インドネシアのブログ記事

6日目
移動 ジョグジャカルタ→ジャカルタ
宿泊地 バス車内

昼過ぎにはジャカルタ行きのバスに乗らねばならないため、
4時起きでインドネシアの2大遺跡をまわる。
ボロブドゥールは仏教遺跡、プランバナンはヒンドゥー教の遺跡。ともに世界遺産。
日本人観光客はほとんどみかけなかったのが意外であった。

ボロブドゥールの頂上は眺めがよく、2時間以上居座ってしまったのだが、
途中なにやら現地の中高生がFUTOMEを隠し撮りしていることに気がつく。
「なんだ?」と思い立ち上がると、FUTOMEは周りにいた女の子たちに呼び止められ一緒に写真を撮ることに。
彼の髪型がよかったのかな?素敵な写真が撮れてよかった。
 

Dscf5597.jpg

ボロブドゥール頂上からの景色

 

プランバナン かわいい装飾


午後から明日の夕方にかけては地獄の乗り物ツアー。
・馬車(バスターミナルへ)
・バス(ジャカルタへ)
・タクシー(スカルノ国際空港へ)
・飛行機(バタン島へ)
・フェリー(シンガポールへ)
・MRT(地下鉄 宿まで)

ジャカルタまでは節約のために、
時間はかかるが一番安い1000円弱のビジネスクラスのバスチケットを購入
(鉄道、エグゼクティブクラスのバスの半額ほど)。エアコンなしということだったが、
飛行機(バタン島までで6000円ほど)を使うしここは我慢。
と思っていたが、バスターミナルに着くとそこにはきれいな大型バスが。結局エアコンもついておりラッキーだった。


ところで宿のレジストリなどの職業欄に毎回『Non』と書き続けているのだがふと思った。
こりゃもし万が一事件に巻き込まれニュースで報道される場合には最悪だぞ、と。
年金や保険のことを考え住民票は抜いてあるため、予想されるテロップはこんなんだろう。

ナガモ氏 (26) 住所不定 無職(もしくはフリーター)

怖すぎ。

 

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世界一周のコストはこちら!(インドネシア編)
世界一周の写真はこちら!(アジア編)

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5日目
移動 なし
宿泊地 →ジョグジャカルタ

 

長距離移動は疲れる。ウブドを出てからおよそ22時間、
ジョグジャカルタへ到着。宿を決め少し仮眠をとった後、街の散策へ。
で、買ってしまった。バティック。
買うつもりは全くなかったが、どうしてもこのデザインが気に入ってしまい・・。
女性と蝶のシルエットがとても美しく、バックの赤も鮮やかできれい。
似たようなデザインのものはいくつかあったが、女性のシルエットがだんとつできれいでつい見とれてしまう。
価格はおよそ1500円。安くはないがいいのさ。(帰るころにはなんだこれ?とかなってそうな気もするが・・)

バティック屋から宿までは距離があったのでベチャを利用。
FUTOME(というか太い)と一緒にきつきつになって宿へ。
 

Dscf5552.jpg

【ベチャ】

 

Dscf5924.jpg


【バティック】

 

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4日目
移動 ウブド→デンパサール→ジョグジャカルタ
宿泊地 バス車内

 

7日限定というしばりのおかげで、インドネシアはハイペースで駆け抜ける羽目になった。
初めての旅行というわけではないのに見通しが甘すぎた。恥ずかしい。
入国日から換算して7日以内にインドネシアを発たねばならないので、
インドネシアはこのようなスケジュールでまわることになった。

7/28 デンパサール着
7/29 クタ観光(ビーチ・スミニャック)
7/30 ウブド観光(棚田・ケチャ)
7/31 大移動 ウブド→デンパサール→ジョグジャカルタ
8/1  ジョグジャカルタ着
8/2 午前 ジョグジャカルタ観光 午後ジャカルタへ
8/3 朝ジャカルタ着 →バタン島→シンガポール


首都ジャカルタとインドネシア観光の3B(バリ島、ブロム山、ボルブドゥール)の一つ、ブロム山周辺への滞在を断念。急いでシンガポールへ。
デンパサールからジョグジャカルタへのバス移動は所要時間18時間。
この旅初の長距離移動だったが、座席も広くなかなか快適に過ごせた。
夕食は途中、パーキングのようなところに寄って摂ったのだが、そのシステムがちょっと変わっていておもしろかった。
バスを降りるとカードを配られ、それを持って中に入るとバイキング形式で食事がとれる。
(最初は客引きか物売りかと思い「No」と言って通り過ぎ、食後あわててとりに戻った・・)

長距離移動ではバスを使うことが多くなるが、
たいてい席が狭かったりエアコンが効きすぎていたりして寝心地が悪い。
ゆっくり本が読める鉄道の旅が楽しみだ。あと少しでマレー鉄道(シンガポール→マレーシア→タイ)。

 

Dscf5500.jpg

【バリ島からスマトラ島へ】

 

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3日目
移動 クタ→ウブド
宿泊地 ウブド/インドネシア

 

棚田、ケチャを堪能すべく、バスでウブドへ。
南国の植物や朱色に近いオレンジ色の屋根が沖縄を思わせるバリの田舎町ウブド。
こういうところに長期滞在してゆっくり読書して過ごしたいなぁ、なんてことを思う。
バリは食事はおいしいしビールも安い(瓶ビール大が150円くらい)、
雰囲気も平和で落ち着いていて居心地がとても良い。いつかまた来たいところだ。

