207日目 | ||||
宿泊: | New Kenya Lodge ④(ナイロビ) | |||
移動: | 移動なし |
マサイ・マラのサファリツアーからナイロビに帰ってきた。現地ツアーは個人で訪れるには時間や労力のかかる見どころを効率良くまわってくれるため場合によっては非常に重宝するが、他の旅行者との集団行動を余儀なくされるので、この自由な旅においてその不自由な時間は際立って窮屈に感じられ疲れる。ツアーに参加してまで見に行きたい観光地は大概は誰もが知る有名どころであり、その地のメインにもなるような魅力的な場所ではあるのだが、それ故に「ここは必ず観光しなければ」という義務感が生じ、この窮屈な感じと相まって更に億劫に感じてしまう。
今回もツアーは楽しめたものの思った通りぐったりと疲れ、慣れた宿に戻ったときには大きな安堵を覚えた。好きでこんな旅をしながらおかしな話ではあるが、私の場合はこうした有名どころに近づくときには徐々に旅のテンションが下がり、終えると同時に今度は一気に上がっていくことが多い。
【派手なダラダラ(ミニバス)】
行きたくなければ単に行かなければ良いだけの話なのだが、別に行きたくないわけではなく、むしろ行きたいと思っているのがまた厄介である。有名なのにはそれなりの理由があるわけで、こうした人気の観光地の思い出は後々良いものとして思い返されることが多いとわかっているのだから、いつもとは違った楽しみに目を向けもっとポジティブに挑もうとは思うのだが気持ちのコントロールが難しい。要はただ不精なだけなのかもしれないが、とにかくツアー前は気が重くなり、終えるのと同時に解放感から旅への意欲がぐんと増す。
そんなわけでサファリツアーを終えた後は、格別の自由を感じて気持ち良く過ごしたわけだった。気の赴くまま街を散策したり買い物を楽しんだと、のんびりとした穏やかな時間が流れていたのをよく覚えている。思えばアフリカ大陸上陸からここまでの14日間は、過酷なエチオピアの旅やトラックの荷台に乗っての国境越えなど肉体的な負担の大きいイベントが多かった。そして前日までの大移動から休みなく参加した3日間のサファリツアー、これは疲れないわけがない。素晴らしい思い出もたくさんあったのだが、このさき何十年たとうとも、この2週間で通ってきた道を再びなぞるような気は絶対に起きないと断言できるくらい疲れきっていた。いつも以上にこの自由を心地よく感じていたのには、ツアー後の解放感に加えて一連の大移動を終えた後の心身の緩みも関係していたことは間違いないと思う。
【防犯のため商店の入口やカウンターにはこのような檻がついている】
とにかくサファリツアーの後の気分の良さはとても印象に残っている。きっと傍から見たら何が起きても不思議ではないくらいふわふわしていたのだと思う。翌日の事件の発生も、こうして振り返ってみると納得できるような気がしてくる。
良い気分で過ごしていた分、落差も大きかった。奈落の底に落ちるというのは、きっとこんな感覚なのだろう。これまでの人生で、ここまではっきりと全身の血の気が引くのを感じたことはなかった。
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盗難によって写真のデータを失い、エチオピアとケニアを飛ばしてブログを更新していました。この記事をもってその隙間が埋まりましたので、ブラジルの後に訪れた二度目のチリ滞在(339日目)に戻ります。
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・世界一周の費用はこちら!(ケニア編)
・世界一周の写真はこちら!(ケニア編)
・意見、感想などのメールはこちらからお願いします!
