帰国後のブログ記事

「その1」に続き、「その2」はモデルルートの詳細です。 

1日目: 日本出発、経由地着後、現地泊 
2日目: レイキャビク着 市内観光 
3日目: レンタカーの旅 1日目 ~ゴールデン・サークル~ 
4日目: レンタカーの旅 2日目 ~スカフタフェットル国立公園(南)~ 
5日目: レンタカーの旅 3日目 ~ヨークルスアゥルロゥン、ディルホゥラエイ~ 
6日目: レンタカーの旅 4日目 ~ブルーラグーン~ 
7日目: レイキャビク発 
8日目: 日本帰国

 

アイスランド旅行2_1 



<モデルルート日別詳細> 

◆ 1日目: 日本出発、経由地着後、現地泊
 

日本からアイスランドへの直行便はありません。 
1,2回の乗り換えが必要になるので、安めのフライトも選べるよう経由地で一泊するプランをおすすめします。その日のうちにレイキャビクまで移動することも可能ですが、レイキャビクの町は小さくゆっくり見て回っても丸一日はかからないので、旅行2日目の昼頃までに着けばその日のうちに市内観光をすませることができると思います。平日5日間全てを休んで9連休をとれるのであれば、行きに経由地で2泊するか、もしくは帰りに経由地で1泊してその地で観光や買い物(北欧雑貨など)をするのもおもしろいと思います。その場合旅行期間は9日間になります。




◆ 2日目: レイキャビク着 市内観光 

アイスランドの国際空港は首都レイキャビクではなく、隣のケプラヴィーク市内にあります。レイキャビクから50kmほど離れているため、ここからはバスを使って移動します。バス会社は下記2社。 

1. Reykjavík Excursions - Flybus
2. Iceland Excursions - Gray Line Iceland 
※料金、タイムテーブルは上記URLから確認できます 

どちらのバス会社も、レイキャビク行きのチケットは市内のバスターミナルまでのものと各自のホテルまで送ってくれるものと2種類を用意しています。レイキャビク市内の移動は徒歩かタクシーになるので、予約しているホテルがターミナル付近でないのであれば、自分のホテルまで送ってもらったほうが良いです。 

若干安かったので私はIceland Excursionsを利用しました。ホテルまでの往復チケットで4,000Kr(3,400円)でした。どちらも同じような時間帯にバスを走らせていますが、Flybusのほうが若干便数が多いのか人が集まっていました。ホテルからのピックアップは乗客が多いほど出発までに時間がかかるので、空いているバス会社のほうが良いような気もします。ちなみにIceland Excursionsはメールでもピックアップの予約を受け付けてくれました。到着時に最終日のホテルや出発時刻を決めていない場合でも、メールか電話で後から予約できるので問題ありません。 

レイキャビクからの国際便は早朝発が多いのですが、私の便も7時半発とかなり早めでした。早起きが心配で最終日はケプラヴィークのホテルを予約していたのですが、このピックアップサービスが便利そうだったので予定を変更し、最終日もレイキャビクに泊まることにしました。その方がレンタカーの返却も楽だったので、フライトが昼以降でなければケプラヴィークに泊まるメリットはないと思います。 

ここでレンタカーを借りることもできますが、初日にレイキャビク市内を観光するのであれば一日分のレンタル料が無駄になるので出発日の朝に借りれば良いと思います。時間外のピックアップや返却には高い手数料がとられますので、空港で車を返却するのもおすすめしません。

 

アイスランド旅行2_2 
[ハトルグリームスキルキャ教会] 

 

 

アイスランド旅行2_3 
[教会最上階からの眺め] 





◆ 3日目: レンタカーの旅 1日目 ~ゴールデン・サークル~ 

出 発 地: レイキャビク 
目 的 地: ヴィーク(Vik) 
走行距離: 350km 

 

