ラオスのブログ記事

46日目
移動 →パークセー(11h)→チャムパーサック(2h)
宿泊地 チャムパーサック/ラオス

 

チャムパーサックからパークセーに着き、まず向かったのは北バスターミナル。バスの発車時刻は夜だけれど、パークセーではやりたいこともないし、なんとしても今夜の便でベトナムのフエに向かいたかったためまずはここに来ました。

早速チケットカウンターに行きフエ行きのチケットを頼むと、おっちゃんは笑いながら、

「18時にきなよ。そのときチケット買えばいいからさ。」(発車は6時半らしい)

と言う。しかし悠長なことを言っていて万が一満席になってしまったら困るじゃない、と言うことでいいから今売って頂戴よと頼む。

「満席になんかならないよ。笑」

と、笑いながらも発券してくれました。


そして夜、バスに乗り込んでビックリ。なんじゃいこれは。


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【おっちゃん、フルどころか立ってる人まで出てるじゃないの!?ちなみにこれ夜行バス】


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【バスの後方部は座席が取り除かれ荷物置き場に】


エンジンがかからずに出発が2時間遅れるわ、足元にまで米袋が敷き詰められていて窮屈だわ、雨漏りがして頭に水は垂れてくるわ、そのおかげで中はむんむんとしてるわで、なかなか疲れる移動でした。夜行バスなのに満員だったので、通路に寝る人や後ろの荷物の上で寝る人が出ていました。特に後ろの乗客密度はすさまじく、人が川の字どころかパズルのように隙間なく収まって寝ていました。

 

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世界一周の写真はこちら!(アジア編)

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45日目
移動 なし
宿泊地 チャムパーサック/ラオス

 

チェンマイ(タイ)、ビエンチャン(ラオス)と、この旅ではこれまでに2度自転車をレンタルしました。が、どちらで借りた自転車もサドルがかたくて翌日はおけつが痛む始末。こんな経験していた私は、今回のワット・プーはバイクで行ってしまうかと、当日までそう考えていました。チャムパーサックの中心部からワット・プーまでの距離はおよそ8km。自転車でも難なくいける距離ではあるけれど、やはり気になるのはサドル。ビエンチャンで負った痛みもまだ癒えていないし、少し高いけどバイクでいくかと宿の倉庫(泊まっていた宿でレンタルできた)に向かったところ先客が。二人はヨーロピアンの老夫婦。そして彼らが借りていたのはなんと自転車ではありませぬか!しかも同じくワット・プーに向かうと言う。こりゃ負けてられん、ということで土壇場で自転車に変更。しかしこれがよかった。

借りた自転車はサドルがふっくらと柔らかく(たまらん!)、遺跡(ワット・プー)までも完全な一本道で途中は美しい田園風景が広がる。実に快適。

気持ち悪くも一人で歌を歌いながら自転車をこいでいたのですが、道中で気になるものを2つ発見。
一つ目は変な鳥。このあたりではどこでも鴨や地鶏を飼っているので鳥自体は全く珍しくないのですが、ちょっと目を引くものを発見しました。


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【こんなの】

テレビでもこんなのを見たことある気がするなぁ。これもやっぱり食用?とりあえずこれが一つ目。


二つ目は蓮。まずは田んぼのように水の張ってある畑を発見。育てているのはどうやら蓮。

 

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【蓮畑】

おう、こうやってレンコン(蓮根)を栽培しているのかと初めて見たので感動したのですが、その後このような売り子さんを発見。と、その前に蓮の実について記述。蓮の実は実にグロい。まるで小魚が岩盤から大量に顔を出しているような感じになっている。蓮コラという、人の身体にこの蓮を組み合わせてグロ画像まであるほど気持ち悪い。花は美しいのに散った後に出てくるのはこれとはなあ。
なんともドラスティックに栄枯盛衰を見せ付けてくれるこの植物が好きです。
で、見つけた売り子さんがこれ。


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【蓮の茎を束ねて運んでいる】


なんじゃい、一体この束をどうすんの!と思って聞いてみたら、この実を取り出して食べるのだとのこと。うわー、と思ったものの、グロいものは美味いと相場は決まっているじゃないかと気を取り直し味見。味はうん、まあ普通。少し青臭いけど、木の実のような味わいがあってパリポリといくつも食べれてしまう感じです。蓮は根も実も花も売れるんだね!


