2009年4月アーカイブ

265日目
     
宿泊地 : HOTEL BAB SAHARA①(ワルザザード/モロッコ)
移動 : なし
 

 

 

ワルザザードからカサブランカを経由し、地中海沿いの町タンジェにやってきた。タンジェからスペインのアルヘシラスまではフェリーとバスでたったの1時間半。もうすぐヨーロッパだ。

 

 

世界一周モロッコ旅行24
【港町タンジェ】



タンジェに着いてすぐこの街が気に入った。地中海沿いのこの町の気候は穏やかで過ごしやすい。そうした暖かさが人々の心にも影響を与えるのか、人も陽気で余裕があるように感じられる。女性は他の地方で見られるのと同じ様に頭からスカーフと布をかぶったスタイルの服装をしているものの、その布のデザインがかなり派手なのには驚かされる。花柄やヒョウ柄の布を全身にまとっているのだから、普通の洋服と比べても断然派手で目立つ。ヨーロッパとの架け橋にあたるという立地が、女性のこうした華やかさに関係しているのかもしれない。ここでは文化の流れを肌で感じることができる。

 

 

世界一周モロッコ旅行25
【派手すぎじゃない?】



メディナでもメインの通りから外れれば観光客はほとんど見かけず、ここで暮らす人々にまぎれてその生活の中を歩くことができる。また露店や食堂の多くも現地の人向けのため、物価も安く、彼らに近い視線で物事を見て考えることができる気がする。



モロッコに入ってから昨日までずっと、旅の感覚が戻らなくて苦労していたけれど、その日々が嘘のように今日は刺激と喜びを大いに感じることができている。きっとそれは、ここに流れがあったからだと思う。ツーリスティックな作り物は決して持つことのできない深みのある流れ。地理的な要因が生む、人と文化の流れ。人々の生活に見える、生や熱の流れ。見て楽しい、感じて楽しい、考えて楽しい、そういう自然な体温のある流れ。


ヨーロッパに再上陸する前に、旅の喜びをまた一つ認識できてよかった。感受性をまだ持ちえている自分を確認できてよかった。

 

 

世界一周モロッコ旅行26
【タンジェのメディナには要塞も】

 

 

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264日目
     
宿泊地 : 夜行バス車内
移動 : 22:00 ワルザザード  
      ↓  バス(15h)  
  翌日13:00 タンジェ  

 

今 日の夕方、ワルザザードに雨が降った。この乾燥地帯にも雨が降るんだと興味深く眺めていた。しかし地元の人は特に驚いた様子もなく、屋根やバッグで雨を避 けながらそのまま淡々と歩き続けている。どうやらそんなに珍しいものではないみたい。なんだ、すごいことが起きたのかと思ったのにな、つまんないななどと 思っているうちに雨もやんでしまった。


このときふと思った。これって最近悩んでることに似てるな。雨に動じず歩いていく人が今の自分、砂漠の雨に感動して胸をはずませていた自分は旅を始めたばかりの自分。これらが旅先で全てのことに感動していた自分と、最近の無感動な自分と重なって見えた。


慣れからか、集中力の欠如からか、興味のなさからか、理由ははっきりとしないもののとにかく最近は無感動で、それについて悩んでいた。けれど、その場で起 きていること、見ているもの、触れているものは何も変わらない。実は何も問題ないんじゃないかと思えてきた。新しいものや珍しいものが良いとは限らない。 自分がどう感じようと、目の前に在るものは変わらない。おもしろかろうがつまらなかろうが何だろうが、今見えているものをただしっかり見ておこうと思っ た。いくら楽しんでもいくら苦しんでも、最後に残るのは同じ見てきたものなのだろうと思う。そのときに何も感じなかったとしても、その事実がまた別の機会 で受けた刺激で何かを生み出すかもしれない。時間をかけて考えを深めていくことで、違った見方ができるようにもなるかもしれない。


落ち着いているなら落ち着いているでいいかな。感動が伴わずとも、客観的に、しっかりとじっくりと見て、目に映ることを確実に自分の中に蓄積していこうと思った。

 

