ボスニア・ヘルツェゴビナのブログ記事

126日目
宿泊地 :
バス車中(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ,クロアチア)
移動 : サラエヴォ → ザグレブ(9.5h)
【21:20~翌日6:50(列車)】

 

なんか今だに何かいやな苦々しさと共に思い出されるのですが・・・。 

サラエボに到着したとき、バスターミナルでプライベートルームの客引きをしていたおばあさんに出会ったのですが、サラエボ滞在中そのおばあさんとは毎日顔を合わすことに。最初の印象はきれいで若いおばあさんだなといったところで、とても良いものだったのですが・・。 

一度目はバスターミナル。二度目は散歩中に。三度目はリーさんと夕飯後のお茶をしにいくときにカフェで。四度目がおかしな約束をしてしまったとき。最後がサラエボを離れるときと、4日間で計5回遭遇しました。  



ちょっと面倒なので説明を省きますが、とりあえずそのおばあさんに気に入られてしまいました。最初は頬にキスをするのもこっちの挨拶だと思っていたのでそんなもんかと何も感じなかったのですが、次第にボディタッチが増えてきたり、「I love you.」とか言ってみたりと、ちょっとおかしな感じになってきました。ここまでであれば、あらまあ嬉しいことを、で終わりなのですが、三度目に会ったときくらいからだんだんと発言がエスカレートしてきてしまって・・・。

ちょっとここに書けないようなことを要求されたり提案されたりと、過激なアプローチを受けるようになってきました。リーさんといたときはまだ笑ってごまかすことができたのですが、一人になると笑えなくなってきます。気持ち悪いよって思ってしまうくらいのこと言うから・・。
 

なのでできればあまり顔を合わせたくなかったのですが、三度目に会ったときに安くて上手な美容院を紹介してもらう(そのおばあさんがオシャレだったので信用できるかと)約束をしていたので、リーさんがベオグラードに向かうために別れて一人になった日に、おばあさんと街中で待ち合わせをすることになってしまいました。本当は約束を反故して逃げたかったのですが、小さな町だし、自分から頼んだことだしそういうわけにもいかず・・。
とりあえず行ってみたものの、相変わらず積極的で手をにぎにぎしてきたり腕を組もうとしたりしてくるので、もう限界だと思いサラエボを発つ時間を変えて時間がなくなったからすぐに行かないと!とごまかして逃げました。


ちなみに連れて行ってくれた美容院には白い服を着たおじさんが立っていました。まあ簡単に言うと床屋でした。さすがにこれは・・と思い、その後に若くてきれいなお姉さんのいるお店を探し、そこで切ってもらいました。髪質が違うのでちょっと心配だったのですが、とても上手でまったく問題なし!500円ですっきりしました。安いです。


 この日は夜に夜行列車で移動だったので駅に向かったのですが、また会ってしまった・・。
当たり前のように隣に座られ、今日は他の女の人と話をしなかったかなど意味のわからない尋問をされ、結局列車のくる3時間後まで一緒でした。おばあさんは何度か仕事のために席を立ったのですが、そのときも「他の人とは話をしないように!ここで待っているように!」と厳しく注意(守ってないけど)してくれます。そして戻ってくるときには必ず何か食べ物を持ってきて食べさせてくれるんですよね。食べさせるってあーんってな感じで口に詰め込まれるんですが・・。バナナとか。苦しいからやめてね。


彼女は出発直前まで列車の席にまで一緒にきてくれました。もう一人にしてちょうだいよと思ってたけど。

こうやって書いていると嫌悪感を抱いている私のほうがちょっと困った人のように思われるかもしれませんが、言うことがいやらしくて本当に嫌だったんです。
そのあたりは想像におまかせしますが、あの言葉や仕草を思い出すと、そのたびに心が重くなってくるのでした。
まあ、良い思い出なんですかね。

世界一周ボスニア旅行

 【入るのにちょっと勇気のいた美容院 ひげと長髪のバックパッカーにはなりたくないの!】

 

 