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「その1」に続き、「その2」はモデルルートの詳細です。
1日目: 日本出発、経由地着後、現地泊
2日目: レイキャビク着 市内観光
3日目: レンタカーの旅 1日目 ~ゴールデン・サークル~
4日目: レンタカーの旅 2日目 ~スカフタフェットル国立公園(南)~
5日目: レンタカーの旅 3日目 ~ヨークルスアゥルロゥン、ディルホゥラエイ~
6日目: レンタカーの旅 4日目 ~ブルーラグーン~
7日目: レイキャビク発
8日目: 日本帰国
<モデルルート日別詳細>
◆ 1日目: 日本出発、経由地着後、現地泊
日本からアイスランドへの直行便はありません。
1,2回の乗り換えが必要になるので、安めのフライトも選べるよう経由地で一泊するプランをおすすめします。その日のうちにレイキャビクまで移動することも可能ですが、レイキャビクの町は小さくゆっくり見て回っても丸一日はかからないので、旅行2日目の昼頃までに着けばその日のうちに市内観光をすませることができると思います。平日5日間全てを休んで9連休をとれるのであれば、行きに経由地で2泊するか、もしくは帰りに経由地で1泊してその地で観光や買い物(北欧雑貨など)をするのもおもしろいと思います。その場合旅行期間は9日間になります。
◆ 2日目: レイキャビク着 市内観光
アイスランドの国際空港は首都レイキャビクではなく、隣のケプラヴィーク市内にあります。レイキャビクから50kmほど離れているため、ここからはバスを使って移動します。バス会社は下記2社。
1. Reykjavík Excursions - Flybus
2. Iceland Excursions - Gray Line Iceland
※料金、タイムテーブルは上記URLから確認できます
どちらのバス会社も、レイキャビク行きのチケットは市内のバスターミナルまでのものと各自のホテルまで送ってくれるものと2種類を用意しています。レイキャビク市内の移動は徒歩かタクシーになるので、予約しているホテルがターミナル付近でないのであれば、自分のホテルまで送ってもらったほうが良いです。
若干安かったので私はIceland Excursionsを利用しました。ホテルまでの往復チケットで4,000Kr(3,400円)でした。どちらも同じような時間帯にバスを走らせていますが、Flybusのほうが若干便数が多いのか人が集まっていました。ホテルからのピックアップは乗客が多いほど出発までに時間がかかるので、空いているバス会社のほうが良いような気もします。ちなみにIceland Excursionsはメールでもピックアップの予約を受け付けてくれました。到着時に最終日のホテルや出発時刻を決めていない場合でも、メールか電話で後から予約できるので問題ありません。
レイキャビクからの国際便は早朝発が多いのですが、私の便も7時半発とかなり早めでした。早起きが心配で最終日はケプラヴィークのホテルを予約していたのですが、このピックアップサービスが便利そうだったので予定を変更し、最終日もレイキャビクに泊まることにしました。その方がレンタカーの返却も楽だったので、フライトが昼以降でなければケプラヴィークに泊まるメリットはないと思います。
ここでレンタカーを借りることもできますが、初日にレイキャビク市内を観光するのであれば一日分のレンタル料が無駄になるので出発日の朝に借りれば良いと思います。時間外のピックアップや返却には高い手数料がとられますので、空港で車を返却するのもおすすめしません。
[教会最上階からの眺め]
◆ 3日目: レンタカーの旅 1日目 ~ゴールデン・サークル~
出 発 地: レイキャビク
目 的 地: ヴィーク(Vik)
走行距離: 350km
アイスランドに来た観光客が必ず訪れるという3つの見どころをまわり、翌日のメインであるにスカフタフェットル国立公園までアクセスしやすいようヴィーク(Vik)あたりまでを目標に移動します。
事前に予約していれば、朝にレンタカーを取りに行ってすぐに出発できます。ホテルまで車を届けてくれるサービスもありますが料金は高めでした。ここから車での旅行がスタートしますが、アイスランドでは昼間でもライトを点けて運転することが義務付けられていますので、忘れないよう注意してください。ライトが点いていればかなり遠くからも対向車が見えますので、自分の身を守るためにも重要です
<ゴールデン・サークル>
・シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir)
・ゲイシール(Geysir)
・グトルフォス(Gullfoss)
[シンクヴェトリル国立公園 地球の割れ目 今でも裂け目は広がっている]
◆ 4日目: レンタカーの旅 2日目 ~スカフタフェットル国立公園(南)~
出 発 地: ヴィーク(Vik)
目 的 地: ホプン(Höfn) あたり
走行距離: 350km
お昼頃までにスカフタフェットル(Skaftafell)に着ければ余裕を持って観光できます。
有名な氷の洞窟(クヴェルクフィヨットル山)には南側からアクセスできないので注意してください。この洞窟を見に行きたい場合には、シーズンと東部の都市発のツアーにかかる日数を十分調べてから予定を組んでください。急いで移動すれば、この日のうちにヨークルスアゥルロゥン(Jökulsárlón)もまわれます。
◆ 5日目: レンタカーの旅 3日目 ~ヨークルスアゥルロゥン、ディルホゥラエイ~
出 発 地: ホプン(Höfn)
目 的 地: セルフォス(Selfoss)
