226日目
宿泊地 : Big Blue Star Lodge① (ンカタベイ / マラウィ)
移動 : ムベヤ → キエラ(2.5h) → カロンガ(1h) → ムズズ(3h) → ンカタベイ(1h)
【6:00~8:30(バス),8:30~9:30,9:40~12:40(以上、乗り合いタクシー),14:00~15:00(ミニバス)】
※時差は-1h
ある、そう思う。
以前、旅のスタイルについて考えたときに似たようなことを書いたけど、今回またそれについて考える機会があったから書いてみようと思う。
【ンカタベイ ダルエスサラームから来ると平和でほっとする。売っているのはマラウィ湖でとれた魚】
長旅をしていると、さまざまな考え、目的、スタイルを持ったバックパッカーに出会う。その中に、「スタンプラリー派」と揶揄される人たちが存在する。彼ら彼女らの目的は多くの国をまわること。パスポートにスタンプやビザのシールを集める、その数に何よりも大きな喜びを感じる。新たな国や都市にたどり着いても、入国時に既に目的は達成されているため観光や地元の人とコンタクトをとってみようという気もあまりない。そのような人たちがこう呼ばれている。この呼称はもちろん他称。自称スタンプラリーバックパッカー(それはそれで良い気がする)というのは聞いたことがなく、あまり外界と関わりを持ちたがらない旅人に冗談っぽく「スタンプラリーしてるんじゃないの?」なんて言ってみる、そんな感じだ。
最近そのような人に会ったことで、大人のスタンプラリー旅行それ自体についてと、そのように見えるショートステイを繰り返すスタイルの旅の意義について考えてみた。
まずスタンプラリーについて。
ある、と思う。それによって得られること、同時に失う機会のことを考慮に入れたうえで、その目的を自覚しているのであれば、ある、と思う。機会の大きさに比べて、抽出できるものが小さく感じてしまいはするけど。なのでもしそれに喜びを感じるのであれば、まわりを気にせずそれを口にすればいいし、そういうところに旅の主軸をおいたほうがおもしろい旅をつくることができる気がする。聞ける話も刺激的なものになりそう。
次はそうではなく、他の目的を持っているもののそのように見える旅について。
これも、ある、と思う。時間の制限が厳しい分、自分の目的をある程度明確に保持しておく必要はあるものの、確実にあると思う。
この種の旅についての批判は、概ねこんなところだろう。
【1】観光する時間が足りない
【2】人との交流をもつことが難しい
【3】数日ではその場所を理解することができない
それぞれに弁解してみる。
【1】情報収集に注力することと、自分の旅の目的に焦点を当てることで、短期間でも効率的に動くことは可能だと思う。
【2】これは難しい。数日どころか数週間滞在したとしても難しい。特に先進国ではそれなりのイベントに参加しなければまずこうした機会は得られない。なのでこう言われてしまったら逆にこう答えなければならない。それならどれくらいいたら十分なの?と。
こう返すとおそらくその人の口からは具体的な期間ではなく、「例えばどこにいってどういうことをして・・・」という行動についての意見が出されるのではないかと予想される。結局そういうことなのだろうと思う。重要なのは姿勢や方法で、時間については個人差があり何とも言えない。ある人の5日間がある人の1ヶ月に相当するなんてことがあっても、別に驚くことではない。
【3】まずそのおこがましい考えに反論しなければならない(失礼!)。数日いようが数ヶ月いようが数年いようが、旅行者という社会の表面を滑っていくような存在では、その地にあるいくらかの事実に触れることがあるとしても、理解するまでに至ることは困難ではなかろうか。それに滞在中に理解する必要はないと思う。十分な知識もなくまた中に入れない存在であるならば、その武器である客観性を存分に発揮して観察に力を入れてみてはどうかと思う。そして帰国後に、十分な資料の得られる環境でそこで得た感覚と感情と生の情報を材料に、自分なりに理解しようと努めればいいのだと思う。
仮にもしそのときに具体的なものが得られなかったように感じても、少なくともそこに行ったことがあるという事実は残る。実はこれがかなり重要で、それ以降はその国や地域の情報が、無意識であっても自分のアンテナにひっかかるようになる。そこから始めていけばいいのだと思う。
【1】~【3】全てに言えることだけれど、何も一回の旅で全てを終わらせ結果を出そうとする必要はないのだと思う。そでが始まりであってもいいのだと思う。
とりあえず私はそんなふうに考えて旅をしています。
【マラウィ湖1】
【マラウィ湖2 ここではダイビングのライセンスがかなり安くとれるみたい。】
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なになに?お父さんが同じ話を繰り返すようになってしまったと。
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元気ですかーーー!?
スタンプラリー、そんな呼び名もあるんですね。
ナガモさんが言っておりますが、1回の旅で結果を出す必要はない。
旅はわかりませんが(笑)、私もそう思います。
人って、色んな人がいます。
同じ事をしても1回目で、結果を出せる人もいれば、
何回やっても目標さえ見えない人もいるはず。
だから、全く違う考え・価値観が出てくる。面白いですよね。
ただ、自分から何かを行動しなければ、興味を持つ事も始まらない。
それは確かかもしれませんね☆
>yoyoさん
勝手に呼んでるだけですけどね。そう言われている本人は知らないはず。
と言いながら自分の言われている可能性が。笑
大切なのは自分の趣向を知って、今しているもしくはやろうとしていることを自覚することですかね。
それがぶれているとせっかくの行動がもったいないです。中途半端になってしまうから。
つまらない見栄に負けずに、堂々と自分の道をいってやりたいものです。