アイスランド旅行2_12 


アイスランドに来た観光客が必ず訪れるという3つの見どころをまわり、翌日のメインであるにスカフタフェットル国立公園までアクセスしやすいようヴィーク(Vik)あたりまでを目標に移動します。 

事前に予約していれば、朝にレンタカーを取りに行ってすぐに出発できます。ホテルまで車を届けてくれるサービスもありますが料金は高めでした。ここから車での旅行がスタートしますが、アイスランドでは昼間でもライトを点けて運転することが義務付けられていますので、忘れないよう注意してください。ライトが点いていればかなり遠くからも対向車が見えますので、自分の身を守るためにも重要です 


<ゴールデン・サークル> 
・シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir) 
・ゲイシール(Geysir) 
・グトルフォス(Gullfoss)

アイスランド旅行2_4 
[シンクヴェトリル国立公園 地球の割れ目 今でも裂け目は広がっている]

 

アイスランド旅行2_5 
[ゲイシール]

 

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[硫黄の臭いがする]

 

アイスランド旅行2_8 
[グトルフォス]

 

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[荒々しい滝だった]

 

 

 


◆ 4日目: レンタカーの旅 2日目 ~スカフタフェットル国立公園(南)~ 

出 発 地: ヴィーク(Vik) 
目 的 地: ホプン(Höfn) あたり 
走行距離: 350km 

 
 

アイスランド旅行2_13 


お昼頃までにスカフタフェットル(Skaftafell)に着ければ余裕を持って観光できます。 
有名な氷の洞窟(クヴェルクフィヨットル山)には南側からアクセスできないので注意してください。この洞窟を見に行きたい場合には、シーズンと東部の都市発のツアーにかかる日数を十分調べてから予定を組んでください。急いで移動すれば、この日のうちにヨークルスアゥルロゥン(Jökulsárlón)もまわれます。

 

アイスランド旅行2_10 
[アイスランドには滝が多い]

 

アイスランド旅行2_11 
[辺りに生えている草は凍っていた] 
 
 

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[スカフタフェットル国立公園]

 

アイスランド旅行2_15
[黒い滝と呼ばれるスヴァルティフォス]

 

 



◆ 5日目: レンタカーの旅 3日目 ~ヨークルスアゥルロゥン、ディルホゥラエイ~ 

出 発 地: ホプン(Höfn) 
目 的 地: セルフォス(Selfoss) 
走行距離: 400km 

 

アイスランド旅行2_23 



夏であれば、ディルホゥラエイで
パフィンを見ることもできるようです。残念ながら5月初旬では影も形も見られませんでした。 

この日のうちにセルフォス付近まで移動しておくと最終日にゆとりをもって移動できますが、ヴィークまでであっても7時前に出発すればブルーラグーンのオープン(10時)に間に合います。連日の運転で疲れが溜まっているようでしたら、無理せずにヴィークで休んだほうが良いかもしれません。 

私はホテルのキャンセルが間に合わなかったこともありヴィークに宿をとりましたが、翌朝はホテルの朝食を食べられず(7時半からというホテルが多い)せかせかした出発となってしまったので、もう少し移動しておけば良かったと後悔しました。


 

アイスランド旅行2_16 
[一方通行の橋が多い]

 

アイスランド旅行2_17 
[氷河が迫ってきている]

 

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[氷河の先端部]

 

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[雪が舞って積もってきている 5月でこれだと冬は運転するのが恐ろしい] 
 

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[ヨークルスアゥルロゥン 氷河から生まれた流氷]

 

アイスランド旅行2_21 
[絶景だった] 

 

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[岸に乗り上げた氷]

 

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[氷の裏]

 

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[ディルホゥラエイでパフィンが見られれば思い残すことはなかったのだけど・・]

 

 
 


◆ 6日目: レンタカーの旅 4日目 ~ブルーラグーン~ 

出 発 地: セルフォス(Selfoss) 
目 的 地: レイキャビク 
走行距離: 150km 

 

 