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【取り出した実の皮をむき、中の白い部分を食べます】


※ワット・プーの写真はこちら

 

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44日目
移動 →パークセー(11h)→チャムパーサック(2h)
宿泊地 チャムパーサック/ラオス

 

 畳1帖ほどのスペースで、ラオス人のおじさんと添い寝すること11時間、パークセーに到着。

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【寝台バスの中。全ての席はベッド。】


パークセーからはそのままワット・プー見学の拠点となるチャムパーサックへ移動。このチャムパーサックが素晴らしい。以下、理由を箇条書きに。

1.自然が多い
2.町に沿って流れるメコン川の川幅がこれまでに見たどこのよりも広く、海を眺めているよう
3.子供たちが無邪気で元気でかわいい,みんなすれ違うと挨拶をしれくれる
4.観光客がほとんどいない
5.のどかな田舎町といった感じで、その光景を眺めているだけで心が和む

要は田舎が好きってことなんだなぁ。


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【ラオスの子は本当にかわいい@スローボート】


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【@ルアンパバーン】
 

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43日目
移動 ビエンチャン→パークセー(11h)
宿泊地 バス車中

 

したたる汗をぬぐいながら、棒のようになった脚に鞭打ち、ただ足を前へと進める。ようやく階段を登りきると、そこはお土産物屋天国でした。



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【ビエンチャンのシンボル、パトゥーサイ】


3000kip(およそ40円)払うとてっぺんまで登る事ができる。暑い中汗をかきかき自転車で辿り着き、さらに階段をひたすら上った後、目に飛び込んできた光景がこれ。

 

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【さあ、アンタも見てっておくれ!って感じの声をかけられる。本当の頂上はもっと上。】


この日は南方面のバスターミナルに行き自分でパークセー行きのチケットを取ろうと思ったのですが、1時間自転車をこいでもバスターミナルがありそうな気配がない。人に聞けども聞けども「あと5分くらい。すぐ近く。」と言う。うーん、だれか英語の通じる人を探さねばと思い警官に聞いたところ、「あと6キロくらいあるね。」とのお答えが。すぐ引き返しました。お知り痛かったし病み上がりだったし、なかなかハードなサイクリングでした。
結局、インフォーメーションセンターでバス会社のオフィスを聞き、そこでチケットを手配。無事に今夜の夜行バスに乗れることになりました。

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【パトゥーサイからの眺めはなかなかでした。】

  

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42日目
移動 バンビエン→ビエンチャン(5.5h)
宿泊地 ビエンチャン/ラオス

 

いやね、わたくしだって好きでこうなったわけじゃないのよ。知っての通り、昔からこういうことが大嫌いな人間でしたから。それは神に誓ってそうよ。汚らしい容姿に物欲しげな顔、あの顔よ、身震いするほど下品でいやらしいあのね。あなたもご存知でしょ?服も毎年毎年同じじゃない。あの方にとって衣服は着飾るものではないようね。全くどうしたらあれほど低俗な・・・ああ、そうね、それがどうして起きてしまったのかを知りたいってわけよね。実のところたくしわかりませんの。わからないと言っても何もことが起きたときに意識がなかったなんてことを言う気はないのよ。ただどうしてあの方これほど関係を持ってしまったのか本当にわからないの。私に隙があったと言われてしまえばそうかもしれないわ。でもね、毎回一瞬の出来事なの。違うわ、出来事と認識もする暇もないのよ。たいてい事が起こるときってのはわたくしがとても楽しんでいるときですの。友人とお茶をしたり、家で読書をしたりね。本当にとても幸せな気分ですのよ。それが突然何か蕁麻疹がたつような寒気を覚えてふと我に返りますの。そのときにはもう手遅れね。そうなの、わたくしの部屋でさえ逃げ場所にはならないのよ。こうなってしまった後はあなたもよくご存知よね、残されているの自分の汚れた体と発狂せんばかりの不快感だけよ(ときには体液さえも!)。

ああ、なんておそろしいことですの。わたくしはこれからさきもずっとあの方の慰みものなの?いやよ、もう心も体も限界なのよ。そうね、次のベトナムで見てらっしゃい。あの方に自分の身分と言うものを教え、二度とわたくしに近づけないようにぺしゃんこにしてやるんだから!!



