2008年10月アーカイブ

84日目
宿泊地 :ヴィリニュス / リトアニア
移動 :なし

 

ああああ、なんて寒いんだろう。雪が降りそうな天気です。寒いと言うかもう痛いです。
他のバルト三国であるエストニアのタリン旧市街、ラトヴィアのリーガ旧市街と同様に、ここヴィリニュスの旧市街も世界遺産に登録されています。今日はこの街を散歩。


まずは聖ペテロ&パウロ教会やウジュピスなど、有名どころをまわる。

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【ヴィリニュス旧市街】

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【ヒスイが有名】


その後はKGB博物館へ。他国から支配の受け続けた歴史のあるリトアニアですが、ここの展示物を見ていると、その苦難の歴史の一端を垣間見れる気がします。この博物館自体がもと収容所だったのですが、地下には今も当時の監獄などがそのまま状態で残されており、説明文を読んでいると苦しくなっていきます。中でソファーのマットのようなもので覆われた拷問室には嫌な想像力を掻き立てられました。旧ソのKGBやナチスドイツの収容所は有名ですが、戦時中はどこの国にもこういった施設があったのでしょうかね。

宿で一緒だったイングリッシュの話によると、ヨーロッパで最も自殺が多い(自殺率)が多いのがこのリトアニアだとのことです。エストニアではそれほど感じませんでしたが、たしかにラトヴィアとリトアニアでは街でも殺伐とした空気を感じることがあったなぁ。雨の中路地で物乞いをする人なども見られました。この気温だと命を落としかねない気も・・。秋は毎日のように雨が降り一日中薄暗いのですが、そういったことも多少関係するのかな。アイスランドなんかでは白夜の影響で精神的に病んでしまう人が多いという話も聞いたことがあります。真偽のほどは不明ですが、陽の光が精神に与える影響は多少なりともあるように感じます。ちなみに自殺者の数ではたしかロシアが世界トップ、率ではわれらが日本(数は年間30,000人強)がトップだったと思います。(うろ覚えですので気になる方は調べてみてください。)
こういう話をしていると外国人からは必ずと言っていいほど、あれほど裕福な日本でなぜ、という質問を受けますが、日本に住んでいる人ならなんとなくわかりますかね。常々自分にも言い聞かせていることですが、しっかりと優先順位はつけておく必要があるように思います。基準がなければ物事の価値など測れませんので。


さてベラルーシのビザですが、大使館を訪ねて聞いてみたところけっこうな料金がかかる(4.5日後発行でも10,000円以上)ようだったので、ウクライナとともに旅程から省くことにしました。もう少しロシアっぽい国を見てみたかったのですが残念です。ういた時間とお金を他の国へまわすかな。次はポーランドへ向かいます。

 

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83日目
宿泊地 :
ヴィリニュス / リトアニア
移動 : リーガ→シャウレイ(3h)→ドマンタイ(0.3h)→シャウレイ(0.2h)→ヴィリニュス(3.5h)
【10:40~12:15(ECOLINES),14:15~14:30,16:28~16:40,19:00~22:30(EUROLINES) ※全てバス】

 

ラトヴィアのリーガから国際バスでリトアニアに入国し、宿泊予定地のヴィリニュスへ向かう前にまずはシャウレイという南部の都市でバスをおりました。ここでの目的は「十字架の丘」を訪ねること。シャウレイのバスターミナルから市バスに乗り15分ほど行き、まわりに何もないドマンタイというバス停で降り、そこからさらに2キロ歩くとこの十字架の丘へ辿り着くことができます。
毎日雨ばかり降っているしちょっと面倒にも感じていたのですが、シャウレイに到着する頃、運よく雨も止み、空も晴れだんだんと気温が上がってきました。本当についていた!大きな荷物はバスターミナルへ預けたし、晴れていると歩くのも気持ちが良い。十字架の丘までの道は広大な畑に囲まれてその中を歩いているとそても爽快な気分になります。植物の種類や土が違うからか、同じ田舎の風景でも日本とは違った空気を感じるんですよね。虹も出ていたりと、思いがけなかった景色に出くわすことができ、幸せを感じながら目的地へと向かいました。

 

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【十字架の丘へ続く道】

 

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【帰りは夕日がきれいでした。バス停からの夕日。寒かった・・。】



十字架の丘にはおびただしい数の十字架が掲げられていました。話によるとリトアニアの人口(約350万人)よりも多い数の十字架がここにあるとか。ここの荘厳な雰囲気には、キリスト教徒でなくとも何か神に対する畏敬のようなものを感じてしまいます。
 

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【十字架の丘】

 

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【大小さまざまな十字架がある】

 

 

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82日目
宿泊地 : リーガ / ラトヴィア
移動 : なし

