265日目 | |||
宿泊地 : | HOTEL BAB SAHARA①(ワルザザード/モロッコ) | ||
移動 : | なし |
ワルザザードからカサブランカを経由し、地中海沿いの町タンジェにやってきた。タンジェからスペインのアルヘシラスまではフェリーとバスでたったの1時間半。もうすぐヨーロッパだ。
【港町タンジェ】
タンジェに着いてすぐこの街が気に入った。地中海沿いのこの町の気候は穏やかで過ごしやすい。そうした暖かさが人々の心にも影響を与えるのか、人も陽気で余裕があるように感じられる。女性は他の地方で見られるのと同じ様に頭からスカーフと布をかぶったスタイルの服装をしているものの、その布のデザインがかなり派手なのには驚かされる。花柄やヒョウ柄の布を全身にまとっているのだから、普通の洋服と比べても断然派手で目立つ。ヨーロッパとの架け橋にあたるという立地が、女性のこうした華やかさに関係しているのかもしれない。ここでは文化の流れを肌で感じることができる。
【派手すぎじゃない?】
メディナでもメインの通りから外れれば観光客はほとんど見かけず、ここで暮らす人々にまぎれてその生活の中を歩くことができる。また露店や食堂の多くも現地の人向けのため、物価も安く、彼らに近い視線で物事を見て考えることができる気がする。
モロッコに入ってから昨日までずっと、旅の感覚が戻らなくて苦労していたけれど、その日々が嘘のように今日は刺激と喜びを大いに感じることができている。きっとそれは、ここに流れがあったからだと思う。ツーリスティックな作り物は決して持つことのできない深みのある流れ。地理的な要因が生む、人と文化の流れ。人々の生活に見える、生や熱の流れ。見て楽しい、感じて楽しい、考えて楽しい、そういう自然な体温のある流れ。
ヨーロッパに再上陸する前に、旅の喜びをまた一つ認識できてよかった。感受性をまだ持ちえている自分を確認できてよかった。
【タンジェのメディナには要塞も】
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