 

世界一周モロッコ旅行23
【道路も砂っぽい】

 

 

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263日目
     
宿泊地 : HOTEL BAB SAHARA②(ワルザザード/モロッコ)
移動 : ワルザザード
 
    ⇔  バス片道(0.5h)  
  アインドベンハッドゥ  

 

 

オアシスっていいね。一面砂漠の中に、ぽつんとある緑。ただの木、ただの草、ただの水がなんとも尊く感じられる。希少なものはやはり高価値になる。そのわかりやすさがいい。

人間だってそうでしょう。人に迷惑をかけない限りではあるけれど、珍しい存在であることは貴重であることとイコールじゃないかな。もっと変わった人をいっぱい見たい。そんな人と話をしてみたい。そして自分もそうでありたい。


世界一周モロッコ旅行20
【アイト・ベン・ハッドゥ】


世界一周モロッコ旅行21
【川をわたっていく】


世界一周モロッコ旅行22
【この一帯の外は砂ばかり】



我が道を行ってるね、と言われることがよくあるけど、どんな道を選んでいるにしろ誰しもが我が道を行っているわけだよね。それを自覚しないといけない。自分で決めればもちろんのこと、他人に流されて進んでいったとしても、それは我が道を行っているということになるはずでしょう。我が道はそれでいいのかな?人に与えられたものだと、周りに強制されたものだと、気付いたら迷い込んでいたものだと、そう自覚した上でもその道を歩けるかな?似た人、似た生き方、似た苦悩が溢れている日本を見ていると、道の良し悪し以前にその自覚が足りていないような気がしてくる。

我が道を行っていないと、堂々と口にするのはひどく無責任であるとさえ思う。



 

 

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262日目
     
宿泊地 : HOTEL BAB SAHARA①(ワルザザード/モロッコ)
移動 : 7:30 マラケシュ  
      ↓  バス(4.5h)  
  12:00 ワルザザード  

 

 

少し違った文化圏へ行ってみようと思い、マラケシュの次は砂漠の街ワルザザードへ向かうことにした。

 

世界一周モロッコ旅行18
【アトラス山脈を越えワルザザードへ】

 

世界一周モロッコ旅行19
【サボテンが積んであった】




少しずつよくなっているような気もするけど、まだ今ひとつ調子が出ない。アフリカの旅を終えてからずっとこんな調子。以前は新しい街に来るたびに刺激がいっぱいで楽しくて仕方がなかったのだけど、今は無意識でそこまで楽しむことができない。


街なかを歩いていても、人も景色を全てが自分を素通りしていくように感じる。何もひっかかってこない。素通りしているのは間違いなく自分なのだけど、どうしたらいいものか分からない。意識の持ちようで、人はどこにいて何をしたって楽しめる、なんてことはないことがよくわかる。




思うに、きっと今は自分の形が曖昧になっているのだと思う。旅の目的や喜びだったり、自分の趣味や嗜好、そういうものが漠然としてきてしまっているのかもしれない。場所によっては治安も悪く、移動も過酷、また情報も少ない、アフリカは常に集中して旅をしなければならなかった。だからちょっとしたことでもすぐに自分のセンサーにひっかかってきた(もちろん未知の大陸であったことも大きいけれど)。


モロッコは平和で旅行もしやすく、別に何も考えずなんとなく行動していても簡単に旅ができてしまう。旅や物事の受容が効率的に上手にできるようになっているわけで、何も得ていないわけではないとは思う。けれど、それでも物足りなさや時間や機会を無駄にしているのではないかという妙な罪悪感が消えない。




旅に限った話ではなく、こうしたマンネリを打開していく方法を身につけることは重要かもしれないな。そういえば、以前読んだビジネス書にこんなことが書いてあった。


状況を変えるには、次の3つのことをかえるしかない。

・付き合う人間をかえる
・時間の使い方をかえる
・住む場所をかえる



とりあえず今できるのは場所をかえることだけかな。ちょっと急いで移動して、いろんなところへ行ってみようか。モロッコにいるうちになんとか立て直さないと。

 