宿に近くに国立オペラ座なるものがあるのですが、調べてみるとチケットはかなり安く、300円くらいから手に入ることがわかり、朝すぐにチケットカウンターへと向かいました。この日の公演は少し良いものなのか、一番安い席がおよそ500円。とりあえず試しに観てみたい程度なのでそれでいいやとも思ったのですが、なにやらこれは立見席とのこと。ではもう一つ上のものを、と頼んでみたのですが、これは柱の後ろの席なのおすすめできないと言われてしまう。結局買ったのは900円ほどの4階にある席でしたが、ステージも8割がたは目に入ったし、これにしてよかったなと思えるものでした。ちなみに柱の後ろの席は相当見づらそうでしたので、私もおすすめできません。


実はこの日の公演はオペラではなくバレエだったのですが、バレエってこんなにすごかったの?と終始感動しっぱなしでした。
序盤は表現の技術がとか鍛えられた体がどうこうというのではなく、それらを土台としそこに作り上げられる空気があまりに素晴らしく、何も考えずにボーっと見とれていました。完全に芸術の域まで昇華されているように感じました。

少し時間が経ったあと、場面とともに衣装が変わり肉体の露出が増えたこともあってか、今度は筋肉に見入ってしまいました。こう言うとちょっと変な人っぽいですけど、見てもらえればきっと納得してくれるはず!筋肉の動きを見ているだけで感動できます。しなやかで力強いのですが、やはり人間の体なので物とは違って繊細さも感じられます。それがまた芸術性を高めているような気がしてきます。ギリギリのところまで全てを張り詰めさせて、その不安定な頂点に、慎重かつ大胆華麗に、最も重要で大きなメッセージを置いていく感じでしょうか。本当に素晴らしかったです。


ちなみに出演している人が皆べらぼうな美形でした。スラヴ系の人々の顔立ちはすっきり整っていてものすごくかっこいいです。それもあって余計に美しく見えたのかもなぁ。

 

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【ラトヴィア国立オペラ座】

 

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【世界遺産にもなっているリーガ旧市街の街並み】

 

 

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81日目
宿泊地 : リーガ / ラトヴィア
移動 : タリン→リーガ(4h)
【14:00~18:10(バス:ECOLINES)】

 

ECOLINESのバスでタリンからラトヴィアのリーガまでたったの4時間。バルト三国といえどもさすがヨーロッパ、道路がしっかり整備されていて嬉しいです。フィンランドから徐々に南下してきていますが、どうやら寒気の南下スピードに負けているらしく、日に日に寒さが増しているように感じます。今日はバスを待っているときにヒョウが降りました。あああ、寒くて手が痛い。

バスに乗り少しすると雨がやみ、空が明るくなり始めました。そうすると外には絶景が広がっていることに気づきました。窓からの眺めが本当に素晴らしかった!空気が澄んでいるからか、空や雲が近く感じるんですよね。またこういう針葉樹ばかりが並ぶ景色と言うのもいかにも北の地らしくて新鮮で、暗くなるまではずっと景色に見入っていました。晴れの日が多い季節なら、もっとこんな景色を楽しむことができたのかな。それとも暗い日が多いからこういうひと時を貴重に感じるのかな。

 

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【タリン~リーガ バスの窓から 1】

 

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【タリン~リーガ バスの窓から 2】

 

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【タリン~リーガ バスの窓から 3】

 

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80日目
宿泊地 : タリン / エストニア
移動 : なし

 

昨晩に引き続き、今日も旧市街を散歩。昨日しこたま雨と風に打たれたせいか、体はちょっと弱り気味。そんな頑張った体にご褒美をあげねばと思い、スーパーへ行きエストニアのビールを物色。安いと聞いてはいましたが、500ml入りの瓶でさえも100円しない程度で買えてしまい驚きました。しかもどれも風味があっておいしい!麦の生産地も近いし、ビール発祥の地も近いからですかね。アジア並みに安いので、これは毎晩飲みたくなってしまうなぁ。

今日はドミトリーで香港の女の子二人と同室でした。二人ともフィンランドに留学しているらしく、考え方もしっかりしていて英語も流暢に喋ることができるとても素晴らしい子達でした。完全に負けちゃってるよ。
彼女らは北欧とバルト三国を旅しているらしく、旅の話で盛り上がったので世界一周の話をしたのですが、同じアジアにあり、やはり職に関する認識は日本と似ているのでしょうか、大きなリスクがあるのにすごい勇気だね、ということを言われました。好意的な意味で。実はこう思われていることをとても嬉しく思います。別に大したことをしていると思われたいわけではないですし、しているとも思いませんが、少し外れたことをしていると見てもらうことによって、やりたいことがありながらもなかなか動けずにいる人の背中を押すような役割が果たせたら、それほど嬉しいことはないからです。

私はとことん好きなことをやって生きてきていますが(両親と周りの人間に感謝しています)、何かやることが得意なわけではなく、ただやりたくないことをやらないのが得意なだけだと自分では考えています。だからあまり多くのことはしていないし気も払っていないのだと思います。優先順位をつけたうえでいらない荷物を降ろし、残ったものを大切にしていくことができれば、先進国中際立って低いと言われている日本人の人生に対する満足度ももう少し上がるような気がします。きっと本当は学生のうちにそのあたりを固めておくといいんだろうなぁ。