アイスランド旅行2_26 



世界最大の温泉ブルーラグーンで疲れを癒します。慣れない地の運転はなかなか疲れます。この日のうちにレンタカーを返却しなければならないので、レンタカーのオフィスの営業時間は必ず確認しておきましょう。週末は閉まるのが早いので注意してください。 返却の前にガソリンを入れるのも忘れずに。

4日間の総移動距離: 1200-1300km 
ガソリン代: Kr 18,000 (15,300円)  ※車の燃費は10km/L くらいでした


 

アイスランド旅行2_29 
[運転の疲れがとれた気がしたけど、3時間もいたせいかその後ものすごく疲れた]

 

アイスランド旅行2_30 
[温泉につかりながらお酒が飲める これは温泉内にあるバー] 
 

 



◆ 7日目: レイキャビク発 

あらかじめ予約していたバスにピックアップしてもらい空港へ移動します。 
バス会社のウェブサイトに掲載されている出発時刻は、バスターミナルの出発時刻です。ピックアップ時刻はその30分前です。夏は3時から、冬は4時からです。 

早朝でもフライトが多いため空港の免税店は開いていますが、アイスランドらしいお土産はあまり売られていません。レイキャビク市内か観光地で買っておいたほうが良いです。

 

 


◆ 8日目: 日本帰国 

私なら経由地で一泊します。帰りなので荷物を着にせず北欧雑貨の買い物を楽しめると思います。その場合、旅行期間は9日間になります。 

以上、社会人のためのアイスランド旅行モデルルートです。 また何か思い出したら都度追記していきます。 

 

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これまで100カ国を旅行してきましたが、今回ほど自然に感動したことはなかったです。まだ観光地化がそれほど進んでいないのも魅力の一つだと思います。円安の今でも一昔前に比べればだいぶリーズナブルに旅行できますし、日本からのアクセスもそれほど悪いわけではないので、イメージよりは旅行しやすい国だと思います。

興味のある方はぜひ調べてみてください。

 

アイスランド旅行2_28 
[自然が素晴らしかった]

 

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[最も印象に残っているのはヨークルスアゥルロゥンの流氷]

 

アイスランド旅行0
[アイスランド・・・・]

 

アイスランド旅行00
[アイスランドは本当に・・・]

 

アイスランド旅行000
[素晴らしかった!]

 

先月の下旬から、ゴールデンウィークと合わせ17連休をとり北欧を旅行してきました。これが仕事以外では世界一周後、初の海外旅行となりました。数えてみると、世界一周を終えてからもう3年半が経っていました。帰国してしばらくの間は、今後は海外旅行をしたいなんていう気が起きないのではないかと心配するほどモチベーションが低下していましたが、今回の旅行は半年以上前の準備段階からやる気満々で、まだまだこの趣味が楽しめそうだと嬉しくなるとともに、好奇心を失っていないことを感じてしみじみしたものでした。もっと若かった頃は、自分の中に昔の自分の感覚を見出すと成長していないと情けなく感じたものですが、今では逆に喜んでしまうのですから、まあ年をとったのだろうと思います。
 
さて今回の旅行ですが、世界一周中には物価の高さから入国を避けていた北欧諸国5カ国を急ぎ足でまわってきました。その中でメインとしたのはアイスランド。これが期待していた以上に素晴らしかったので久しぶりにブログを書く気になりました。まだ個人の旅行者向けの日本語ガイドブックがないようなので、見どころだけでなく宿泊や交通情報を含めた旅行情報をモデルルートとしてまとめることにしました。
 
あとで読むとがっかりすると思うので先に書きますが、このルートで旅行するには運転免許(マニュアル)が必須です。
 

アイスランド旅行2


 