ということで、もう少し蚊に刺されないように気をつけます。熱が出たときにまさか蚊か?と思いタイで刺された数を数えてみたのですが(毎日記録しているのです)
、それが47回もありちょっとまずいなと思ったわけです。東南アジアではいまデング熱が流行っているようなのでなおさら気をつけて行きたいと思います。



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【バンビエンからローカルバスで移動。着くころには顔も体も土埃でまっくろ。目のふちからは泥がとれるくらい。】

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【乗車率100%中の100%!!暑いし体痛いし土や排気ガス臭いし助けてくれ】

 

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41日目
移動 なし
宿泊地 バンビエン/ラオス

 

チューブは腸のことではありません。これは後ほど下で。


これまでいろいろな国を旅してきましたが、その中での私の自慢は一度もお腹を壊したことがないことでした。それがついに・・。

かなり熱が出て頭痛までするものだから変な病気にやられたか?!もしかしてこれで旅も終わりなのかなぁ、などと弱気になってしまうくらい苦しみました。いや~、つらかった。けど一日で回復してよかったです。こわいこわい。生野菜や食堂も水も気にせず口にしてたけど、これからちょっと考えようかなぁ。

バンビエンは個人的にはどう好きになれない町だったので早く出たかったのですが一日出発が遅れてしまった。ここの売りは何と言っても「自然」とのことだったけど、観光客向けのお店が中心部の大方を占めているので自然以前に現地の空気と言うものをほとんど感じることができませんでした。自転車でも借りて少し遠出をすればよかったかな。


下の写真は元気だったら挑戦する予定だったチューブ下り用のチューブ。浮き輪のようになったチューブに乗り4時間ほど川を下り続けるというもの。

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【バックパッカーに大人気の模様】



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【トゥクトゥクで上流まで移動】

 

 

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40日目
移動 なし
宿泊地 バンビエン/ラオス

 

世界一周の旅に出る以前、夕焼けが世界一きれいな町はバンビエンであるという文章を何かで目にしたことがあり、この旅では必ずそこにより場合によっては長居してしまおう、と考えていました。実際バンビエンは自然が多く残っており、ルアンパバーンと同様町の端を流れる川(ナムソン川)が独特のゆったりとした雰囲気をつくりだしていて、一見悪くないところのように思えました。が、そう思ったのも束の間。宿に荷物を置き町を散歩してみると、一帯の店ほぼ全てが観光客用(バックパッカー)であり、なんとも味がない。こういうつくりだと、世界中のどこに行こうが楽しめる気がしません。郊外にも足を伸ばしてみればまた違ったものを見れるかもしれませんが、それならいっそ次の町へ行ってしまえということで、ここは早々に発つことにします。


ところで、ここバンビエンから首都ビエンチャンを行くバスが何度も強盗に襲われたということで、このところずっと注意情報が出されています。ルアンパバーン-バンビエン間の道で思ったのですが、山間部の集落は家屋や衣服などから見るととても貧しいよう印象を受けました。こういうところの普通の人たちが自分や家族のために強盗するのかな、と思いました。そのときふと考えたのですが、間接的に犯行に関与し間接的に利益も得られるそういう人がいる場合、その人は良心に苛まれることなく利益を享受できるような気がしました。罪と罰で言うと、ラスコーリニコフが老婆から奪った金品を善意をもって撒き散らしたとし、それを手に入れた人たちが全ての経緯を知っている人間であっても、容易に自己を肯定しそれを我が物とできる気がするのです。ワンクッション置くことで人はひどく残酷なことや卑怯なことをできるもんじゃないかなと思い、良心の頼りなさを感じました。


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【バンビエンの町並み】


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【こういう靴を脱いでくつろげるレストランが多い】

 

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39日目
移動 ルアンパバーン→バンビエン
宿泊地 バンビエン/ラオス

 

仏教僧に日ごろの感謝をこめて、もち米などを僧へ送る托鉢。朝の5~6時くらいに見られると言うので頑張って早起き。地元の人たちは地面に敷物を敷いて待ち、次々とやってくる僧の鉢にもち米などを入れていました。とても厳かな雰囲気の中行われているので、ささっとひかえめに写真撮影。

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【ルアンパバーンには寺院・学校が多いので大規模になっている】


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【ソン君の話によるとこのために毎朝4時に起きているそう】



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【なんだか見とれてしまう】



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【後ろにいくほど小さい子が】
 

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38日目
移動 なし
宿泊地 ルアンパバーン/ラオス

 

