243日目 | |||
宿泊地 : | キャットアンドムース⑤(ケープタウン / 南アフリカ) | ||
移動 : | なし |
今日はアフリカ大陸の南端にある喜望峰(最南端はアグラス岬)へ。宿で出会った植物好きバックパッカーけんたろうさんに便乗させてもらい、計5人でレンタカーに乗り込んだ。
途中、ボルダーズビーチに寄ってペンギンを見る。ペンギンを見ながら我思う。
「かわいくてきゅんきゅんしちゃうじゃないの!」
【昔からピングー大好きだったしな】
【普通のペンギン】
【スタンドを使うタイプのペンギン】
【保護か観察のためか人口のペンギンの巣が設置されている】
時間の関係でささっとボルダーズビーチをまわり、車は国立公園内に入る。南アフリカの植物相は世界的に見てもかなり特殊な部類に入るらしく、車窓から見える景色も見慣れない不思議なものに見えてくる。
【よくここまできたなぁと、ちょっとたそがれてみる】
車を駐車場にとめ、最後はケープポイントまで歩いていくのだけど、その途中の景色が本当に素晴らしい。自転車でここまでくるか迷ったのだけど、こうした景色をゆっくりと楽しめたから車できてよかったと思った。
【多肉植物が多い】
【けんたろうさんは変わった植物は見逃さない!(解説もつけてくれる!!)】
素人がここまでのもの撮れちゃうの?けんたろうさんの写真ブログはこちら。
世界自然気候
http://littlejourney.blog67.fc2.com/
本当にいろいろな旅人がいておもしろい。
【喜望峰 あの先にはケープポイントが】
【崖の淵を歩いていく】
喜望峰に立って目の前に広がる海を眺めていると、ここが世界の果てであることの実感がわいてきた。それと同時にこんなことも思った。
「人生にもこういう果てがあれば楽なのにね」
大陸ならこうして進み続けていけば果てにぶつかる。ちゃんと足元には地面があって、道を踏み外すこともそうはない。行き止まってしまったらそこは間違いで、また違う道を行けば良い。単純でわかりやすい。
けど人生はそうはいかない。どこまで行っても突き当たらない。どこまで行っても果てがない。きっと大陸よりも海に似ているんだろうな。
自由な分でそれぞれのやりたいようにできるはずなのだけど、それはとても難しいことで、ほとんどの人が誰かのつくったものや指標に自らぶつかりにいってしまう。得られるものもあるけど、その反動で傷ついてしまったり、そのまま自由を奪われて動けなくなってしまうこともある。なんだかそれはもったいない気がする。
限界が来て沈んでしまうまでは、好きなところに行って好きなことをすればいいんじゃないの。どこかにつながれるために生きているなんて、なんともつまらないじゃないの。それを受け入れたときの自分の姿を想像してみると、その魅力のなさに悲しく情けなくなってくるよ。
俺はないと思った。もう少し年をとったら違ってくるかもしれないけど、とりあえず今は、そうした他人の作った喜びや安定の中に、自分の幸せはないと思った。動きすぎてガタがきたら、もしくは自分の力を自覚できるようになったら、そのときはそういう場所を利用してもいいと思う。でも初めからそこにいってしまってはつまらないよ。
面倒で大変で、けっこう苦しくて辛い思いもすることだろうと思うけど、これからも帰国した後も、自分の進みたいように進んでいけたらいいなと思った。
そう考えた後も海を眺めていた。そのでっかい海をずっと眺めていたら、やっぱ面倒だから右にならえをすればいいかなと思った。うそ。でも一瞬ほんと。
頑張らないとね。
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ペンギン。この足の短さがチャームポイントですね。
陸を歩いてる姿が、なんとも!!!
昔、私が転職する時に先輩が
『私も何度も転職しようと思ったけど、怖かった。』
そう、もらしたことを、ふと思い出しました。
何かを行動する時、その先がどうかなんてわからない、そんな先の見えない怖さ、不安。つくづく多いです。
自分の抱えている環境によっても、責任というものがあるのでしょうね。
シンプルに考える。ってことが、最近むずかしい。
ナガモさんは、帰国しても右ならえは無意識にも出来ない気がしますよ。笑
あのヒョコヒョコ歩く感じがたまらないですよね。あとはフワフワ感!それもたまらない!!
見えない恐さかぁ。それに怯えて思考をストップさせないよう気をつけていきたいものですよね。
僕も世界一周を決意するまではかなり悩みました。帰国後の先が見えなかったので。
けど最終的には、ある程度見えてたそのときいた場所の延長線上にある怖さのほうが大きいと考え決断しました。
やりたいことがあるにも関わらず、やらないで死んでいく怖さったらありゃしないです。
シンプルに見る、シンプルに考える、シンプルに動く。
これは帰国後のテーマです。
なかなか難しいですけどね。お互い頑張っていきましょう!