219日目
宿泊地 : Motel Du Monte HUYE (ブタレ / ルワンダ)
移動 : キガリ → ブタレ(2.5h)
【14:00~16:30(バス)】
ヨーロッパをまわっているとき、ハンガリーの日本人宿でいくつかDVDを見ました。戦争に関連したものを選んで見たのですが、そのうちの一本が「ホテルル ワンダ」でした。そのときはルワンダどころか、アフリカを旅することも考えていなかったのですが、気づいたらきてしまっていました。無計画さがおそろし い。
この映画は、つい20年ほど前に起きたツチ族とフツ族の民族紛争を題材をとったノンフィクションで、その虐殺と混乱の中に、感動的な家族愛と人間愛を描き出しています。実際に映画を見た人ならば、きっとこの町の雰囲気が最初は信じられないと思います。
キガリの中心部は、他の東アフリカのどの国の都市よりも美しく静かで穏やかで、人も建物もとても洗練されて見えます。街中にも南国特有の鮮やかな花や葉の 大きな木が溢れ、ヨーロッパにもここまで整った町はそうないのではないかと思うほど、目にするものがどれも美しく清潔で、そしてスッキリしています。
【キガリの中心部】
死体の山と武器として使われたナタのイメージが強烈に残っていたのですが、見事にひっくり返されました。とてもちょっと前に50万人が虐殺された国とは思えないほどの落ち着きようです。
【宿の屋上からの眺め。中心を外れるとトタン屋根の家ばかりになってしまいます】
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ちなみにルワンダの南に接するブルンジはいまだ政情が不安定で、ナタでおそわれたという旅人の話も聞きます。タンザニア西部は道が悪く移動に時間がかかる ため、トランジットビザでブルンジを抜け、そこからタンザニア鉄道で首都ダルエスサラームを目指すというルートも知られていますが、外も出歩くのも難しそ うだしちょっとこわいので私はパスしてルワンダからタンザニアに抜けるルートをとることにしました。
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この日はミーハー根性丸出しで、その映画の舞台となったミルコリンホテルをのぞきにいってきました。
【映画のイメージよりもだいぶきれいなホテルでした】
うーん、なるほど。でもキガリを見ているだけだとどうもその事実がぴんと来ない。ルワンダの現状もとりあえずはさらっとですがとりあえず目にすることがで きたということで、この日の午後には紛争で命を奪われた被害者の遺体数百体をミイラにして安置・公開している【虐殺記念館】への拠点となる町ブタレへと移 動しました。
【ブタレにある教会】
このブタレなのですが、たまたまなのかどうなのかわかりませんが、障害を持った人が多く目に付きました。手や足のない人、言葉を発することができずに手話 で会話をする人、など。ブタレでは虐殺が特にひどかったと言うから、そのとき負った心身の傷がまだ残っているということなのでしょうか。
事実はどうかわかりませんが、もしかしてと思わされるほど、そうした光景を目にすることが多かったです。
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