走行距離: 400km
夏であれば、ディルホゥラエイでパフィンを見ることもできるようです。残念ながら5月初旬では影も形も見られませんでした。
この日のうちにセルフォス付近まで移動しておくと最終日にゆとりをもって移動できますが、ヴィークまでであっても7時前に出発すればブルーラグーンのオープン(10時)に間に合います。連日の運転で疲れが溜まっているようでしたら、無理せずにヴィークで休んだほうが良いかもしれません。
私はホテルのキャンセルが間に合わなかったこともありヴィークに宿をとりましたが、翌朝はホテルの朝食を食べられず(7時半からというホテルが多い)せかせかした出発となってしまったので、もう少し移動しておけば良かったと後悔しました。
[雪が舞って積もってきている 5月でこれだと冬は運転するのが恐ろしい]
[ディルホゥラエイでパフィンが見られれば思い残すことはなかったのだけど・・]
◆ 6日目: レンタカーの旅 4日目 ~ブルーラグーン~
出 発 地: セルフォス(Selfoss)
目 的 地: レイキャビク
走行距離: 150km
世界最大の温泉ブルーラグーンで疲れを癒します。慣れない地の運転はなかなか疲れます。この日のうちにレンタカーを返却しなければならないので、レンタカーのオフィスの営業時間は必ず確認しておきましょう。週末は閉まるのが早いので注意してください。 返却の前にガソリンを入れるのも忘れずに。
4日間の総移動距離: 1200-1300km
ガソリン代: Kr 18,000 (15,300円) ※車の燃費は10km/L くらいでした
[運転の疲れがとれた気がしたけど、3時間もいたせいかその後ものすごく疲れた]
◆ 7日目: レイキャビク発
あらかじめ予約していたバスにピックアップしてもらい空港へ移動します。
バス会社のウェブサイトに掲載されている出発時刻は、バスターミナルの出発時刻です。ピックアップ時刻はその30分前です。夏は3時から、冬は4時からです。
早朝でもフライトが多いため空港の免税店は開いていますが、アイスランドらしいお土産はあまり売られていません。レイキャビク市内か観光地で買っておいたほうが良いです。
◆ 8日目: 日本帰国
私なら経由地で一泊します。帰りなので荷物を着にせず北欧雑貨の買い物を楽しめると思います。その場合、旅行期間は9日間になります。
以上、社会人のためのアイスランド旅行モデルルートです。 また何か思い出したら都度追記していきます。
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これまで100カ国を旅行してきましたが、今回ほど自然に感動したことはなかったです。まだ観光地化がそれほど進んでいないのも魅力の一つだと思います。円安の今でも一昔前に比べればだいぶリーズナブルに旅行できますし、日本からのアクセスもそれほど悪いわけではないので、イメージよりは旅行しやすい国だと思います。
興味のある方はぜひ調べてみてください。
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先月の下旬から、ゴールデンウィークと合わせ17連休をとり北欧を旅行してきました。これが仕事以外では世界一周後、初の海外旅行となりました。数えてみると、世界一周を終えてからもう3年半が経っていました。帰国してしばらくの間は、今後は海外旅行をしたいなんていう気が起きないのではないかと心配するほどモチベーションが低下していましたが、今回の旅行は半年以上前の準備段階からやる気満々で、まだまだこの趣味が楽しめそうだと嬉しくなるとともに、好奇心を失っていないことを感じてしみじみしたものでした。もっと若かった頃は、自分の中に昔の自分の感覚を見出すと成長していないと情けなく感じたものですが、今では逆に喜んでしまうのですから、まあ年をとったのだろうと思います。
さて今回の旅行ですが、世界一周中には物価の高さから入国を避けていた北欧諸国5カ国を急ぎ足でまわってきました。その中でメインとしたのはアイスランド。これが期待していた以上に素晴らしかったので久しぶりにブログを書く気になりました。まだ個人の旅行者向けの日本語ガイドブックがないようなので、見どころだけでなく宿泊や交通情報を含めた旅行情報をモデルルートとしてまとめることにしました。
あとで読むとがっかりすると思うので先に書きますが、このルートで旅行するには運転免許(マニュアル)が必須です。
<基本情報>
◆観光シーズン
夏(6月~9月)がシーズンです。この期間以外は、都市間をつなぐバスが運行されないなど移動手段が制限されます。現地でツアーに参加するのであれば問題ないと思いますが、夏から大きく外れるようであれば事前にツアーの有無を問い合わせておいたほうが安心です。ちなみに夏は日が長く22時を過ぎでも外が明るいため、夜も暗くなりきらずにオーロラはなかなか見られないようです。訪れる地域によって差はありますが、9月後半から3月頃までは可能性があるという話を聞きました。
◆公用語
アイスランド語ですが、どこでも英語が通じます。
標識などの地名は基本的にアイスランド語表記のみです。アルファベット以外の文字も含まれているため、読み方がよくわかりませんでした。
◆通貨
アイスランド・クローナ 1クローナ(Kr)≒0.85円(2013年4月)
物価の高さで知られる北欧諸国の中でも特に高いイメージの強かったアイスランドですが、2008年の金融危機を機にクローナは暴落し、今ではかなり旅行しやすくなっています。金融危機以前は1クローナはおよそ2円でしたから、今はその半分以下の水準で旅行できてしまいます。クローナの暴落に加え政府が観光誘致に力を入れていることもあり、今では毎年20%のペースでアイスランドを訪れる観光客が増えているそうです。
