228日目
宿泊地 : Zili ndi lfe kupewa (ムチンジ / マラウィ) ※宿名は不確かです
移動 : ンカタ・ベイ → ムズズ(1h) → リロングウェ(7h) → ムチンジ(2.5h)
【9:30~10:30(ミニバス),11:00~18:00(バス),18:30~21:00(ミニバス)】
マラウィはマラリアの流行地域で、政府系の病院ではマラリア感染の検査や治療を無料で受けることができる。まだ悪化する可能性もあるし、病院も近くにあるンカタベイにもう少し滞在しようかとも考えたものの、これ以上旅程から遅れたくなかったため、朝に宿を出てそのまま次の目的地ザンビアを目指すことにした。
【ンカタベイの宿 湖畔だから蚊も多いね】
まあきっと大丈夫でしょう。何か起きてもきっとそれなりに対処できるでしょう。
最近はそう思い込むのではなく、自然とそう思えるようになっている気がする。旅に出ていくつもの困難にぶつかったこと、そしてそれをうまくかどうかは分からないけど、とりあえず乗り越えてこれたことで、そうした余裕が持てるようになってきた。旅だけでなく人生もそう。もっと若かったころに比べると、落ち着いて物事に対峙できるようになってきている。
これを「自分に自信が持てるようになった」とか「強くなった」なんて言うと少しはかっこいいのかもしれないけど、実際はそうではない。身に降りかかる災難はいつだって違う。同じだったら学習の仕方を反省する必要がある。似ているようなものはあってもやはりどれも違う。結局人は壁にぶつかり続けて悩み苦しみ続けるものだと思う。だから自信も強さも持ててはいない。
では、なぜ余裕を持てるようになったのか。考えてみた。
ちょっとしたことだった。あることを悟ったのだと思う。それは、「大切なのはやれる力(能力)ではなくやる力(意思)だ」ということ。
自分の人生を振り返ってみると、やれる力(能力)の限界に達して苦しんだことよりも、やる力(意思)の不足が招いた問題に苦しめられた経験が圧倒的に多いということがわかる。もちろんどちらの力も重要なのだけど、普段の生活において、要求される頻度が高いのはやる力、意思のほうであると思う。
そう考えていくと、やるときにやればいんでしょ、という割り切りのような覚悟がうまれてくる。
余裕の源泉は、自信ではなく覚悟だった。
困難にぶつかる覚悟。それと向き合う覚悟。それを越えていく覚悟。そんなもん。
当たり前といえば当たり前のことだと思う。不安や恐怖はよくわからないからこそ大きくなるもの。だから見てやればいいでしょう。つかんでやればいい。握りつぶしたいならつぶせばいいし、いらないものなら見たあと放り投げてしまえばいい。
シンプルに考えればいいと思う。きっとそうしたほうが生きやすいのだと思う。
あるものをしっかり見て、そして触れる。地に足をつけるってこういうことなのかなと、ふと思った。
【ンカタベイからリロングウェへ向かう途中、バスのタイヤがバースト。一時間ほど待たされる。】
【ザンビアとの国境の町ムチンジで一泊 リロングウェからリビングストンへの直行バスは国境越えに相当時間がかかるようなので、ここは刻んでいったほうがいいです。】
------------------------------------------------------------------------------------- 世界一周の費用はこちら!(マラウィ編) ↑ 一日に一回クリックしていただけると助かっちゃいます!
世界一周の写真はこちら!(アフリカ編)
ランキングに参加中!
なになに?お父さんが同じ話を繰り返すようになってしまったと。
手先を動かすことは痴呆対策になるときいたことがある・・・。
今すぐこれを使って(クリック)脳へ刺激を!!!
-----------------------------------------------------------------------------------