<基本情報>
◆観光シーズン
夏(6月~9月)がシーズンです。この期間以外は、都市間をつなぐバスが運行されないなど移動手段が制限されます。現地でツアーに参加するのであれば問題ないと思いますが、夏から大きく外れるようであれば事前にツアーの有無を問い合わせておいたほうが安心です。ちなみに夏は日が長く22時を過ぎでも外が明るいため、夜も暗くなりきらずにオーロラはなかなか見られないようです。訪れる地域によって差はありますが、9月後半から3月頃までは可能性があるという話を聞きました。
 
 
◆公用語
アイスランド語ですが、どこでも英語が通じます。
標識などの地名は基本的にアイスランド語表記のみです。アルファベット以外の文字も含まれているため、読み方がよくわかりませんでした。


 

アイスランド旅行3

 

 


◆通貨
アイスランド・クローナ  1クローナ(Kr)≒0.85円(2013年4月)
物価の高さで知られる北欧諸国の中でも特に高いイメージの強かったアイスランドですが、2008年の金融危機を機にクローナは暴落し、今ではかなり旅行しやすくなっています。金融危機以前は1クローナはおよそ2円でしたから、今はその半分以下の水準で旅行できてしまいます。クローナの暴落に加え政府が観光誘致に力を入れていることもあり、今では毎年20%のペースでアイスランドを訪れる観光客が増えているそうです。 
余談ですが、北欧の中でもっとも物価が高く感じたのはノルウェーです。コーラの500mlボトルが500円、バーのカクテルは1杯1500円、ちょっと雰囲気の良いカフェで売られているパンは1700円と、なんかもう笑えました。
 

 

アイスランド旅行4

 


◆宿泊
多くはないので、旅行期間を決めたら早めに予約したほうが良いです。旅行者の増加があまりに急激で、交通機関や宿泊施設の整備が間に合っていないようです。混雑を避けるためなら多少の寒さも我慢するというのであれば、4,5月または9,10月とピークシーズンを避けるのも手です。私は4月の末から5月初旬に旅行しましたが、気温は0度前後ありました。街中で着るコートなどではなくアウトドア用のジャケット(風がものすごく強いために風を通すアウターだと相当辛いと思います)を準備すれば、この時期の旅行も問題ないと思います。ただし、北部をメインにまわる場合には注意が必要です。
 
大型のホテルはまだあまりないようで、地方では個人経営の宿やユースホステルにも泊まることになる可能性が高いです。日本のビジネスホテルレベルの宿泊施設でも不満な人には旅行自体あまりおすすめしません。と言っても、どこもとても清潔でしたので、普通の感覚の方ならまったく問題ないと思います。
 


予約サイト
Booking.com:  http://www.booking.com/
ホステリングインターナショナル:  http://www.hihostels.com/
Hostelbookers:  http://www.hostelbookers.com/
など。
走行ルートとともにホテルを検討するので、所在地を地図上で確認できるBooking.comが最も便利でした。また、Booking.comに登録されているホテルは全て2日前までのキャンセルが可能でした。これは予約時ではなく宿泊当日のレートでお金を受け取りたいという、ホテル経営者のクローナへの不安の表れかもしれません。とりあえず当面は状況も変わらないと思いますので、仮でも良いのでルートを決めたらすぐに宿をおさえることをおすすめします。

 

アイスランド旅行5
 


◆交通
上記の通り、夏以外はバスに頼って旅行することもできません。またバスが使える時期でも、時間やルートが制限されるため、ツアーに参加せずに効率よく観光することはおそらく不可能です。ですので、アイスランドはレンタカーで旅行します。

レンタカー
おそらく最も安いのがSixtです。(URL: http://www.sixt.com/
ネットで予約すると、3,4割安くなりますので事前予約は必須です。
返却時にガソリンが減っていると、市場価格よりも割高(倍くらい)な金額でガソリン分の料金が加算されますので、満タンにして返しましょう。私が旅行したときは、ガソリン価格は 1LあたりKr140(120円)くらいでした。借りた車はリッター10km くらい走りました。
 