余談ですが、北欧の中でもっとも物価が高く感じたのはノルウェーです。コーラの500mlボトルが500円、バーのカクテルは1杯1500円、ちょっと雰囲気の良いカフェで売られているパンは1700円と、なんかもう笑えました。
◆宿泊
多くはないので、旅行期間を決めたら早めに予約したほうが良いです。旅行者の増加があまりに急激で、交通機関や宿泊施設の整備が間に合っていないようです。混雑を避けるためなら多少の寒さも我慢するというのであれば、4,5月または9,10月とピークシーズンを避けるのも手です。私は4月の末から5月初旬に旅行しましたが、気温は0度前後ありました。街中で着るコートなどではなくアウトドア用のジャケット(風がものすごく強いために風を通すアウターだと相当辛いと思います)を準備すれば、この時期の旅行も問題ないと思います。ただし、北部をメインにまわる場合には注意が必要です。
大型のホテルはまだあまりないようで、地方では個人経営の宿やユースホステルにも泊まることになる可能性が高いです。日本のビジネスホテルレベルの宿泊施設でも不満な人には旅行自体あまりおすすめしません。と言っても、どこもとても清潔でしたので、普通の感覚の方ならまったく問題ないと思います。
予約サイト
Booking.com: http://www.booking.com/
ホステリングインターナショナル: http://www.hihostels.com/
Hostelbookers: http://www.hostelbookers.com/
など。
走行ルートとともにホテルを検討するので、所在地を地図上で確認できるBooking.comが最も便利でした。また、Booking.comに登録されているホテルは全て2日前までのキャンセルが可能でした。これは予約時ではなく宿泊当日のレートでお金を受け取りたいという、ホテル経営者のクローナへの不安の表れかもしれません。とりあえず当面は状況も変わらないと思いますので、仮でも良いのでルートを決めたらすぐに宿をおさえることをおすすめします。
◆交通
上記の通り、夏以外はバスに頼って旅行することもできません。またバスが使える時期でも、時間やルートが制限されるため、ツアーに参加せずに効率よく観光することはおそらく不可能です。ですので、アイスランドはレンタカーで旅行します。
レンタカー
おそらく最も安いのがSixtです。(URL: http://www.sixt.com/ )
ネットで予約すると、3,4割安くなりますので事前予約は必須です。
返却時にガソリンが減っていると、市場価格よりも割高(倍くらい)な金額でガソリン分の料金が加算されますので、満タンにして返しましょう。私が旅行したときは、ガソリン価格は 1LあたりKr140(120円)くらいでした。借りた車はリッター10km くらい走りました。
Sixtはレイキャビク周辺に3店舗あります。ケプラヴィークにある国際空港内とレイキャビク市内の国内線空港、市内の西の外れの1店舗の計3店舗です。空港で借りるまたは返してしまえば楽だと思うかもしれませんが、私は市内の店舗で借りることを強くおすすめします。理由はルートの詳細で説明します。
私はもっとも小型の乗用車に、自己負担限度€300の保険をつけ4日間借りました。一日あたりの料金は約8,000円(Kr9,500)でした。自己負担を€1,500まで上げると一日あたり2,000円ほど安くなりますが、海外での運転による事故は海外旅行保険ではカバーされないので、念のため高い方を選択しました。免許取得以来、10年ぶりとなるマニュアル車の運転が心配だったという事情もありました。さらっと書きましたが、基本的にレンタカーはマニュアルですので、免許のない方は日本で取得しておかなければなりません。私のように普段マニュアルを運転しないという人も、日本にいるうちに練習しておいたほうが良いと思います。私は感覚どころか運転方法さえ忘れていた上に初めての左ハンドル、右車線走行だったので、初日の午前は冷や汗をかきながらの運転となり異様に疲れました。
オプションでナビもつけられますが、古く小さいため画面が見にくく、またアイスランドは道の選択肢は少ないので不要だと思います。極度の方向音痴の私でも問題なかったので皆大丈夫だと思います。タイヤは何もリクエストしませんでしたがスタッドレスでした。
アイスランドではまだ未舗装の道路が少なくなく、4WDでなければ走行できない道があります。主な見どころは舗装路だけで行けますが、自由にどこでも走りたいという方は、レンタルの料金は倍以上しますがそのような車を借りておかねければなりません。
[4日間で1200km走りました]
<モデルルート(8日間)>
実際に私が旅行したルートが元になっています。
この日数であれば社会人でも頑張れば確保できる旅行期間だと思うので、これをおすすめルートととしてまとめました。私自身はもっと日数を割こうと思えば割けたのですが、比較的見どころの少ない北部まで足を延ばすとなるとさらに3日以上が必要になりそうだったので、アイスランドの南半分にしぼりました。 旅行後も、この期間、このルートで正解だったと思えています。
1日目: 日本出発、経由地着後、現地泊
2日目: レイキャビク着 市内観光
3日目: レンタカーの旅 1日目 ~ゴールデン・サークル~
4日目: レンタカーの旅 2日目 ~スカフタフェットル国立公園(南)~
5日目: レンタカーの旅 3日目 ~ヨークルスアゥルロゥン、ディルホゥラエイ~
6日目: レンタカーの旅 4日目 ~ブルーラグーン~
