249日目 | |||
宿泊地 : | FATIMA'S PLACE①(マプト / モザンビーク) | ||
移動 : | エズルウィニ | ||
↓ ミニバス(20min) | |||
12:00発 | ムババネ | ||
↓ ミニバス(30min) | |||
12:30着,13:30発 | マンジニ | ||
↓ ミニバス(5h) | |||
18:30着 | マプト |
スワジランドの首都ムババネにはモザンビークハイコミッションなる機関があり、そこでは国境でとるよりも安くモザンビークビザがとれるということだったので、マプト行きのバスに乗る前に、まずはここを訪ねることにした。
ちなみにビザ代はそれぞれ以下の通り(2009年4月14日現在)
@国境(スワジランド・モザンビーク間) 173ランド
@モザンビークハイコミッション 75ランド(即日)
パスポート、証明写真、お金、それと必要事項を記入した申請用紙を窓口の職員に提出する。そのおばちゃんは慣れた手つきでそれらを受領してくれた。意外と簡単だった。よし、受け取り次第つぎはモザンビークだ、と思った矢先、なぜか受領されたはずの書類が返された。なぜ?
その人のよさそうなおばちゃんは具体的な理由も説明せず、黙々と申請用紙から証明写真をはがしている。何やってんのよ。見るとそのおばちゃんの後ろに、鬼のような顔をした体格の良い(というか太っている)おばちゃんが立っていた。喋らないでも分かる。こういう表情をした人間が口に出す言葉は激しく、そして刺々しい。案の定、その通りだった。
「国境でとれ!お前らは国境でビザとれるからそこでとれ!!」
なぜ始めからケンカ腰なのよ。いくら説明を求めてもそれしか言わない。手数料が違うし、それにここはビザ発給も行っているオフィスでしょう、それがあなたの仕事なのだだからやってもらわないと困りますよ。まあ何言っても聞かない。人の良さそうなおばちゃんはこの人に逆らえないようで、若干気まずそうな顔をしつつもこっちに書類を付き返してくる。
ダメだわ、ここじゃ埒があかん。もっと上の人に話をしよう。そう思い、同じ建物内にあるもう少し偉そうな他の事務職員のいる部屋へと向かった。ドアは閉められていたものの窓があったため、そこから同じことを尋ねてみた。とそこに、鬼のおばちゃんが帰ってきた。ものすごい顔してる。「国境でとれって言ってんだろうが!」そんな感じでわめき散らしている。だからそれはおかしいでしょうが、そう言いかけたとき、バンッと乱暴に窓は閉めれてしまった。なんて無責任で自己中な。
おそらくイースターの連休明けで仕事がたまっていたのだろうと思う。忙しいのはわかるけど、お金をもらっているのだから、義務は果たさなきゃいけないでしょう。モザンビークに入る前から、モザンビークのイメージがかなり悪くなってしまった。ちなみにこのあと3つほどいや~なトラブルが起きてしまうのだけど・・・。
【マプト行きのミニバスはマンジニから出ている みんな髪がおしゃれ】
このおばちゃんに限らず、これくらいの年になってくると周りの人間を見ていても思うのだけど、人の生き方は顔に出るね。あまり強い先入観を持つのはよくないけど、かなりの確率で顔から推測した性格がその人の性格にあてはまる気がする。同じ顔をしていたらそれが固定されてしまってもおかしくないと思う。感情を表す表情は、ある程度普遍的なものだと思うしね。
こうやって顔に出るのは結果。じゃあその原因は何なんだろうと考えてみた。
たぶんそれは姿勢の表れなのだと思う。何か起こったとき、それをこう受け止めてこう乗り越えていこうという決意を持った姿勢の表れ。経験は関係ないと思った。同じようなつらいことをたくさん経験してきた人が何人かいたとする。
一人はそれから目をそらさず真剣に立ち向かい、それらを乗り越えていった。
一人はそれを受け入れ、それでも明るく前を見て歩いてきた。
一人はそれを直視することができず、ふわふわと漂いながら逃れるように流れてきた。
一人はそれを自分だけに起きた不幸と思い周りを呪い、全てを卑屈な目で眺めながらやってきた。
なんか、顔が想像できる気がしない?