あらあら、これは日本人みたいな方がいますね~。やはりそうでしたか。タイ行きの航空券はどこにいけば買えますかね?そうですか。ところでラオスにはいつから・・そうですか、こういう旅を通じて何かビジネスの種でも見つけたいものですよね。実はわたし会社をやっていましてね、まだ赤字なのですがタイのドライフルーツを輸入しているんですよね。しかしまあタイの人というのはどうも中国の影響を受けているようで、ベトナムもそうですね、お金なんですよね、で今回ラオスに来てみたわけなんです。ラオスの人というのはとても真面目なのでね。私の会社は立ち上げてから2.3年ですがまだ赤字なんですね。でもそれはどうでもいいんです。これからどうにでもね・・。いやね、私も自分で会社をつくるなんて考えたこともなかったんですよ。ただね、タイミングがよかったというのかな、ちょうど早期退職で退職金が満額もらえるという話がありまして、もうこの世の中じゃないですか、自分で辞めるなんて場合には普通そんなにもらえませんよね、ここかなと思ったわけです。そういう会社なんていまあまりないですよね、いわゆる大手と言われるところくらいでしょう。私のところは小さな業界ですがそこではトップでして、もうあれですね、200人も社員がいたら大企業ですよね、まあ詐欺には遭ってしまってこれ(小指)にも逃げられてしまいましたが、こうやって仕事しているわけですね。赤字なのももうすぐですよ、なんせ扱っているのが食品じゃないですか、食品なんで売れ残ってもどうにでもなりますからね・・・いやもうこうやって真面目にやっているわけですが、最近は正規に輸入されていないものも多くて困りますよね。いやいや安くはないですよ、同じです。詐欺にはやられてしまいましたが私は大丈夫なんですね、最低限のものを不動産から得ているわけでね、その一部屋の家賃でどうにかやっていけるわけです、他は騙されてしまいましたがね、これがあるからやっていけるってわけなんです。実は私これまでずっと技術屋だったわけですね、しかし20年以上も仕事をしていると他のどんな仕事のこともわかってきちゃいますよね、こうやってああやってって、自分の仕事だけでなく取引先も見てきていますから、もう流れみたいなものがわかっちゃうわけですね、ええそういうものですよ。それで辞めてすぐですよ、まあまだ赤字なんですがね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話をさえぎりつつ(ちなみに3度目のトライ)
私「ちょっと行かなければならないところがあるのでそろそろ・・」
社長さん「そうですか、そうしましたら名刺をよろしいでしょうか。名刺なんて簡単なものですよ、安くできちゃうんですから、最近はホームページもつくりましてね・・・・・・・・・・・・・」
私「私は持っていないので頂くだけになってしまいますが・・・・」


ようやく開放され博物館へ急ぐ!!!
・・・・でも、博物館閉まっちゃってたよ!!

※午後の開館時間に無事見学できました。



夕方には赤十字の運営するサウナに行ってきました。ハーバルサウナと言うことで良い香りがします。畳2帖くらいの狭いスペースでその上真っ暗なので入った直後は驚きましたが、その後はゆっくりじっくりと現地のおじさん方とハァハァフゥフゥ言いながら汗を流しまくり、まるでシャワーを浴びたかのようにさっぱりしました。シャワーはないので、帰り道にビールで水分補給した後に宿で汗を流しました。



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【赤十字サウナの看板】

 

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37日目
移動 なし
宿泊地 ルアンパバーン/ラオス

 

ユネスコの認定する世界遺産では都市自体が世界遺産として登録されているものがいくつかあるが、このルアンパバーンもその一つ。これまでの旅を通じてわかってきたのですが、私は何かこれといった具体的なものを見るよりも、唯物よりも少し抽象度の高い輪郭のぼけたものを見たり、またその雰囲気を感じるのが好きなようです。

町は区画は厳密に決められているもののいわばそれは箱に過ぎず、その中にある人・物・文化・地理・歴史(特に地理には注目します。歴史・文化を始め全てはこの上に乗っかっているものなので。)などさまざまな要素が混在し、そしてそれらが絡まり合って見せる様相、それこそが町であり、実際にその中に入ってみなければなかなかその質感がわかりません。そういう中に足を踏み入れ、細かな刺激を無数に受けつつ自分なりのイメージを築きあげていく作業が楽しく感じます。もちろん中には自分のフィーリングとは合わずに、何も感じなかったりまたは不快な感情しか得られない場所もありますが、世界遺産に登録されているほどの町や地域は、大当たりである可能性が高いと私は思い込んでいるわけです。以前訪れたメキシコのグアナファト(世界遺産)がそれまで見てきた町の中でダントツで好印象だったため、こういう思い込みを持つようになったのだと思います。ちなみに遺跡に関しては私の勉強不足もあってか、よくわからんなと思うものもたまにあります。

