関わらず脅かされて怯えさせられて「抑止」させられていることがとても多いように思う。特に日本は多いのではないかという気がする。
やらない自由だってあるのに
従わなくなって誰にも迷惑をかけないのに
投げ出したって死ぬわけではないのに
捕まったら殺されるとか嘘ついたら地獄に堕ちるとか、そんなものよりももっと曖昧でそれでいて窮屈な妙な脅しを気にし過ぎだと思うんだけどね。
どうなんだろうね。
【マーケット裏の廃ビル 浮浪者や犯罪者の温床になっているとか】
得意げにこの話をするブラジル人の若者が純粋に感じられて、彼と彼の属するコミュニティがなんだか健全であるように感じられた。
日本人は怖がりすぎじゃないかな。
あと、脅しすぎ。
【リオデジャネイロのバスターミナル付近は本気で怖がったほうが良いです。治安が相当悪いみたい。】
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