それと、ウブドの町の特徴として忘れちゃならないのが野犬の多さ。
これまで見てきたアジアの国では、
暑さのためか犬たちは軒並みぐったりしているというのが相場だったが、ここは違う。
真昼間から元気いっぱいなのだ。犬同士でケンカしちゃうくらい。
日本で狂犬病(発症したらほぼ100%死にいたる)の予防接種を受けられなかった私としては怖くてたまらなかった。
 

Dscf5349.jpg

【カモたち】

ウブド観光は安いし自由度も高いということでバイクをレンタル。
棚田では農夫が仕事をほっぽり出してポーズをとり観光客からチップをもらっていたが、
こっちの稼ぎも馬鹿にならないのだろうなと思った。
 

Dscf5366.jpg

【棚田】

 

Dscf5304.jpg

【スーパーで見たお米は5キロ400円しませんでした】


ケチャは終了後にあの『ケチャケチャケチャケチャ』が頭から離れなくなり、
翌日以降も中毒のようにデジカメで動画を再生して楽しませてもらった。迫力があり感動する。
帰ったら携帯の着メロにするぞ。


ウブドの夜はそこそこ冷えた。
布団がなかったこともあり出発前に購入したフリースの寝袋が早速役に立つ。
温かな寝袋にくるまり朝、目が覚めると隣にはタンクトップで腹を出して寝るFUTOMEの姿が!
寝冷えしない人がうらやましい。

 

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2日目
移動 なし
宿泊地 クタ

 

昨夜24時過ぎにクタへ到着。
日本人の観光ビザは入国の際に滞在日数を申告し現地で発行してもらうのだが、
選べる期間は以下の2通りになっている。

7日まで US$10
8-30日まで US$25
(どちらも延長不可)

当初10日ほどの滞在を予定していたが、
世界一周の記念すべき最初のコストということで慎重になりすぎていた私は
ここで7日間までビザを選択してしまう。このおかげで後々過酷な移動を強いられることに・・。

 

さて、最初の訪問地バリ島であるが、中心部はもう完全に観光地として整備されており、
食事、買い物、レジャーがお手軽コースから贅沢コースまで何でもそろっている。
個人的には特にスミニャックあたりで売られていた木彫りの置物に物欲をかきたてられた。
私の自宅には昔からこの手の置物がいくつもあり、それを購入した父親は家族から悪趣味だと非難されていた。
年をとり、自分のそんな大人になりつつあることに気がつき、
いつか子供から『意味わかんない』とか『気持ち悪い』とか言われてしまうのかな、
まあしかしそれも悪くないな、などと妄想しながら散歩を楽しんだ。
 

Dscf5288.jpg

【木彫りの置物】


仲良くなった現地の人がこんなことを言っていた。
ヨーロピアンは2,3ヶ月滞在し車を借りたりして島での生活をゆっくりと満喫しているが、日本人はさっときてすぐ帰ってしまう、と。
日本人はロングバケーションをとるのが難しいからなぁ。あまりに広く頻繁に使われる言葉は、
実際にその言葉が持つ意味・価値を正当に評価されないことが多いが、
私は『旅は人生に似ている』という言葉がとても好きだ。
前に進むプロセスや出会い、成功、挫折なんてものもそうだが、
私は特に『始めるのは簡単だが終えるのが難しい』という部分に似たものを感じる。
始まりだけでなく終わりだけでもなく、全てをひっくるめて人生、旅なのだ。
どちらも満足できるものに仕上げるのはなかなか難しい。

旅は人生を学ぶいい機会になるなんて考えている幸せものは私くらいかもしれないが、
時間や規則に拘束されている日本人は何かを意図的に終える、
終わらせるということに慣れておらず苦手になってしまっている人が多いように思える。
時間が来れば自動的に次に移るし、
全て自分で作り上げなくともステレオタイプはそこら中にころがっていて、
さらにそれを踏襲することを良しとする風潮がいまだにあるように感じる。

この旅はどんなに長くとも1年で終えるが、少しでも自分の満足のいく終え方ができるよう、
主体的に進まねばと思った。
 

Dscf5316.jpg

 【建物の色と熱帯の植物が素敵】

 

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1日目
移動 実家→成田→デンパサール
宿泊地 クタ

 

荷物は予定していたよりもかなり重くなってしまいました。
詰め終わった後に選別をしたかったのですが、
時間がなかったのでこのまま出発。
ちなみにバックパックの重さは・・

バックパック大 19.9kg 
バックパック小  7.0kg (パソコンや電気機器、貴重品)

Dscf5260.jpgDscf5262.jpg
 

空港でくじけそうになりました。
まあ、いらないものはどんどん捨てていけばよいでしょう。
 

さて、成田ですが、様々な国籍の人たちをながめながら、
旅を充実したものにするためにも語学の勉強は頑張らねばなぁ、なんて考えていたのですが、
空港内の本屋で30代前半と見られるアラブ系のおじさんに英語で話しかけられました。

彼『エイゴ ハナセマスカ?』
私『少し』
彼『ヘンタイ ノ ホンハ ドコデスカ?』 @コミックコーナー
私『!? ここにはないようです。写真であればそっちのほうに。』
彼『ココニハナイ?』 @コミックコーナー
私『ないようですね。』
彼『アリガトウゴザイマシタ』 (寂しそうに)

世界一周、ファーストイングリッシュはヘンタイでした。
ヘンタイって世界で通じるんですね。
世界に名だたる日本のヘンタイ文化、すごいです。

 

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