Sixtはレイキャビク周辺に3店舗あります。ケプラヴィークにある国際空港内とレイキャビク市内の国内線空港、市内の西の外れの1店舗の計3店舗です。空港で借りるまたは返してしまえば楽だと思うかもしれませんが、私は市内の店舗で借りることを強くおすすめします。理由はルートの詳細で説明します。


私はもっとも小型の乗用車に、自己負担限度€300の保険をつけ4日間借りました。一日あたりの料金は約8,000円(Kr9,500)でした。自己負担を€1,500まで上げると一日あたり2,000円ほど安くなりますが、海外での運転による事故は海外旅行保険ではカバーされないので、念のため高い方を選択しました。免許取得以来、10年ぶりとなるマニュアル車の運転が心配だったという事情もありました。さらっと書きましたが、基本的にレンタカーはマニュアルですので、免許のない方は日本で取得しておかなければなりません。私のように普段マニュアルを運転しないという人も、日本にいるうちに練習しておいたほうが良いと思います。私は感覚どころか運転方法さえ忘れていた上に初めての左ハンドル、右車線走行だったので、初日の午前は冷や汗をかきながらの運転となり異様に疲れました。
 
オプションでナビもつけられますが、古く小さいため画面が見にくく、またアイスランドは道の選択肢は少ないので不要だと思います。極度の方向音痴の私でも問題なかったので皆大丈夫だと思います。タイヤは何もリクエストしませんでしたがスタッドレスでした。
 
アイスランドではまだ未舗装の道路が少なくなく、4WDでなければ走行できない道があります。主な見どころは舗装路だけで行けますが、自由にどこでも走りたいという方は、レンタルの料金は倍以上しますがそのような車を借りておかねければなりません。
 

 

アイスランド旅行1
[4日間で1200km走りました]




<モデルルート(8日間)>
実際に私が旅行したルートが元になっています。
この日数であれば社会人でも頑張れば確保できる旅行期間だと思うので、これをおすすめルートととしてまとめました。私自身はもっと日数を割こうと思えば割けたのですが、比較的見どころの少ない北部まで足を延ばすとなるとさらに3日以上が必要になりそうだったので、アイスランドの南半分にしぼりました。 旅行後も、この期間、このルートで正解だったと思えています。
 
 
1日目: 日本出発、経由地着後、現地泊
2日目: レイキャビク着 市内観光
3日目: レンタカーの旅 1日目 ~ゴールデン・サークル~
4日目: レンタカーの旅 2日目 ~スカフタフェットル国立公園(南)~
5日目: レンタカーの旅 3日目 ~ヨークルスアゥルロゥン、ディルホゥラエイ~
6日目: レンタカーの旅 4日目 ~ブルーラグーン~
7日目: レイキャビク発
8日目: 日本帰国 

 
 
 
一つの記事にする予定がだいぶ長くなってしまったので、ルートの詳細は次の記事にまとめます。
アップしました(2013年5月19日) ⇒  その2 「モデルルート」


 

アイスランド旅行6
[世界最大の温泉ブルーラグーン]

 

紙幣ほど徹底していなかったものの、ポストカードも気に入った土地で買って集めていました。その多くは旅先から出す手紙に使ってしまったから、記憶と比べると実際に手元にある枚数が少なかったけれど、それでも60枚以上残っていました。しまっておいても勿体ないので、これからは日本でもこのポストカードを使って手紙を書こうと思い、手放す前に写真に残しておくことにしました。

 

ポストカード1
■北米、カリブ海、中米、南米

 

ポストカード2
■中東、アフリカ

 

ポストカード3
■ヨーロッパ

アジアは1枚も残っていませんでした。

 

意外と多かったのは絵のポストカード。南米ではエクアドルのオスワルド・グアヤサミン、コロンビアのフェルナンド・ボテロ、 ヨーロッパではオランダのゴッホ、フランスのマティスとシャガール、スペインのダリ、それと、世界一周後の旅行で訪れたスイスで買ったパウル・クレーの絵がありました。手元にはなかったのですが、フィンランドで買ったムーミン(No.10の写真)やフランスのニースで知ったイヴ・クラインの絵も気に入っていました。