7日目: レイキャビク発
8日目: 日本帰国
一つの記事にする予定がだいぶ長くなってしまったので、ルートの詳細は次の記事にまとめます。
アップしました(2013年5月19日) ⇒ その2 「モデルルート」
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■北米、カリブ海、中米、南米
■中東、アフリカ
■ヨーロッパ
アジアは1枚も残っていませんでした。
意外と多かったのは絵のポストカード。南米ではエクアドルのオスワルド・グアヤサミン、コロンビアのフェルナンド・ボテロ、 ヨーロッパではオランダのゴッホ、フランスのマティスとシャガール、スペインのダリ、それと、世界一周後の旅行で訪れたスイスで買ったパウル・クレーの絵がありました。手元にはなかったのですが、フィンランドで買ったムーミン(No.10の写真)やフランスのニースで知ったイヴ・クラインの絵も気に入っていました。
どれから使おうか、誰に出そうかと、今から楽しみです。
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206日目 | ||||
宿泊: | New Kenya Lodge ③(ナイロビ) | |||
移動: | マサイ・マラ | |||
↓ | ||||
ナイロビ |
サファリツアー1日目の日記で、もっとも印象的であった動物はシマウマと書いた。それは3日間の行程を終えた今も変わらない。あの美しさは強烈に印象に残っている。人気のビッグ5(ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー)やキリンなどを抑え、シマウマがナンバー1になるとはここに来るまで想像もしなかったが、あらためてツアーを振り返ってみると、トップだけでなく2番目にランクされたのも意外な動物だった。
【小さい動物もかわいかった】
それはインパラ。鹿のようなかわいらしい見た目のウシ科の動物である。インパラのハーレムは、1頭の雄に10-20頭の雌がつくというなかなかの大所帯だった。雌雄の比率を考えると、その競争率の高さがうかがえる。インパラの雄は雌にはない長い角を持っているため、少し遠目でも、どの個体がハーレムの主なのかが分かる。小柄なインパラの群れの中にそびえるその角は、ハーレムの中では頼もしさを、また草原においては勝者の強さ、貫禄を感じさせる象徴のように見えた。
インパラの生態ついてのガイドの説明はとても印象的で、ビッグ5よりもこちらのほうが記憶に残っている。
【角が立派】
インパラについて知ってからは他にもハーレムがないかと自然に探すようになっていたのだが、間もなく妙なものを見つけた。インパラの群れのようなのだが何かおかしい。別の動物の群れかと思いガイドに聞いてみるも、これも同じインパラだという。
【キリンの角が好き】
どうやらこれは雄だけの群れらしい。競争に敗れた雄たちは、雄だけのグループを形成するという。しかも、ハーレムのすぐ近くに。群れをつくって身を守りながら、ハーレムを奪う機をうかがっているのだと説明してくれた。そのためインパラのハーレムの近くには、このような雄だけの群れが見られるという。
初めてハーレムを見たときも、生存競争の厳しいマサイ・マラで、これだけの数の雌の信頼を一身に背負う雄の気苦労は如何ばかりのものだろうと情けない心配をしてしまったのだが、すぐ近くにその座を狙うものたちが徒党を組んで潜んでいると聞き、何やら同情に近いものを感じてしまった。
【凛々しい】
人間社会でも似たような競争の構図は数多く存在している。いざ自分がそうした場に置かれれば、本能から他者に勝つことを考えるのだろうが、果たしてその勝利が本当に自分に利益をもたらすのだろうか。こうした争いを一歩引いた位置から冷静に見てみると、単に他人に勝つというだけでは本当の勝者にはなれないのだろうということがよく分かる。
人間はもちろん、人間社会も動物とは比較にならないほど複雑なはずである。にも関わらず、競争について言えば、少し単純すぎるように感じることがある。なぜこれだけ多くの人が当たり前のように同じ方向に向かって競争をしているのか不思議でならない。(競争自体に魅力があると言えばそれまでだが)
【貴重な日陰】
インパラだって、種の保存よりも生存を優先するのであれば、雄の群れの中に身を隠していたほうが良さそうな気もする。どっちが良いんだろう、なんてことを考えながら、帰国後の自分の姿を想像したが、どちらを選んでもつまらないような気がしてほっとした。
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90カ国目、世界一周最後の国はアメリカです。
出発後のかなり早い段階から、世界一周の旅は、(自分の考える)世界の中心にある都市で終えたいと考えていました。それは、見てきたこと、感じたこと、考えたことを振り返り、総括するには適した場所だろうというやや感覚的で漠然とした理由からでしたが、今も、このルートにして正解だったと思っています。経済、宗教、人種等の人類の歴史の本流に触れることで、それまでに見てきたものがそれぞれどこかでつながりのある支流としても捉えられるようになり、系統的に整理できたような気がします。
501日間で90カ国という弾丸ツアーのような世界一周でしたが、やれる範囲でやりたいことはやりきったと思えていたので、清々しい気持ちで終わりを迎えることができました。
写真のページは、90カ国のアメリカをもって完成しました。これからまた気が向いたときに写真を追加することもあると思いますが、ひとまずここで一区切りとします。
ニューヨーク 1 / New York 1 (写真30枚)