結局、何が起ころうと自分次第なのだと思う。環境は関係ない。どう捉えたところで、起きてしまったことから逃れることはできない。だったら前向きに捉えようじゃないの。ちゃんと意識して自分の行きたい方向へ進もうじゃないの。
鬼のようなおばちゃんの顔を見て、人生の歩み方について考えさせられた。どこに向かうにしても、歩く道が歩き方より重要になることはないと思った。
ランキングに参加中! | 選挙が近づいていますな。大切な一票を東なんたら知事に入れるくらいなら、わたくしめに一票(クリック)をお願いします! ←←← (;´Д`)ハァハァ するくらい激しくクリックしてみてちょーだいな!! |
![]() |
-------------------------------------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------------------------------------
なるほど!って思ってよみました。
確かに性格って顔に出る気がします…。
例えばレジに並ぶにしても、笑顔で優しそうな雰囲気をもっている人の所に並びたい!と思うし。
見ず知らずの優しい笑顔から幸せをもらうこともあるし…。
自分がどういう表情をしているか分からないけど、いい表情をして生きていきたいですね☆
顔にでるよね~。
数年前にホームヘルパーの資格をとるために、介護施設に実習に行ったときに俺もかなり感じたよ。
旦那さんに愛され、家族に愛されているお婆さんはいつもニコニコしていて笑いじわがハンパなくてね、幸せそうな感じだったけど。
反対に人の文句ばかりを言うお婆さんがいてね、そのお婆さんも可哀想なんだけど、やはり顔は鬼のような顔だったよ。
人生の後半は性格や人生が如実に表れる気がしたよ。
激しくクリックしておきま~す。
どうも貴公子です。
性格が表情に出る話、私も同感です。
ってか昔からずっとそう思ってました。
私の職場にと~ても仕事と時間にルーズな人間がいます。
彼の見てくれはというと体型は脂肪の塊でマブタは常に重くニキビヅラです。
この人を例にして仕事のルーズさとルックスのルーズさが紐付く事を説明します。
まず第一に体型!
自分の自己管理が出来てない人が、仕事の管理はできないよね!!
ましてや人の管理なんて出来ません
ニキビヅラに関してもそう!!
どんなに忙しくても顔洗う暇くらいはあるはず!!
要はメンドクサガリなんだよね。
そしてマブタが重い顔に関して
仕事に対して常に危機感を持ち、よしやるぞ!!って気持ちの人間はそうはなりません。
また、高校の頃の友人の話ですが、彼はピンチになるといつも逃げ出します。
グループでいて、何かトラブルがあっても一人だけ助かろうとします。
ズル賢くて、逃げ脚だけは早い彼!!
そんな彼はイナゴのような顔立ちをしております。
彼らの事は「顔は性格を表す」の証明の道具にしてしまい気の毒ですが、要は頑張って上を向いて生きるぞ!!って人間は晴れ晴れした気持ちの良い顔をしていると貴公子は思うのですよ。
P.S.
最近ニュースで南アフリカで日本人が誘拐されたと報じられました。
それをみて貴公子は心配になりました。
あまり無茶をせずお体だけは気をつけてくださいな。
もうほんとその通り!顔でますねー。
わかりますもん!顔見ただけで人騙す人かどうかw
毎日素敵に生きていればきらっきらした顔になすそうな。
どうせだったらキラキラしたいもんですね!うふふ
>リョーコさん
いやー、ほんとそうですね。何歳になってもいい顔していたいものです。
こまめにチェックせねば!
とか言いながらもう既にまずいことになっていたらどうしよう・・。
>太志さん
そのくらいの年になるともっと顕著に表れるかもね。
最終的には自分次第とは書いたものの、まわりの人から愛をもらうかどうかの影響もけっこう大きいね。
特に子供なんかはそうかも。
環境を選べないしそれをうまくやりくりする術もないし。
クリックありがとう!
これからもよろしくお願いします!笑
>リョウ君
インドはどう?日食どうだった?
いいなー、俺はそのとき高山病で苦しんでいたよ。
あまりにつらくて、「もう日本に帰してー」とか思ってた。笑
騙す人かどうかってなんかわかるなぁ。
買い物するときや宿探すとき、顔だけで判断することもあるよね。言葉が通じないときはなおのことそういうとこ見ちゃうね。
キラキラしていたいものだねー。本当にねー。
帰国したらお互いチェックし合いましょうぜ。
>貴公子さん
やはりそう思ってしまいますよね。
全てが意識や努力で解決できるとは思わないけれど、それをどうにかしようという姿勢をとり続けていれば、違った形かもしれないけれど、それを補う何かが生まれてくることもあるかななんて思います。
ご丁寧に例まで挙げてくださってありがとうございます。
奇遇なことに、私の高校時代の友人にも同じような人間がいました。逃げ足が速いのですが、逃げていることを決して認めないという、どこまでに逃げる足を持っている男でした。
おそらく貴公子さんのご友人とそっくりなのだと思います。
ただ一点違うところを挙げるとすれば、私のその友達はイナゴではなくコオロギのような顔立ちをしているということでしょうか。
今は治安よりも気温の低さがつらいところにきています。
日本の暑さが羨ましくさえ感じます。