 

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【タリン旧市街】

 

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【タリン旧市街 アレクサンドル・ネフスキー聖堂】

 

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【おみやげ物にはマトリョーシカが】

 

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79日目
宿泊地 : タリン / エストニア
移動 : ヘルシンキ→タリン(2.5h)
【20:00~22:30 (フェリー)】

 

今日も朝から雨。秋は雨ばかりらしいです。寒いうえに雨まで降ると、外に出るのがなかなか億劫になります。しかし今日は移動日なので動かねば・・。

フィンランドでの3泊は全てStadion Hotel。ここではおもしろい出会いがいくつかありました。中でも日本人のDさんとの出会いは貴重でした。久々に時間を忘れるくらい会話に夢中になりました。しかも前夜のバー(ここは結局ベロベロに酔ったフィンランド人がおごってくれました)に続き、今日もキアズマ美術館内にあるビュッフェでご飯をご馳走してもらってしまいました。いいのかな、こんなに良くしてもらって・・・と思いつつも、二つ返事でそのありがたい施しを受けてしまいました。今のスタイルのままで行くと、これがヨーロッパで一番贅沢な食事になりそうです。ありがたやありがたや・・・。
食事ももちろんなのですが、一緒に過ごしてくださった時間が本当に貴重でした。私は基本的に旅先では日本人を避けるように行動してしまうことが多いです。それはその地での貴重な時間を、感じたり考えたりする時間に避けなくなってしまうからです。また、有用な情報を得られることは多くても、新鮮な情報を得られることが少ないなと感じることが、これまで多々あったことも関係しているのだとも思います。

しかし今回はそんなこと微塵も考える暇もないくらい楽しい時間を過ごすことができました。話をしているとまるで啓発されているようにさえ感じてしまうくらい。物事の本質を射止める目がシャープでロジカルで、さすが弁護士さんといった感じでした。


そんなDさんに嵐のような雨の中付き添ってもらい、次の目的地エストニアのタリン行きのフェリー(Viking Line)乗り場へ。強風のためにフェリーや高速船の欠航があり、一番早いもので行ってもタリンに着くのも夜中近くになってしまうし、いっそのことスウェーデンのストックホルムまで行ってしまうか出向直前まで悩みましたが、予想よりもチケットが高かったため(トゥルクからだと条件によっては20ユーロ前半で乗れるみたいです)断念し、おとなしくタリンへと向かいました。ちなみにこの日の天気のせいもあってかフェリーはかなり揺れ、乗ってすぐに気持ち悪くなりました。

タリンへ着いてからは持ち前の方向音痴を発揮し、雨の中2時間ほど旧市街をさまよい歩きました。久々につらい迷子を味わいましたわ・・。最初は街並みがあまりにきれいなもんだから少し迷うくらいが丁度いいよ!とか調子こいていたんだけどね。


同じEU圏内ということで、出国審査も入国審査も一切ありませんでした。バルト三国にとって当面は経済的なメリットがなさそうなEU加盟ですが、ようやく独立もでき加盟によりあるていど足元も固められると思うし、これから時間をかけてゆっくりと発展していけるといいのですが。三国に残る旧ソの影響や三国の違いなんかを感じられたらいいなと思います。
 

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【Viking Line フェリー船内にはスロットマシーンやカラオケがあります】

 

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【夜中に迷子になりつらかったです】

 

 

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78日目
宿泊地 : ヘルシンキ / フィンランド
移動 : なし

 

これまでフィンランドで会った人から得た情報によると、この時期は晴れの日があまりなく、一日中どんよりしていることがほとんどだそうです。たしかに昨日も曇りで一日中暗かった。しかし今日は朝から青空が見える快晴!荷物が届いていれば今日中にエストニアへ渡ってしまおうとも考えていたのですが、このチャンスを逃してはならん!と言うことでレセプションに正式に延泊をお願いをしに行きました。(荷物が届かなかった場合のことを考え、仮の予約はいれてありました。)

予約のために名前を伝えると、君宛に空港から荷物が届いているよと驚きの言葉が。昨夜は届いていなかったので早朝に届いたのかな。日本にはない時間帯の配達だけど、頼む人が多いってことかな。
そんなことはさておき、バックパックです。旅を再開し今日で4日目になるのですが、着替えも全てバックパックの中なので当然毎日同じ服(シャワーは浴びてました!)。ひげも汚らしく伸びてきているし、早く荷物を!!!と急いで梱包している袋を引きちぎりバッグを取り出すと・・・!!!!

