396日目 | |||
宿泊地 : | HOSTAL EL TAXO⑬(キト/ エクアドル) | ||
移動 : | なし | ||
スペイン語 : | 10日目 |
【ノルテ(新市街)】
南米に入ってからは、連絡先を交換するときにその人の好きな言葉を添えてもらっている。長旅している人の多くは、頼むとすぐに何か言葉を記してくれる。おもしろい特徴だと思う。。
別にこれが偉いとかすごいとかそういうようには思っていない。ただ旅に出ると、自然とそうしたものを持つような流れに巻き込まれるだけだと思うから。たぶんこんなふうに。
一人で海外にでる。これまであった自分のまわりにあった地面や壁がなくなり、自由を手に入れる。しかしそれと同時に、自分を支えてくれていたものもなくなる。ふわふわと体が浮いてしまう。そうなると自分の内に何かしらの哲学や目的を添える必要に迫られる。時間は十分にある。自分と対峙する時間が増える。たとえ初めのうちは何も見えなくとも、海外では次々と未知の刺激が自分にぶつかってくる。そうすると自分の形を把握できるようになってくる。どこに何が当たりどんな感覚を持ったか、自力では引き出せないような意識も、新たな人や物に触れることで自然と表に顔をだしてくる。そこをつかまえてやるわけ。そうしたことを繰り返してくるうちに、だんだんと自分の軸が明確になってくるのだろうと思う。だからだろうかと思う、自分の好きな言葉、大切にしている言葉をぱっと口にしてくれる人が多い。
あとはロマンを追及する人が多いから、元からそういうのが好きってのも大きいかもしれない。
少し前置きが長くなってしまったけど、こういうわけで頼むと好きな言葉を書いてくれる人が多く、それがまた個性や人生観がにじみ出ていておもしろいのだ。
その中で、最近もっとも印象に残ったのがこの言葉。
「やりたくないことはやらない」
翌日の日記に続く
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