82日目
宿泊地 : リーガ / ラトヴィア
移動 : なし
宿に近くに国立オペラ座なるものがあるのですが、調べてみるとチケットはかなり安く、300円くらいから手に入ることがわかり、朝すぐにチケットカウンターへと向かいました。この日の公演は少し良いものなのか、一番安い席がおよそ500円。とりあえず試しに観てみたい程度なのでそれでいいやとも思ったのですが、なにやらこれは立見席とのこと。ではもう一つ上のものを、と頼んでみたのですが、これは柱の後ろの席なのおすすめできないと言われてしまう。結局買ったのは900円ほどの4階にある席でしたが、ステージも8割がたは目に入ったし、これにしてよかったなと思えるものでした。ちなみに柱の後ろの席は相当見づらそうでしたので、私もおすすめできません。
実はこの日の公演はオペラではなくバレエだったのですが、バレエってこんなにすごかったの?と終始感動しっぱなしでした。
序盤は表現の技術がとか鍛えられた体がどうこうというのではなく、それらを土台としそこに作り上げられる空気があまりに素晴らしく、何も考えずにボーっと見とれていました。完全に芸術の域まで昇華されているように感じました。
少し時間が経ったあと、場面とともに衣装が変わり肉体の露出が増えたこともあってか、今度は筋肉に見入ってしまいました。こう言うとちょっと変な人っぽいですけど、見てもらえればきっと納得してくれるはず!筋肉の動きを見ているだけで感動できます。しなやかで力強いのですが、やはり人間の体なので物とは違って繊細さも感じられます。それがまた芸術性を高めているような気がしてきます。ギリギリのところまで全てを張り詰めさせて、その不安定な頂点に、慎重かつ大胆華麗に、最も重要で大きなメッセージを置いていく感じでしょうか。本当に素晴らしかったです。
ちなみに出演している人が皆べらぼうな美形でした。スラヴ系の人々の顔立ちはすっきり整っていてものすごくかっこいいです。それもあって余計に美しく見えたのかもなぁ。
【ラトヴィア国立オペラ座】
【世界遺産にもなっているリーガ旧市街の街並み】
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