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【こんな感じでチャックが2ヶ所壊れていました。】


たしかにぼろくて壊れやすいものではありますが、2日も遅れたうえに何の謝罪もなくこんな姿にされてわたされると少々腹が立ちますね。まあでもこの機会に他の部分もまとめて直すことにし、針と糸でちまちま作業。うむ、上出来!



天気は快晴、先の見通しも立ち気分も上々。暖かい服(これは本当に嬉しい)を着込み、昨日に引き続いてヘルシンキ市内を散策してきました。
ヨーロッパが初めてだからということもあると思うのですが、見るもの全てが新鮮でいくら歩いても飽きません。次の角まで歩いたらまた何か良いものが見れるんじゃないかな??とワクワクしながら、ひたすら歩きまわりました。昨日今日の二日間で10時間ほど歩き回りましたが、それでも最後まで楽しめました。昨日とは天気が違っていたのが良かったな。

ヘルシンキに来る前にチェックした口コミ情報では、ここは大して見るものもなくあまりおもしろくない都市という記述がいくつも目に付いたのですが、そんなことはありませんでした。たしかにこれというものはあまりないのだけど、建物であったり人であったり、そのファッションであったり、また雑貨や交通機関であったりと、とにかく目にするもの全てがスタイリッシュで、北欧らしい暖かでありながらも鮮やかな色と雰囲気を放っていて見ていて本当に飽きませんでした。散歩の楽しさではこれまでまわった都市の中でナンバーワンです。

 

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【ヘルシンキ 湖】

 

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【ヘルシンキ 港付近1】

 

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【ヘルシンキ 港付近2】



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【ハカニエミマーケット】


今日は散歩ついでにちょこっと買い物もしてきました。ついこの間、銀座のH&Mを見て、何が良いのわからないなんてことを言っていたのですが、すいません。調子に乗っていました。ごめんなさい。買ってしまいました。だって50%offのセールしていたからつい・・。銀座のお店よりも商品数が多く、色やデザインが変わったものも置いてありおもしろかったです。これから少し寒い地方を旅するので、私は手袋とニット帽を購入。2つで1,000円ちょうどくらいでした。
 

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77日目
宿泊地 : ヘルシンキ / フィンランド
移動 : なし

 

書くこと多いので今日は箇条書き!

・日の出について
うーん、むにゃむにゃ。もう頭痛がするほど寝ているのに外はまだ暗い。寝るのが早すぎたかななんて思いつつ時計を見ると8時。良い時間なのに。この時期の日のでは8時半くらいらしいです。


・テンペリアウキオ教会(岩の教会)やらをまわってみたことについて
今日は6時間ほど歩き続けました。だって街並がきれいでどこを歩いて何を見ても楽しいから。

 

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【ほら】


・北欧美人について
ホステルのドミトリーで同室だったフィンランド通によると、フィンランド(ヘルシンキ)は北欧の中では最もルックスが悪いと言われいているらしいです。街を歩いていたときは身長や髪と服のきれいさに惑わされ、北欧恐るべき!などと思っていましたが、なるほどよくよく観察してみるとたしかにそうでもない。ちなみに次に行くバルト三国はかなりレベルが高いとの噂!けど、フィンランドの人もとても素朴で親しみやすい表情しているので、親近感を持てます。

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【ほら】


・北欧雑貨について
やっぱりかわいくてオシャレだよね。でも高くて家中のものを買い揃えるのは無理ね。

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【ほら】


・かもめ食堂について
ちょうどお昼の時間に行ってみると、意外や意外、お客さんのほとんどは地元の人でした。なので予定を変更してお茶をしていくことに。シナモンロールがおいしかった。ここで出会った方(日本でカメラの仕事をしているとのこと)とその後一緒に市内を徘徊。街を歩くときにはあまり下調べをせず、思いがけないその場の出会いというものを大切にしているようで、聞かせてもらった話も見せてもらった写真も素敵でした。この人は間違いなくこの先も良い旅をしていくんだろうなぁ、一緒にいて思いました。帰ってすぐに紹介していただいたHPを開いてみたのですが、これがまた良かった。表現力豊かな人っていいなぁ。

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【かもめ食堂の撮影に使われた食堂 店員さんが明るくて素敵】

 

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76日目
宿泊地 : ヘルシンキ / フィンランド
移動 : →香港→ヘルシンキ(11h)
【待ち15時間,9:30~15:30 時差5時間】

 

日本~上海~香港~ヘルシンキ

待ち時間が半分ほど入っていますが、ここまで辿り着くのに約40時間かかりました。

 

さーて、旅も再開したしフィンランドを楽しむぞ!!
と思いきや、なんと荷物が見当たらないじゃございませんか。

あらまあ、本当にかもめ食堂みたいね。

 

ぶるぶる震えながらなんとか宿には辿り着きましたが、
厚手の服は全部大きいバックパックの中だから寒い!寒いよ!!本当に寒いから!!!

早く見つかってちょうだい!!!

 

きのことか入ってたらバックパックを投げ飛ばしてやる!!

