285日目 | ||||
宿泊地 : | 友人宅③ (ケルン / ドイツ) | |||
移動 : | 7:21発 | ケルン(ドイツ) | ||
↓ 列車(4h13min) | ||||
11:34着,16:24発 | ルクセンブルグ | |||
↓ 列車(4h15min) | ||||
20:39着 | ケルン(ドイツ) |
ケルンから日帰りでルクセンブルグへ。この区間は列車が走っているのですが、3日ほど前に切符を買うとかなり割引がきいてお得です。詳細は【世界一周の費用 ドイツ編】で。
【ルクセンブルグの駅】
【小さいけど中まできれい。シャワーまで浴びることができる。高いけど。】
ここルクセンブルグにはEU(ヨーロッパ連合)の関連施設が多くあり、ベルギーのブリュッセルと並びここがヨーロッパの政治の中心となっています。なぜここれらの小国にEUの機関が集中しているのかというと、それはベネルクス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ)にEUのルーツがあるからのようです。ベルギーで聞いたところ、「動かそうと思えば動かせそうだし、ここがヨーロッパの中心にあるからじゃないの?」なんて答えてくれた人がいました。真偽のほどは定かではありませんが、とりあえずこの人が言うように、地図で探してもなかなか見つけるのが大変なこの小国は、ヨーロッパの真ん中あたりにあります。
【街なかもきれい】
【街の清潔さでいったらこれまでまわった国の中で一番かもしれません】
【ここに来るまで知らなかったのですが、市街は世界遺産に登録されているらしいです。】
【教会の中】
【ろうそく】
【なんでこんなおもしろい顔にしちゃうの?】
ところでこのきれいなルクセンブルグですが、一人当たりのGDPという指標で世界一になっています。スイスやシンガポールなどと同様にその多くが金融サービスによる利益らしいですが、まあとにかく世界一位です。ちなみに去年(2008年)の一人当たりのGDPを見ると日本は23位。一昨年に続きシンガポールに上をいかれアジアで2位になっています。総額では中国に抜かれるのも時間の問題なので、GDPに関しては日本はアジア一の称号を失ってしまいそうです。
GDPの数値からその国の豊かさが伺えるのかどうなのかと思い、旅を始めたときから新しい国を訪れるときはその国のGDP(一人当たり)を見ているのですが、こうしてパーっと歩いてみるだけでも、その数値と街の雰囲気から感じる経済的なリッチさはけっこう比例しているように思えます。
しかし、街のきれいさや雰囲気の良さ(治安)には相関性を感じるもの、人の表情については別です。あまり関連性を感じませんでした。100位以下の国でも良い顔をしている国はたくさんあり、逆にいくら高い数値を出している国であっても、人々が余裕のない顔や無機質な表情を浮かべている国はありました。明らかに生活が苦しそうな人の数というのは比例関係を感じますし、そうした人々の表情は決まって暗く淡白なのですが、とりあえずある一定以上の生活をおくれている人々に限定して見ると、そのように感じるのです。
(あくまで全て私の私的な感覚です。)
日本人の顔は世界で23番目に幸せそうですかね。残念ながら違うような気がします。
資源に乏しい日本は手を抜かずに走り続けなければ終わってしまうという意見もありますが、そこを維持しつつも、個人レベルで人々がもう少し違った指標を持っていかないとまずいような気もします。
以前バルト三国をまわっているときに、日本在住経験のあるイギリス人からこういわれた事があります。
「日本はもう経済が世界2位になるまで成長したのに、なんでそれ以上うえを目指そうとするの?イギリスはもう50年前に方向転換したよ。」
今は節目なのでしょうか。それともこのままいくのでしょうかね。
ところでインドに程近いアジアの小国ブータンでは、国民総幸福量(GNH)という独自の概念を持って政治を行っているそうです。中はどうなっているんだろう。見てみたい・・・・。
【緑が多い】
【街なかに緑があるっていいね】
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