 

どれから使おうか、誰に出そうかと、今から楽しみです。

 



世界一周記事2
【4月5日の山梨日日新聞に掲載していただきました】





世界一周記事3
【ありがたやりがたや】



記事を書いてくださったのは入社2年目の若い記者さんでした。言葉のチョイスに問題がありそうな私の話を、きれいにまとめってくださいました。さすがです。ありがとうございました。
ウェブ上でも記事が読めます↓
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/04/05/5.html


海外滞在中の取材の際にもメールでいくつか質問をいただいていたのですが、せっかくなのでそのときの回答の下書きの一部を、補足として載せておこうと思います。まとまりがないよなー。これを受け取った方は困ってしまったのではないかと思います・・・。




> Q世界一周をしようと思ったきっかけは?また費用の調達はどのようにしましたか?


■学生時代に、旅を通じて多くのことを学べることを知ったため。
(特にこれといったきっかけらしいきっかけがなかったので、どう書くか迷いました・・。)

※関連ブログ記事
アフリカ縦断終了!旅を通じて思考回路を増やす!ドーハ経由でモロッコへ!@ヨハネスブルグ(南アフリカ)


人、人生、政治、経済、宗教、文化、人種、地理、戦争、平和など、旅は学びに溢れています。学生時代にもバックパックを背負い海外を旅して、旅の生涯学習としての価値を身をもって感じてきました。

学習は何歳になっても続けていけますが、自分の人格や人生の土台作りに役立てるためには、できるだけ若いうちに「多くのものを見て感じて考えておく」必要があると考えました。そうした知的好奇心をもっとも効率良く満たせるものが、私の場合たまたま世界一周だったのだと思います。

何かに影響を受けて旅に憧れていたわけではありません。




【若いうちに海外を見ておきたかった理由の補足】

旅をすると、そのときだけでなく帰国後にも当時受けた刺激から何かを生み出せることがあります。そうした事象を増やすためにも、早くに多くのことを見ておきたいと考えました。

※関連記事
いろんなものを見ておくといつかそれらがつながってくる@リスボン(ポルトガル)



ちなみに学生時代には生き方としての宗教に興味を持ち(私自身は無宗教です)、仏教のタイ、ヒンドゥー教のインド、イスラム教のヨルダン、トルコ、キリスト教のオーストラリアなどを旅してまわりました。そのときに旅が好奇心を存分に満たしてくれたため、いつかもっと多くの地域をより多くの視点からより長い時間をかけ、じっくりと見てまわりたいという思いを徐々に持つようになりました。






■費用は会社員時代に貯めたものを使っています。学生時代から20代で世界一周をしたいと考えていたので、思い立ったときすぐに行動に移せるようにしておこうと思い、就職と同時に実現へ向けての貯金を始めました。

世界一周には膨大な費用がかかると考えている人が多いのではないかと思いますが、旅の内容やルートによるものの、実際は100万円ほどの予算でも可能です。私の知り合いは、150~200万円の予算をもった人が多かったです。世界一周はバイトでも貯めれるくらいの費用で実現することができます。

私自身、出発前にもっとも気になったのが費用についてでした。しかし、当時は国別の生活費や交通費などの詳細が整理されたサイトが見つからなかったので、それでは自分がやろうということで、ホームページでは世界一周にかかった費用の全てを公開しています。このくらいの額で気軽に行けるものなんだよというように、背中を押すことができたらいいなと考えています。




> Q今まで旅してきた中で、印象に残っている国は?またその理由は何ですか?(ひとつでなくても構いません)
(これに対しての回答は、追加で聞かれたら詳細に触れればいいかなと考えていたのでかなーり適当です)