常夏のカリブ海から氷点下の世界へ。
ニューヨーク 2 / New York 2 (写真60枚)
ハーレムの宿を拠点に観光しました。
バッファロー / Buffalo (写真20枚)
アメリカからカナダに移動する際、少しだけ立ち寄りました。
ナイアガラ / Niagara (写真40枚 動画1本)
マカオでの雪辱を果たしました。
ニューヨーク 3 / New York 3 (写真60枚)
自由の女神、グラウンド・ゼロなど。
ニューヨーク 4 / New York 4 (写真30枚 動画1本)
ここが世界一周最後の地となりました。
次はブログの完成を目指します。
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89カ国目はカナダです。
帰国まで一週間を切り、帰国が楽しみでありながらも世界一周が終わる寂しさも大きくなっていて、とてもしんみりとした気分で旅した国でした。寒さも、この物哀しい気分に拍車をかけたような気がします。訪れたのはナイアガラフォールズとカナダ最大の都市トロントの2カ所。数日前までカリブ海にいた身に、冬の北米の寒さは堪えました。トロントの後は、再びアメリカに戻りました。先に入国したのはアメリカでしたが、最後にいたのがアメリカだったので、順序を替えカナダを89番目にアップしました。
ナイアガラフォールズ(町) / Niagara Falls City (写真50枚)
冬は観光客がほとんど来ないのか、平日でも閑散としていた。
ナイアガラの滝 / Niagara Falls (写真25枚 動画2本)
こじんまりとした滝だったけど、寒そうな景色がなかなか良かった。
トロント 1 / Tronto 1 (写真40枚)
気温は昼でも-10℃。カリブ海との気温の差が辛かった。
トロント 2 / Tronto 2 (写真30枚)
カナダ最大の都市トロント。世界一周と訪れた中で、人種のるつぼという言葉がもっとも似合う都市だった。
残すは1カ国、アメリカのみです!
その後は、スイス、リヒテンシュタインの写真もアップする予定ですが、世界一周の写真はアメリカで終了です。
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87カ国目、カリブ海7カ国目はドミニカ共和国です。
カンクンから飛行機でわたったイスパニョーラ島。まず降り立ったのはドミニカ共和国の首都、サントドミンゴでした。ここはコロンブスが上陸後、新世界開拓の拠点となった場所であり、旧市街にはコロンブスや、サントドミンゴの街をひらいたその弟の銅像が建っています。イスパニョーラ島はフランスにも占領された時代があり、西のハイチと東のドミニカ共和国では公用語も異なります。ドミニカ共和国はスペイン語なので、中南米を抜けてきた後では旅しやすく感じます。対してフランス語圏のハイチは情報も少なく、情勢にも難があるためハードです。ハイチへ向かう旅行者は、サントドミンゴの宿に荷物を置かせてもらい、身軽になって挑むのが良いような気がします。(と言っても、マナグアやグアテマラシティほど荒れてはないと思います。)
<ドミニカ共和国>
サントドミンゴ 1 / Santo Domingo 1 (写真50枚 動画2本)
旧市街が世界遺産に登録されているドミニカ共和国の首都。着いた日は洪水状態でした。
サントドミンゴ 2 / Santo Domingo 2 (写真50枚)
仲良くなった兄ちゃんに、ドミニカでした採れない宝石、ラリマールを加工する作業場を案内してもらった。
サントドミンゴ 3 / Santo Domingo 3 (写真20枚 動画1本)
カリブ海を眺めながら空港へ移動。
せっかくなのであらためてハイチの写真も・・。
<ハイチ>
ポルトープランス 1 / Port au Prince 1 (写真36枚)
ハイチの首都です。街中にはゴミの山があり、ひどい悪臭を放っています。
ポルトープランス 2 / Port au Prince 2 (写真48枚)
大地震の1ヶ月前に訪れたときの写真です。
これで中米編に続きカリブ海編も終了です。いよいよ残り2カ国。次はカナダ、最後はアメリカです。
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]]>205日目 | ||||
宿泊: | マサイマラ国立保護区② | |||
移動: | なし |
【雄同士の争い】
動物園に行くと、大人はこう言う。
「せまい檻に閉じ込められてかわいそうに」
自然の中で野生の動物を見て、大人はこう言う。
「生き生きしていて素晴らしい」
【雌のライオン】
社会を知った大人は若者にこう言う。
「安定した大きな組織に入れるよう頑張りなさい」
何にも属さず、自由に生きている若者を見る大人はこう言う。
「だらしがない」
【ライオン】
動物愛護団体の人間が、自分が自然に放った動物が直後に命を落とす瞬間を目にしたとき、どんな顔をするのか見てみたい。
【バッファロー】
自身にも周囲にも、権力と先例に倣うことを強いてきた人間が、死ぬ間際に何を考えるのか聞いてみたい。
【雲が大きい】
いろいろな辛さがあるけど、何よりも不憫なのは、自由を奪われて窮屈に生きることでもなく、厳しい競争にさらされ苦しみながら生きることでもなく、矛盾に無自覚に生きることなのだろうと思った。
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・世界一周の費用はこちら!(ケニア編)
・世界一周の写真はこちら!(ケニア編)
・意見、感想などのメールはこちらからお願いします!