 

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75日目
宿泊地 : 香港国際空港のベンチ
移動 : 日本→上海→香港(計13h)

【6:00出発】

 

航空券のルールの関係で、日本からではなく香港から移動しなければならないのでまずは上海を経由し香港へ。そこで15時間待ち、翌朝ヘルシンキへと向かいました。待つのが上海でなく香港で本当に良かった!ここは空港内がWi-Fiでネットつなげる上に、ベンチ下の電源も使っていいよう(これは確認したほうがいいかも)なので、待つのが全然苦ではありませんでした。この時間を利用し、フィンランドのユースホステルを予約。

日本でゆっくりしすぎたせいかまだボケているようで、香港行きの便の座席に、読み始めたばかりの本を置いてきてしまいました。悔しい!香港到着後に中国東方航空のスタッフにその旨を伝えたのですが、いかにも面倒くさそうなそぶりでちょちょこっと電話し、『No book!』と一言で片付けら得ました。この調子だと乗り継ぎ2回あるし荷物も不安だ・・・(と思っていたら、後日その予感が見事に的中!やったね!)

 

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日本行きの飛行機の中、暇だったので音楽を聴こうとi-Podを取り出したのですが・・・動かない。
どのボタンを押しても反応なし。

 

もしかしたら一時帰国の前日にバッグがベッドから落ちたとき、その衝撃でやられちゃったのかな。

 

ついてないけど、ちょうど帰国のタイミングだったのである意味ついていたかな。

ネットで調べてみると、修理にはどうやら予約をする必要があるみたい。(i-Podを郵送して修理してもらう方法もあります)
アップルのHPから予約を入れ、ポンコツを手に銀座まで行ってきました。

 

結果からいうと、15,800円で新品に交換してもらうことができました。安くはないけど、他の新しいものを買うよりは経済的なのでその場で交換をお願いしました。予約を入れた時間ぴったりに名前を呼ばれ、その後すべての手続きを終えるまでに30分もかかりませんでした。

 

おもしろかったのはこのアップルのシステム。
基本的にi-Podの修理はしていないようです。「i-Podの構造上・・・」という話でしたが、効率的に対応するための仕組みであることは明らかであると思います。

わたしたi-Podをちょこちょこっと見て、故障していることが分かれば機種ごとに定められている修理交換料を提示し、お客さんがこれに応じれば交換、応じなければ修理不可ということでおしまい。
(バッテリーの問題については別途対応とのこと)
故障の原因がユーザーにあってもなくても同じです。実にシンプルでスピーディー。
些細な不具合が原因であった場合でも重大な故障があった場合でも同額とられるので、修理という名目で対応している以上は不公平さを感じる人もいるだろうとは思いますが、個人的にはこういう場合、【誠意】よりも【早さ・分かりやすさ】を評価したいと考えているので好感が持てました。

 

ちなみにi-Podには購入後1年間の保障期間がついているのですが、この期間内であれば無料で修理交換をしてくれるそうです。

そしてここがまたうまいことやっているなと感じたのですが、この1年間の保証を、7,000円ほど(うろ覚えなので確認してください)払うことで2年に延長できるそうです。
故障や修理依頼の確率を計算して金額を定めれば、交換用i-Podを用意するための資金をある程度確保できるように思います。

変に時間をかけて古い製品を部分的に取り替えてもらうよりは、こっちのほうがメーカーとユーザー双方にとって都合が良いように感じます。いかにも外資らしい合理的な対応が少し気持ちよかったです。

 

※i-PodはデータをPC上のソフトで管理するので、新品でもPCにつなげば中のデータも元通りになります。

 

銀座に行ったついでにH&Mを覗いてきましたが(平日なのに50mくらい行列ができていました)、何がうけているのかよくわからなかったです。

結婚式に出席してきました。
友人の結婚式に出るのは初めてだったのですが、、まさかこれほどまで感動するものとは。
 

見てる側の人間も幸せな気分になれるような良い式でした。

久々に会った高校時代の仲間と徹夜で準備した余興(アフリカンダンス)も楽しめてよかった!

 

出発前は欠席するつもりだったけど、帰ってよかったなぁと思える時を過ごせて幸せでした。

 

久々の日本です。

 

アジアは物価が安いのでついつい食べ過ぎてしまいます。
移動なのでかなり体も使っていて筋力もついたように感じるし、食べる量は1.5倍以上になっているので体重も増えたかなと思い体重計に乗ってみると・・・

 

出発前より2kg以上減っていました。

 

特に後半はもうこれ以上食べたら吐くよ!ってくらい食べまくっていたのになぁ。
物価の高いヨーロッパではパン生活を送ることを予定していたのですが、そんなことをしていてこれ以上痩せてしまってはまずいのでちょっと考えます。

74日目
宿泊地 : 日本
移動 : 香港→上海(2h)→成田(3h)→横浜(2h)
【11:15~13:30,16:30~20:30】

 

