252日目 | |||
宿泊地 : | Swaziland Catholic Centre② (マンジニ / スワジランド) | ||
移動 : | なし |
モザンビーク入りするときから一緒に行動していたJさん。スワジランドへの帰りも一緒だった。スワジランドのマンジニ行きのミニバスに乗り込むとき、バスの近くにいた一人の男が声をかけてきた。
「I know you!(お前のこと知ってるよ!)」
はいはい、それでまたブルースリーとかジャッキーチェンとか言うんでしょう。人種の違う人からしたら日本人どころかアジア人は皆同じ顔に見えるだろうしね。わかったわかった、と内心ちょっと面倒くさく思いながら「本当?」などと適当に対応していると、なおもしつこく「本当だ!新聞で見た!」と言ってくる。「ああ、そうなの?そしたらその新聞見せてくれよ」と言うと、本当に新聞を取りに行ったのか、その男は足早にその場を去っていった。全く期待もせずに、一体どんなそっくりさんが出てくるのか楽しみだね、なんてことを二人で話しているところに男は帰ってきた。
新聞は「Swaziland Times」、スワジランドではどこでも見かける地元の有力紙だ。「ほら、これだ!」と興奮気味に新聞を突き出す男。はいはい、そんじゃ見てみましょうか。「オオー、ホントウニ、ボクラノソックリサンネ!」とか、もうどうやってリアクションとるか考えながら表紙をめくるとなんとそこに・・・
【Jさんの写真が!】
【まさかの展開に驚きながら新聞を見つめるJさん】
写真には記事はなく、ちょっとしたコメントが添えられているだけだった。こんなようなことが書いてある。
「積載量オーバー!2つのバッグを背負って歩くアジア人!!」
って、なぜこれが新聞に大きく載っちゃうの!笑 どれだけ平和なんだ、スワジランドは。
さて、今日泊まったのはマンジニにあるSwaziland Catholic Centreという教会。スワジランドの物価は南アと大差なく、旅行者用の安ホテルは屋内(テント泊なら500円程度のものもあり)であれば最安でも1,000円近くしてしまう。がしかしこの教会はすごい。なんとドミトリーが25ランド、300円しない。この料金なら部屋を確認するまでもない、決定だ!と、お金を払い部屋に向かった。
入ってみた。
【まるで死体安置所のようなドミトリールーム】
【わけがわからないほどたくさんある洗面台】
なんだここは!と思ったのも一瞬。宿泊客は僕ら以外に誰もいなかったため、この広々空間を二人で贅沢に使わせてもらった。
夜はベランダで晩酌。旅のこと、お互いのこと、日本のこと、その他いろいろなこと、この世界一周が始まってから飲んだお酒の中で、この日のものがだんとつで一番おいしかった。今後もこのときの心地よさとおいしさを越えるお酒はないだろうと思う。真剣に話した。なのにと言うかだからと言うか気持ちがよくなり、体も心もフワフワと軽くなる。さすが死体安置所だな、昇天するほどの気持ち良さを味わせてもらった。
【南アのビールそれ自体もおいしかった。】
【CastleのMilk stout。まだ旅は終わっていないけど、世界一周ナンバーワンビールに認定!!】
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