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86カ国目、中米8カ国目はメキシコです。
グアテマラと同じく、メキシコも以前の旅行で訪れたことがありました。世界一周に寄ったのはカンクンとプラヤデルカルメンだけなので、写真のほとんどがメキシコ・グアテマラ旅行のときに撮ったものです。
カンクンの宿では再会ラッシュがありました。南アフリカで出会った夫婦とは連絡を取り合っていたので会うことはわかっていたのですが、それ以外にも南米で会った友人や、話したことはなかったけどハンガリーの宿で一緒だった夫婦とも偶然ここで再会しました。世界一周の終盤だったので、皆と思い出を振り返ったこの偶然のイベントが余計に面白く感じました。
メキシコで一番おすすめなのは世界遺産にも登録されている町、グアナファトです。街並みが素晴らしいです。美しい景色に心地よい風、フレンドリーな現地人に集中できた読書、このピピラの丘で過ごした時間がとても幸せで、5年たった今もその感動をよく覚えています。
カンクン / Cancun (写真50枚)
メキシコでビーチリゾートと言えばカンクン。でも個人的にはビールの思い出ばかり。
プラヤ・デル・カルメン / Playa del Carmen (写真30枚)
セノーテのダイビングが有名。完全なリゾート地。
メキシコシティ / Mexico City ※ (写真50枚 動画1本)
※世界一周以前の旅行
メキシコの首都。思っていたよりも治安の悪さは感じず。本場のタコスに感動した。ここから世界遺産のテオティワカンも見に行ける。
パレンケ / Palenque ※ (写真35枚)
※世界一周以前の旅行
世界遺産、パレンケ遺跡観光の拠点となる小さな町。
メリダ / Merida ※ (写真60枚)
※世界一周以前の旅行
世界遺産、チチェン・イッツァーの遺跡を見に行くときに滞在した。
グアナファト 1 / Guanajuato 1 ※ (写真40枚 動画1本)
※世界一周以前の旅行
おすすめ。世界遺産。カラフルでかわいい町。歩いているだけで楽しい。
グアナファト 2 / Guanajuato 2 ※ (写真30枚 動画1本)
※世界一周以前の旅行
おすすめ。世界遺産。ピピラの丘からの眺めが素晴らしい。
これで中米編も終了です。次はカリブ海編最後のドミニカ共和国です。残り3カ国となりましたが、その後の旅行で訪れたスイスとリヒテンシュタイン公国の写真もアップするのでもう少しお付き合いください。
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]]>204日目 | ||||
宿泊: | マサイマラ国立保護区① | |||
移動: | ナイロビ | |||
↓ シャトルバス(6時間) | ||||
マサイマラ |
【シマウマ発見!】
よく知っていたはずなのに、なぜ今までこの美しさに気がつかなかったのか不思議でならない。マサイマラでたくさんの野生動物を見た。その中で、もっとも感動させられたのはシマウマだった。果たして自分の美的感覚にはどれだけの独自性があるのだろう。26年生きてきて、初めてシマウマの美しさを知ったという事実に困惑した。
単純に、世間一般では(少なくとも自分の周りでは)特別美しいものとして扱われていなかったことが原因だったのだろうと思う。特に無形なものに対する美的な感覚とそれを具現化していく行動力が、満足のいく生き方をするための鍵となるのだろうと考えているが、このごく内面的な価値観が容易に環境に左右されてしまう不安定なものなのかと思うと、個人としての危うさを感じて少し寂しくなる。
難しいことだと思うが、美的な価値観くらいは自分らしいものを持ち続けていたい。そのために重要なのが、自分の目で意識して見るということなのだと思う。見ているようで見えていないものが、身近なところにもまだたくさんあるのだと思う。
【親子】
【自然の景色の中で見るこの不自然な色がまた良かったのかもしれない】
【これはグラントシマウマという種らしい】
【子供の毛はまだ茶色い】
【なんという美しさ!】
【見た目は馬というよりロバだね】
【けっこうごついな】
【脚の模様も良い】
【この写真が気に入っている】
【子供の頃こういうアイスをよく食べたな】
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85カ国目、中米7カ国目はベリーズです。
トランジットビザで抜けてしまうつもりで計画を立てていたので、滞在時間も写真もわずかです。カリブ海沿岸には世界遺産にも登録されている素晴らしい珊瑚礁保護区があるので、海好き、スキューバ好きはたまらない国になると思います。中米の中では治安も良く、英語も通じます。
ベリーズシティ / Belize City (写真45枚)
ベリーズ最大の都市。人口は8万人に満たない。ちなみに首都ベルモパンの人口は1万人ほど。
コロザル / Corozal (写真20枚)
メキシコ国境付近の小さな町
次のメキシコは300枚ほどの写真をアップします!