友人の結婚式に出席するため、香港で格安航空券を購入し上海経由で日本に帰国しました。

暇だったので音楽を聴こうとi-Podを取り出したのですが、どのボタンを押してもうんともすんとも言わない。壊れてしまったようです。昨日までは使えたのになぁ。ついているようでついていない。修理できるか聞いてみたいと思います。

実は友人の結婚式に出席するのは初めてで、挙式や披露宴が一体どういったものなのかよくわかりません。その中で高校時代の仲間とアフリカンに扮するのですが、それが楽しみであり同時に不安でもあります。うけるといいな。


1週間から10日ほど滞在し、その後また旅に戻る予定です。ゆっくり休もっと。


海外から帰国するたびに思いますが、日本人ってオシャレでかわいい!

 

 

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73日目
宿泊地 : 香港
移動 : なし

 

昨日今日と、オーストラリアに短期留学したとき出会った香港人の友人、ブライアント行動をともにしました。およそ3年半ぶりの再会だったのですが、見た目も人当たりの良さも相変わらずでなんだかとても嬉しかったです。楽しかった!再会っていいね。

 

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【ブライアンが連れてきてくれた太平山からの夜景 数年前までは遠くの山までしっかりと見えたらしいですが、中国からの工場排煙などで近年急激に大気汚染が進み、霧がかったように霞んで見えるようになってしまったそうです。】


彼が香港を案内してくれたのですが、さすが地元の人間だけあって見所だけでなく、中国や日本、英国に対する一般的な感情や歴史認識などについても多く語ってくれ、とても有意義な時間を過ごすことができました。


ブライアン曰く、香港の若者は日本文化を好んでいるらしく、事実街には日本人と区別つかないくらい日本とそっくりなファッションを身にまとう若者があふれていますし、日本語表記のラーメンや化粧品などのお店もいたるところで目に入ってきます。香港の人は中国本土の人とは少し顔立ちも違い、どちらかというと日本人に近いので、まるで日本にいるかのような錯覚に陥ります。日本というよりも東京かな。

 

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尖沙咀

 

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【ブランドショップが並ぶ】

 

 

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72日目
宿泊地 : 香港
移動 : マカオ→香港(1h)
【10:00→11:00(フェリー)】

 

マカオからフェリーで1時間、ついにアジアの最終目的地(インドはカットしました)である香港に到着。スタート地のバリ島からここにくるまで72日かかりました。最後は少し早足で移動しましたが、ほぼ予定通りにこれています。これで結婚式にも無事出席できそうです。

マカオでも感じたことですが、香港もフィリピンからの移民が多く、街を歩いているとかなり目に付きます。マカオの広場で出会ったフィリピン人に聞いた話では、フィリピンから2時間ほどでこれるこれらの地域には出稼ぎに行くフィリピン人が多く、香港にはおよそ20万人のフィリピン人が住んでいるそうです。ヨーロピアンが多いというイメージはあったのですが思っていた以上に多国籍で、それがまたシンガポールのように秩序だっておらず少しごちゃごちゃして乱れている様にも見えます。

特に私の泊まっていた宿のあるビル(重慶マンション)は香港では有名ないかがわしいビルだそうで、ちょっと人相の悪い人や怪しい人が多く出入りしています。ここにはアフリカンやインディアンが多く住んでいるようで、この建物の中にいるとどこの国にいるのかよくわからなくなるくらい外とは大きく雰囲気が違っています。

また夜の街にはいたるところでフィリピン人がたむろし地面に座り込んでダンスや談話を楽しんでいるのですが、ローカルの人間はそれを少し冷ややかな目で見ているように見えました。近い東京の姿を見たような気がします。移民の受け入れる際には、資格や技能、語学力などで一定のハードルを設けてほしいものです。ちなみに私は移民の受け入れには反対ではなく、むしろ賛成よりの意見を持っています。ですが場当たり的なマンパワーの補充はのちのち福祉や教育など諸社会制度に問題をはらませることになるので、長期的な視点に立って受け入れの条件を検討していただきたいものです。

 

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【重慶マンション入り口】

 

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71日目
宿泊地 : マカオ
移動 : 広州→珠海拱北(2h)→マカオ
【10:00→12:00(バス)】

 

マカオと言えばやはりカジノ。ポルトガル統治時代の歴史的建築物よりも、こっちのほうを楽しみにしていました。

マカオは頑張れば徒歩でも一周できそうなほど小さな区域にあり、中国本土から足を踏み入れるとすぐにマカオのシンボルとも言えるグランドリスボアのど派手な巨大ビルが目に入ってきます。カジノはこのリスボアだけでなく、周辺にある中規模以上のホテルには大抵入っているようでそこらじゅうにカジノの文字を見ることができます。