■イスラエル,パレスチナ
上記で答えたようなことを最も多く学べた、もしくは学ぶきっかけを与えてくれたのがイスラエルとパレスチナでした。


■ボスニア・ヘルツェゴビナなど旧ユーゴスラビア諸国
これもイスラエルと似た理由です。戦争の爪あとがのこる町並みや人々の暮らしぶりを見て、特に宗教と人種について考えさせられました。


■エチオピアなど東アフリカ諸国
アフリカは本当に貧しいのか、そうではないのではないか。自分のもっていた常識を覆されたことが最も多かったのがアフリカでした。


■キューバ
世界に5つ(北朝鮮を含めれば6つ)しかないらしい社会主義国の島国です。世界の資本主義経済大国が考えるものとは少し違った幸せの形を見せてもらった気がします。


■スリナム
南米でありながら、中国人、インド人、インドネシア人、アフリカ系黒人、白人が暮らす国。人種構成から、世界の近代史への興味をかきたててくれる国でした。




> Q旅を続ける中で、自身の中で変わったことはありますか?(考え方など)

■一言でいうと、「動じなくった」というところでしょうか。理由は以下の2点。


1.覚悟を持つことの大切さがわかるようになった。
※関連ブログ記事
やれる力とやる力!マラウィからザンビアへ移動!@ムチンジ(マラウィ)



旅先では何が起こるかわかりません。事件に巻き込まれる可能性もあれば、怪我や病気で動けなくなってしまうこともあります。しかし海外ではいつも一人です。どんな状況で何が起ころうとも、絶対に自分でどうにかしなければなりません。

そこで重要なのは、いつ何が起きても必ず自分でなんとかするという覚悟だと思っています。意識してそうなったわけではなく、こういう状況におかれることで自然とそうした意識を持てるようになったのだと思います。

精神的な面で、少し自立できたのではないかと思います。




2.レールを外れることの恐怖が小さくなった。
※関連ブログ記事
人生のレールはどこに向かって延びていますか?@パルミラ(シリア)

自分のステータスくらい自分で決めればいい!フィギュアスケートの選手に会う@バルセロナ(スペイン)



仕事を辞めて世界一周。これは一般的には常識から外れた行動だと思われることが多いと思います。世界一周は私の夢でありましたが、それでも出発まではかなり悩みました。いったん社会のレールから外れてしまったら、帰国後まともに生きていけないのではないか、とさえ考えました。出発前日までこの種の不安と恐怖が心にありましたが、出発してからはそんな心配もきれいになくなってしまいました。

それは、自分の夢を追求する充実感があまりにも大きく、そうした不安など何でもないことだと思えるようになったからです。私は「人生にやりたいことをやる以上に大切なことはない」と考えていますが、周りを気にせず実際にやりたいことを追求してやってみることで、このことに確信を持てるようになりました。それが自分の意思を保つことのできる力強さや余裕につながったのだと思います。


まわりに何を言われようとも、自分の人生を自分の足で歩いていこうという意思を、これまで以上に強く持てるようになったのではないかと思います。自分の人生ですから、人任せにするわけにはいきません。





> Q現代の若者に(やりたいことをやる)勇気を与えたいとのことですが、具体的にどうやって与えていこう、どうすれば与えられると考えていますか?


■自分の夢に挑戦して、それを楽しんでいる姿を見せること。

上記質問の回答である【2.レールを外れることの恐怖が小さくなった。】に重複するところがありますが、「自分の夢に挑戦して、それを楽しんでいる姿を見せること」によって、誰でもやれるんだ、やらなきゃもったいない、ということを自身の行動で見せることで、何か感じてもらえるのではないかと考えています。

上述のように、自らの行動によって自分自身も強く励まされました。一つの成功体験(あくまで私にとってですが)を示すことで、そっと背中を押すことができたらとても幸せです。





> Q帰国後は何をしていく予定ですか?