続いてドミニカ共和国、カナダ、そして90カ国目のアメリカでついに終了です。
その後は、アジア、ヨーロッパ序盤、世界一周以外の旅行の写真を追加していく予定です。
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84カ国目、中米6カ国目はグアテマラです。
グアテマラには世界一周以前の旅行でも訪れたことがありましたが、そのときはメキシコ旅行のついでにティカル遺跡だけに寄っただけだったので、都市はほとんど見れませんでした。世界一周中に寄ったときにはケツァルテナンゴ、アンティグアでの滞在に加え、移動途中にはほんの少しですがグアテマラシティの街並みも目にすることができました。遺跡も素晴らしいのですが、現地の文化や生活を垣間見れる町はやっぱりおもしろいです。ティカルもさすが世界遺産だけあり、かなり見応えのある素晴らしい遺跡でした。
しかし、グアテマラでもっともおすすめしたいのは町でも遺跡でもなく自然です。私の一押しはパカヤ火山。なんと、山頂では流れる溶岩を間近で見学することができます。溶岩は熱すぎて2,3m以内には近づくこともできませんでした。柵も何もないので勝手に近づくことができますが、頑張り過ぎると火傷します。これまで見てきた美しい自然よりも、自然の大きさを強く感じられた気がします。相変わらず微妙な写真ばかりでこの感動があまり伝わらないのが残念ですが、とにかくすごかったです。ぜひ見てみてください。
グアテマラ移動 / Transportation (写真25枚)
エルサルバドル国境からグアテマラシティを経由してシェラまでと、シェラからアンティグアまでの移動。
ケツァルテナンゴ(シェラ)/ Quetzaltenango (Xela) (写真50枚)
治安が良く街並みも美しいお薦めの街。近郊には温泉もある。
スニル / Zunil (写真60枚 動画3本)
シェラからバスで30分ほどの場所にある小さな村。年に一度のお祭が開催されていた。
アンティグア / Antigua (写真30枚)
世界遺産に登録されている。パカヤ火山ツアーの拠点となる町。観光客が多い。
パカヤ火山 / Pacaya (写真40枚 動画4本)
流れる溶岩を間近で見ることができる。ここはかなりおすすめ。
フローレス / Flores ※ (写真20枚 動画2本)
※世界一周以前の旅行
ティカル観光の拠点。フローレス島から眺める湖の景色がなかなか良い。
ティカル / Tikal ※ (写真60枚 動画1本)
※世界一周以前の旅行
ジャングルの中にあるマヤ文明の遺跡。世界遺産に登録されている。ここもおすすめ。
次のベリーズは僅かですか、メキシコは300枚ほどの写真をアップする予定です!
その後は、ドミニカ共和国、カナダ、そして90カ国目のアメリカでついに終了です。
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84カ国目、中米5カ国目はエルサルバドルです。
「陸続きの隣国でもこれほど国民性が違うものなのか」
決してホンジュラスの印象が悪かったわけではないのですが、エルサルバドルの人々のフレンドリーさ、親切さは他と比べると際立っていて驚かされました。歩いているだけでどんどん友達が増えていくというなんだか幸せな国でした。
内戦の影響で経済が停滞していたこともあり、他の中米諸国と比べると町は発展しておらず雰囲気も寂れているように感じますが、人が明るく治安も比較的良いためにとても歩きやすく感じました。物価も安いため、長居をする旅行者もいると聞いていましたが、行ってみてそれも納得しました。
ホンジュラスを抜けて少しほっとできた場所でした。
サンサルバドル / San Salvador (写真50枚)
少し寂れた首都
サンタ・アナ / Santa Ana (写真40枚)
サンサルバドルに次ぐ第二の都市。やっぱり寂れ気味。
次のグアテマラ、メキシコは、大量の写真(それぞれ300枚ほど)をアップする予定です!
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83カ国目、中米4カ国目はホンジュラスです。
当時、首都の治安の悪さは中米ワースト3位(1位 マナグア、2位 グアテマラシティ)と言われていました。歩いてみた感じだと、たしかにより上位のニカラグアとグアテマラの首都よりはましであり、日中であれば歩けないことはないといった印象を受けました(あくまで感覚的なものなので参考程度に)。
しかし、市街地でも通りによってはかなり不穏な空気を感じることがありました。もっとも恐怖を感じたのは、歩いていた通り沿いに停まっていたタクシーのトランクにナタがころがっているのを見たときです。何に使うかはわかりませんが、警戒心を高めていたこと、運ちゃんの人相が悪くかったことなどから、いろいろ想像してしまい普段から早足な歩きが競歩の域に達しました。
「普段から」と書きましたが、私は海外では相当な早歩きをします。特に治安の悪い地域においては、小柄な女性なら小走りになるんじゃないかというくらいのスピードで歩いていました。実際にその効果をはかることはできませんが、この早歩きによって避けることのできた危険は少なくないんじゃないかなと思いっています。
早歩きは大事です。中米の首都を歩くときには頑張って歩いてください。
チョルテカ / Choluteca (写真30枚)
平和な雰囲気の田舎町。
テグシガルパ / Tegucigalpa (写真50枚)
ホンジュラスの首都。治安はあまりよくありません。
次はエルサルバドル、グアテマラ、ベリーズの順にアップしていきます!グアテマラは世界一周前の旅行でも訪れたことがあるので、大量に写真をアップします!
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