この一部だけを見ていると一見きらびやかな街のように感じるのですが、これら以外のビルは軒並みボロボロ。ただ古いというよりもボロいと言ったほうが近いかな。香港人の友達に聞いたところ、マカオは何もない貧弱な街で、収入はカジノに依存している部分が大きそうです。丘にある大砲台からの景観は実に奇妙で印象に残っています。

 

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【おんぼろビルとグランドリスボアのギャップがすさまじい】



一通りこの世界遺産都市の見学をすませた後、まだ明るかったのですがやることもないのでリスボアのカジノへと向かいました。この日の服装はショートパンツにポロシャツといったかなりラフなのもでしたが、帽子だけとるように言われましたがその他は特におとがめなく、持ち物検査を経てそのまますぐに入場できました。

これがカジノ初体験だったのですが、派手な内装や大金を賭けて勝負をする人、ディーラーの手さばき、そういったものを見ているだけでかなり楽しめました。せっかくきたのでいくらか賭けてみましたが、用意した分は全部なくなりました。ブラックジャックがいけなかった・・。

使ったお金を100とすると、ブラックジャックですったのが70、ルーレットが25、スロットが5といったところ。ちなみにブラックジャックにかけた時間はわずか3分ほど・・・。バカをしたなぁ。ずっとルーレットをしていればもっと良い思い出ができたような気がします。一回の勝負で3,000円近く飛ぶおそろしいものでした。
ルーレットも最終的には負けましたが、これはディーラーが思い通りの数字を出せるはずなので、履歴を見ながら心理戦を楽しむこともできますし、小額で始められますし運だけで勝負するだけではないのでかなり楽しめます。いつかカジノ旅行をしたいな。

 

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【リスボアのイルミネーション】

 

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【周辺はカジノだらけ】

 

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70日目
宿泊地:バス車中
移動:陽朔→広州(9h)
【21:00→翌6:00(バス)】

 

市街から少し離れたバスターミナルに着き、そこから市バスで広州駅付近まで移動。そして宿探し。なにやら大きな水溜りがあちこちにあったのですが、程なくして雨が降り始めました。荷物を全て持っているときの雨はつらい!台風が来てるのかな?結局夜まで雨は降り続けました。

先の陽朔で予定以上の出費があり残りの人民元が減ってきてしまったので、なんとしても安い宿に泊まらねばと思い雨の中2時間ほど宿を探し回りました。結局宿の客引きについて行き、ほどほどに安かった(40元)のでそこに決めたのですが、最初つれてこられた時には「なんなのここは?」と思いました。

 

Dscf0303.jpg

【ここが宿?】


おっさんに導かれるがまま、怪しく薄暗いマンションの4階まで階段を上ると、そのフロアだけ宿のように部屋が仕切られていました。トイレも微妙だったのですが、もう疲れ果てていたので荷物を降ろしそのまま宿泊することに。


せっかく広州まできたのだから有名な広東料理をと思ったのですが、お店に入ってメニューを見てみても何が広東料理か分かりゃしない。なので漢字を見て適当に注文して食べました。どの皿も量が多く、3人前分くらいあり何度かくじけかけましたが、これが今日のメインイベントだぞ!と気合をいれ完食しました。この調子だと本当に太る気がする・・。


今日は疲れがたまっていたことや雨が激しかったこともあり、4畳ほどの空間で一日のうちほとんどを寝て過ごしました。忙しく移動した中国も明日で最後。明日は広州からマカオに向かいます。

 

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69日目
宿泊地:バス車中
移動:陽朔→広州(9h)
【21:00→翌6:00(バス)】

 

いつか見たいと思っていた、川から眺める水墨画のような世界。これがあるのが桂林。中でも陽朔あたりの景観は素晴らしいとの話を桂林に向かう直前に聞いたので、列車で桂林に着いてすぐ駅前のバスに乗り陽朔へと向かいました。観光ビザの取りにくい時期だったことも関係してか、中国に入ってからはあまり観光客を見かけなかったのですが、ここはヨーロピアンを中心に大勢の観光客でごった返していました。


ここの地形もベトナムのハロン湾と同様に石灰大地が長い年月をかけ風化しできあがったもの。話によると、ここの石灰大地とハロン湾のそれとは一続きになっているものだそうです。どうりで景観が似通っているわけですね。小型のボートに乗り、景色を堪能しました。

 

Dscf0063.jpg

【山の形がハロン湾の島にそっくり】

 

Dscf0073.jpg

【ボートからぼんやりとこの素晴らしい景色をながめていると、それだけでとても幸せな気分になれます】


流されていくときそれを自覚しているならば、とても心地良くどこまでも流れていける気がします。
 

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68目
宿泊地:陽朔/中国
移動:昆明→桂林(18h)→陽朔(1.5h)
【前日18:33→12:30(列車),13:00→14:30(バス)】

 