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125日目
宿泊地 :
サラエヴォ / ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
移動 : なし

 


1.サラエヴォ事件

サラエボには、第一次世界大戦の引き金となった事件、サラエボ事件の現場となった橋が今でも架かっています。一応観光の目玉の一つのようで、橋の両脇には屋台が出ていました。
当時の領主国であったオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫婦を暗殺した青年がセルビア人であったなどの理由から、セルビア政府に宣戦布告し戦争が始まったのですが、セルビア人曰く、あれはセルビア政府は関係なく、ただオーストリアが攻撃の理由ほしさにこじつけたものだと言っていましたが実際はどうでしょう。

事件の起きた橋はかつてその暗殺者であったプリンツィプ橋と呼ばれていたそうですが、今は名前が変わっています。プリンツィプは良き愛国者とも見られていたそうです。

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行5

【サラエヴォ博物館の外壁にあるプリンツィプの写真】



2.ボスニアの物価は安い!そしてボスニア料理はおいしい!

オスマン朝支配時代の影響もあってか、トルコ料理にとても近いです。これがまたおいしい!ボレックという肉やチーズの入ったパイは絶品です!



3.トレッキングシューズ

ついに靴が壊れました。正確に言うともう1ヶ月前から靴の裏に穴があいて雨の日はぐちゃぐちゃになっていたのだけど、どういった靴を買うか迷っていたため、新調するのがこんなにも遅れてしまいました。
キャンプが趣味のリーさんから強烈にハイカットのトレッキングシューズの購入を勧められ、そのアドバイスに従いサラエボの新市街で買っちゃいました。履き心地いいね!砂利道を歩いても痛くないや!

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行6

【悲惨な姿になっていたアクアソック ゴムのボロキレですね。底が擦れすぎて最後のほうはもう裸足で歩いているよな感覚でした。】



おそらくヨーロッパではここまで物価の安い国にはもう入らないので、必要なものはサラエボで揃えていこうかと思います。円高だし丁度いいや。

 

 

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124日目
宿泊地 :
サラエヴォ / ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
移動 : ドブロヴニク → モスタル(3.5h) → サラエヴォ(2.5h)
【8:00~11:30(バス),15:00~17:30(バス)】

 

ここモスタルにはオスマン朝支配時代に建設された、スタリー・モストという美しい橋があります。当初の目的はその橋やそれと同じ時代につくられた建築物を見ることだったのですが、町に残る戦争の跡に気がついてからは、そちらのほうに興味を奪われました。

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行1

【街のいたるところに弾痕や破壊された建物が残っています】

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行2

【復興が進んでいないため、サラエボよりも戦争の傷跡は目立っていました】



モスタルでは中央を流れるネレトヴァ川を挟み、ムスリム人とクロアチア人の住む地区が分かれているそうです。前者にはイスラム教、後者はキリスト教のカトリックが中心と信仰する宗教も違っているため、川の東側にはモスク、西には教会と、宗教施設もしっかりと分かれています。ボスニア紛争では互いに殺し合いをした彼らですが、現在では表面上は一応落ち着いているそうです。歴史的にも種族間の結婚が珍しいものではなかった関係もあってか、人種や文化の違いは感じられませんでした。

ここまで混ざり合った状態であっても、人種のアイデンティティーというのは争いを生んでしまうんですね。現在は一応落ち着いてはいるものの、ボスニア国内にはセルビア人共和国とボスニア・ヘルツェゴビナ連邦と二つの国が存在する複雑な状況になっているそうで、15年前の紛争の傷跡が消え国政が落ち着くまでには相当の時間を要しそうです。


橋の上にいるときにちょうど正午をまわったのですが、教会の鐘の音が聞こえていたと思ったら、それが終わるとすぐに今度は逆側のモスクからアザーンが流れ始めました。なんだかまるでそれぞれの存在を主張するもののように聞こえ、問題は解決していないんだということを感じさせられました。

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行3

【スタリー・モスト】

 

世界一周・ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行4

【モスタルの家屋 屋根の造りがおもしろい】

 

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