そのようにかなり期待してルアンパバーンにやってきましたが、やはりおもしろい。旧都ならではの宗教色とメコン川の大きくものんびりとした流れ、そんなものが組み合わさってか、そこにいる人たちは慎ましくまじめでありながらも素朴でのんびりした雰囲気を醸し出しているように感じます。また目に見えるものは異国情緒たっぷりで、ただ歩いているだけでも相当楽しめます。
 

 

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【プーシー】


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【なぜかみんな日傘さしてました。学校で流行ってるのかな?】


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【仲良くなったソン君と。18歳ですが精神的にとても大人な子でした。英語も上手でびっくり。】

 

 

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36 日目
移動 パークベン→ルアンパバーン(7.5h)
宿泊地 ルアンパバーン/ラオス

 

 ボートは高いし時間かかかるし、どうせならバスで移動しちゃおうかなと考えたこともあったけれど、ボート(スローね。スピードボート選んだら後悔していたかも)を選択してよかったです。四方を自然に囲まれその中をゆっくりと進んでいくわけだから、いつ外を眺めても素晴らしい景色が広がっています。地上の乗り物と違ってさほど揺れないので読書もできたのですが、ガイドブックをチェックするとき以外はひたすら外を眺め続けていました。おかげでこの日の写真はメコン川のものばかり。そとのときは何かを感じていたのだろうけど、後で見てみるといまいちのものや区別のつかないものもちらほら。
一日目は雨が多く、二日目は快晴。それぞれ違ったメコン川も見れてラッキーでした。

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【出発前は霧がかっていました】


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【川沿いに住む人々】


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【この日は雲がきれいだった】


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【まさに快晴】


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【途中、流れの激しいところも】


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【夕方】

  

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35日目
移動 フエイサイ→パークベン
宿泊地 パークベン/ラオス

 

 フエイサイから目指すは世界遺産にも登録されているラオスの旧都ルアンパバーン。
なんでもここフエイサイからボートでメコン川を下って向かうのが今バックパッカーに大人気だとか。

一応バスも調べてみたけれど料金はそう大きくは変わらなかったため、2種あるボートの中からスローボートを選択!(チケットは現地の人の倍額)

<<参考 ルアンパバーンまでの所要時間>>
バス 10~12時間くらい
スピードボート 6時間
スローボート 2日間(途中パークベンに宿泊)



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【スローボート。これでゆっくりとメコンを下る】



ちなみにもう一つのスピードボートはたった6時間でルアンパバーンに着けるものの、やつのスピードは本物でとてもメコン川の風景を楽しめるような代物ではありませんでした(追い抜かれるたびにあまりのスピードに笑えてしまう)。しかも途中で故障することも珍しくないとか。

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【ボンバーマンのようになってスピードボートにしがみつく乗客】



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【経由地パークベン】

 

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34日目
移動 メーサーイ→フエイサイ
宿泊地 フエイサイ/ラオス

 

 ミャンマーは「入国?」ってな感じでしたが、次のラオスにはしっかりと入国!

ラオスはタイよりも経済は発展していないが物価は高い。経済はタイに依存している部分が大きいらしい。実際お店の商品を見てみるとタイで売っていたものとほとんど同じものが並んでいる。製造拠点もあまりなければ交通網もまだ未整備な部分があるし、こりゃ輸送費などの中間マージン考えればこの種の物品の価格は高くなるね。


物価と言えば、メーホーソーンでタイの土地や家を建てるのにかかるコストを聞いたことを思い出した。泊まったゲストハウスのオーナーが若いイングリッシュだったことに興味を持ち、現地の人に聞いてみた。メーホーンソーンだとこんな感じで家が持てるそう。
(その人の感覚が正しいかわからないので信用度は低く見ておいてください。元銀行員でしっかりした人ではありました。)。


・土地(農地を買う) 4,000~5,000B/k㎡ (15,000円くらい。聞きなおしたけれどk㎡だとのこと。でもこれはちょっと信じがたいなぁ。)

・家(家族で住む一軒家) 200,000B (700,000円くらい)

とのこと。本当かな。バーツ危機のときには多くの日本人がタイの土地を買っていたけど、今もまだチャンスだぞ!なんておじさんは言っていました。



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【ボートでメコン川をわたり彼岸のラオスへ】


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