バスターミナルからそのまま宿の客引きに着いていったのですが、そこでひと悶着ありました。

とりあえず部屋代とボートのツアー料金を確認しその宿を後にしようと思ったのですが、この男(30代前半と思われる)がそれを許さない。ツアーの説明のために移動した際、とりあえず部屋に荷物を置かしてもらっていたのですが、鍵をわたさない。久々に英語の話せる中国人に会ったのですが、この男の場合これが面倒なほうに出てしまっていたから困りました。他のものを見るまではなんとも言えない、今しか申し込めないというなら申し込まない、宿も同じだ、と何度も言っているにも関わらず一方的に話し続けて開放してくれません。と言うか、この男はだんだん怒ってくるから腹が立つ。

私も頭にきたので、もう部屋もいいから話は終わりだと言って出ようとするとこの男がえらい剣幕になってわめき散らして大変でした。ファックファックと繰り返し、最後は喉元に指をあて「殺すぞ!」とまで言ってくる始末。もうどうしようもないわと思ったので、強引に男から鍵をぶん取り荷物を持ち出しました。出るときには「stupid! stupid!」とお別れの言葉も送ってくれました。本当に腹が立った。


ちなみにこの後2時間宿を探し回り、ようやくあの男の宿より安い宿を見つけることができました。大型連休中ということで、そういったものの値が普段の1.5倍ほどに上がっているそうです。荷物は重いし暑いし本当は早く妥協したかったのですが、彼の宿よりも高いところに泊まるのがなんだか悔しくて粘りました。かなり安い料金だったから、あんな強引なことをしなくても人は来ると思うのに。


きっとごつい欧米人が相手だったらこんな態度はとらなかったんだろうなぁ。悔しいな。くそう、鍛えねば!!!

 

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67日目
宿泊地:列車内
移動:昆明→桂林(18h)
【18:33→翌12:30】

 

中国の列車には4種の座席があります。

1.硬座・・・字の通り硬いSitting Seat。一番安いです。
2.軟座・・・柔らかな座席。
3.硬臥・・・長距離移動では一番人気の寝台席。軟座よりは高いけれど、まだお手軽な値段です。
4.軟臥・・・最もグレードの高い寝台席。運賃は硬臥の1.5倍ほどで国内線の航空券並。

今回は18時間の長時間移動なので、上記1.2はすぐに選択肢から削除。バスもそうだけど、きつい座席ではなかなか寝れないんですよね。荷物も抱えていなければならないし、安全性を考えてもやはりここは寝台席。
大連休のど真ん中でかなり心配していましたが、希望の日から一日ずれるものの空きがあったので、お財布にも優しい硬座を購入。(それでも昆明から桂林まで4,000円強となかなか値は張ります。)


学生時代に旅したタイやインドでも鉄道の寝台席を利用したことがあったのですが、どちらも2~3段の棚のようなスペースに荷物ごとおさまるかたちでベッドには程遠いものでした。今回も安いほうの席だったので同じようなものを想像していたのですが、車両に入ってみてビックリ、布団までついた快適スペースがひろがっていました。

Dscf9955.jpg

【硬臥車両 上の席によじ登ります】

座席は3段、下・中・上の順に運賃が安くなります。上るのは面倒だけど、安全面でのことを考えたら上のほうが良いと思います。


桂林にもほぼ時間通りに到着。夜行で移動すると翌日寝不足で動き回るのがつらかったりしますが、今回は快眠できたので着いてからも元気いっぱい。バスよりは少し高いけれど、ゆっくりと景色も楽しめ大満足でした。日本でも寝台列車で旅してみたいなぁ。

 

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66日目
宿泊地:昆明/中国
移動:昆明→石林(3.5)→昆明(1.5h)
【7:52→11:30(列車),14:30→16:00(バス)】

 

列車の関係で一日ぽこっと空いてしまったのですが、何もしないのももったいないので昆明から南に約100kmほどいったところにある、世界自然遺産の石林を見に行ってきました。

連休真っ只中ということもあり、園内は中国人旅行客でいっぱい。景色も列車から眺めたものや駅から石林景区(入場料を払って入る)に来るまでに見たものでほぼ満足していたので、来てしまって後悔しました。高いし人多いし熱があって体調もいまいちだしなぁ・・。さらっとまわってしまおうと思い早足で移動したのですが、思いのほか広く結局2時間を要してしまいました。

 

Dscf9841.jpg
【石林】

 

Dscf9859.jpg
【石林と人林】


私はいまだに世界遺産と言うと「とりあえず行っておかねば!」と思ってしまうのですが、何度もこの種のガッカリを経験してきているので、そろそろ学習しなければなと反省しています。自分の趣向と、物事の本質と、そういったものを考え見極めたうえで動かねば時間とお金の無駄をしてしまう。俗物にはなってはならないと常々思っていますが、このあたりのミーハー根性は抜け切れておらず、なんだかガッカリした後に恥ずかしくなりました。自分の感性にひっかからないものは、どんなに著名で評判の良いものであっても決して心を満たしてくれることはありません。もっと素直に自分の行きたい道を行ってみたいと思います。

 

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