62日目
移動 麗江→香格里拉(4h)
宿泊地 香格里拉/中国
時間がないんだ!ということで、麗江(リージアン)も早々に離れ次の目的地、香格里拉(シャングリラ)へ。
麗江も標高2,400mとなかなか冷えたのですが、ここ香格里拉はそれよりも1,000m近く高い標高3,300m。ここでは少し厚手の長袖着用しています。香格里拉のバスターミナルを出て、まず目に付いたのヤクのお店。ヤクというのはチベット高原などに生息する毛の長い牛のような動物で、ここ雲南省や四川省では家畜として飼育されているものが多いそうです。
このヤクですが、このあたりのヤク料理屋では道端でヤクの解体をしちゃってます。そしてそれを店頭にぶらさげます。ぶらーん、と。干し肉にして売っているのをよく見かけます。
【ワーオ!食欲ナクナルヨ、ワタシ!】
最初目にしたときは少しびびってしまいましたが、後ほど気を取り直して食してみることに。注文したのはヤク肉の煮込み料理。赤身が多く魚肉に似た歯ごたえのある部位が多かったです。味は「こいつぁいい!」とまではいかないものの、変なくせもなく(少し臭みがあるという噂でしたが)、お腹一杯食べ満足しました。おいしかった。
【香格里拉では多数の少数民族が生活しており、市街の大通り沿いには民族衣装の専門店も見られます】
【ポーズをどうもありがとう!隣の人は失笑・・。】
次によく目に付いたのは松茸。乾燥させた松茸をを無造作に店頭に置いているお店がそこら中にあります。香格里拉では松茸が有名らしく、土産物屋でもパックにされたものがたくさん置かれています。残念ながら私は大のキノコ嫌いなのでさほどときめきませんでしたが、安さには驚きました。実際に買う気がなかったためほとんど交渉しておらず実際の市場価格はわかりませんが、聞いてみたところ、縦40cm、周囲同じく40cmほどのビニール袋ぱんぱんに詰めて(乾燥きのこなので結構な量です)1,500円~ということでした。松茸好きな人はぜひ香格里拉へ!
【ゴミのように無造作に積まれた大量の松茸】
キノコはあのヌメヌメと歯ごたえさえなくなれば食べられるんだけどなぁ。・・・そうなったら何物でもなくなっちゃいそうだけど。
ところで話はかわりますが私は地理が好きです。人も文化も歴史も、全て地理の上にあります。地理に応じてそういったものの基礎はつくられていると考えているので、新たな国や遠方の都市に向かう前には、地図帳で緯度や軽度、山や湖、海などの地理的要因を確認し、この上には生活様式、文化が築き上げられやすいのか、またどんな人間性がつくられるのか、などを想像します。そして実際にその中に入り、自分のイメージと比べてみるのですが、これがとてもおもしろい。結構地理を理由にするだけで納得できることも多いような気がするのです。高山地帯の特産物がどんなものか、それらに共通した特徴があるか、見た後でもそういうものを探してみると少しその地のことを知れたように思え、また旅が楽しくなります。
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