(未定だったので誤魔化しました。笑)


■100のやりたいことをやりつくす。

以前読んだ本(自分の世界を広げるためにも年間100冊を目安に本を読むようにしています)に、人生でやりたいことを100個書き出してリストを作りそれを死ぬまでこなしていく、ということを実践している人の話がありました。

人生の意義は自分で決めなければいけません。人生の結果として残るのは全て行動です。その行動を目標として具体的に書き出し意識してこなしていくことは、自分らしい人生を歩むことの大きな手助けになると考えています。というわけで、100個の目標を記した自分なりのリストをつくってみました。もうすでにいくつか実現できたものはありますが、まだ9割ほど残っています。

帰国後も、仕事、趣味、家庭など様々な分野で、具体的な目標に向かって進んでいきたいと考えています。

※やりたいことをやるなんてことを連呼していると、どこか無責任な印象を受けてしまわれるかもしれませんが、社会人としての責任を果たすことは言うまでもなく大前提であると考えています。



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考えは変わっていくものなので、中には過去のブログ記事の内容と矛盾するように感じられるものもあるかもしれませんが、そのあたりのことは適度に流して頂けますと幸いです。

ブログはあと200日分(数えるとびっくりする・・)残っていますが、これを機に少しペースを上げて更新していきたいと思います。

 

 

ところで・・・・・・、記事にホームページのタイトルが記載されなかったのは、【漏らす】という表現に何か問題があったのでしょうか・・・・・・・笑

 

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今月発行された「mata tavi(マタタビ) 第4号」の「旅の一問一答」のコーナーに、ちょこっとですが登場させていただきました。

全国のカフェ・飲食店・ゲストハウスなど、約 100 カ所にて無料配布ということなので、よかったら手にとって見てみてください。

 

一番好きな国は○○と答えたのですが、本当のあの国の魅力をもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
良い国なんですよ。ジャンビーヤ・・アバヤ・・・・ハンマーム・・・・・カート・・・・・・、異国情緒あふれる街並みも素敵ですが、なにより良いのはこの国の人。素朴で人懐こくて親切で幸せそうで。本当に良い国でした。

 

 

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世界一周旅行

 

昨年末に帰国しました。

旅の終盤はもう楽しみで仕方がなかったのですが、やっぱり日本はよかった。
日本食いいねぇ。お風呂もいいねぇ。毎晩同じ場所で寝れるのも嬉しいねぇ。
きっちりしてるし便利だしきれいだし、すごい国だなと思います。
あとそうだ、日本人はおしゃれですね。そして日本人女性はきれいですね。
外を歩いていると何かと感心してしまいます。

 

これからの生活も楽しみです。

 

 

ところで帰国後の体重ですが、予想通りの結果になっていました。

出発前と比べると2kg増・・・

 

痩せたんじゃないの?なんて聞かれることが多いのですが、長いこと旅行しているとけっこう太ります。
痩せたという人の話はあまり聞いたことがありません。食べ物の量が多いからね。
日本食みたいにヘルシーではないし。

まあしかし、このくらいならどうにでもなるでしょうと特に気にすることもなくお正月の決戦へと挑みました。

もう最高でした。
日本食がおいしくておいしくて。
お酒も飲み放題状態だったし、毎日朝から極楽気分を味わっていました。

旅行中は食費をとことん抑えていて食への欲が高まっていたこともあって、食卓にはいつも120%の力をもってのぞんでいました。

 

 

結果、

さらに2kg増・・・

 

いかんね。正月も明けて目が覚めました。
気持ちだけでなく体も少しずつならしていかないといけないなと思いました。

 

 

このホームページですが、ご覧の通りブログではチリに、写真ではまだアルバニアで停滞中という体たらくぶりです。帰国してようやく身の回りの整理も整ってきましたので、そろそろペースを上げて更新していきます。

ブログ、写真、費用ページ、全て最後の国までアップする予定です。

ここでの旅はまだまだ続くことになりますが、これからもよろしくお願いします。

 

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