 

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261日目
     
宿泊地 : Hotel Sindi Sud②(マラケシュ/モロッコ)
移動 :  なし
 

 

マラケシュ、きれいで独特の雰囲気のあるおもしろい街なのかもしれないけど、今の気分では楽しめる気がしない。とりあえず予定を繰り上げて2泊で移動することにしたものの、昨日人ごみの中をじゅうぶんに歩いたためにもうすでに食傷気味。さて今日はどうしましょう。



ガイドブック(モロッコは楽しみにしていた国だったので出発時からずっとガイドブックを持ち歩いていた)の地図を見ていると、メディナの北のほうにはお店やホテルなどがなさそうだということがわかった。しかし建物はある。ということはこれらの建物は民家かな?そこまでいったらもう少し生のモロッコらしい雰囲気を感じられるかもしれないなと思い、とりあえず中心を外れて歩いていくことにした。

 

世界一周モロッコ旅行8
【民家が並んで立つ】


世界一周モロッコ旅行9
【入口ちっちゃいね】


世界一周モロッコ旅行10
【遊ぶ子供たち】


世界一周モロッコ旅行11
【選挙のポスターを貼る壁】



アフリカではこういう気ままな散歩ができなかったため、なんだかとても懐かしい感じがする。まだアフリカ縦断中に維持していた警戒心の強さが残っていて、人や街との距離を少し遠めにとってしまっていたけど、今日ゆっくりと歩いてそこに住む人たちの温かさに触れられたことで、その距離感を少し修正できたような気がした。ちょっとずつリハビリしていこう。



そうそう、帰りに歩いていると妙な臭いがしてきた。ツーンとけっこうな刺激がある。もしやこれが噂の皮なめし場か!臭いの元をたどり、塀で囲まれたその強烈な臭いを入口からのぞいてみる。

 

世界一周モロッコ旅行12
【くっさー】



あまりの臭いに顔をゆがむ。皮ってこうして加工されていくんだね、すごいなーと感激しながら見ていると、後ろからやってきた男に声をかけられた。ガイドどうだい?ということだった。もちろん有料だったけれど、この臭いが一体何なのか、どのようにして皮が処理されていくのか興味があったために頼むことにした。



男は言った。写真もOKだ、さあ、こっちに来い。


ほほう、あんたジャパニーズのことをよくわかっているじゃないの。ではお望み通り写真を撮りまくってやろう!!


続けて男は言った。まずここに立つんだ。そして向こうを見てみろ。そうだ、いいぞ。よし、そしたら次は手をかしてみろ。そうそう、こうやって握った手を上にあげて・・・


世界一周モロッコ旅行13
【って、あなたと記念撮影ですか!もういいから早く中を案内してくれ!】



けっこうガイドは適当だったけど、なんとなく皮なめしについて知ることができてよかった。臭い元は、皮を柔らかくするために使っているハトの糞だった。それを溶かした水に皮を浸して製品にできるくらい柔らかくなるまでその作業を繰り返していくみたい。残念ながらここの皮なめし場ではほとんど見ることができなかったけど、この水槽では染める作業も行われるため、カラフルな水槽が並ぶ光景を見れる場所もあるらしい。

 

世界一周モロッコ旅行14
【皮なめし 水槽が並ぶ】


世界一周モロッコ旅行15
【ものすごく過酷な労働だと思う。】


世界一周モロッコ旅行16
【普通に息できないくらい臭う。感謝して革製品を使わねばと思った。】


世界一周モロッコ旅行17
【お土産物屋で売られている皮のスリッパ。本当にご苦労様です。】

 

 

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260日目
     
宿泊地 : Hotel Sindi Sud①(マラケシュ/モロッコ)
移動 :  8:30 カサブランカ  
      ↓  バス(3.5h)  
  12:00 マラケシュ  

 


モロッコに来る前から、旅先で会った人たちから「マラケシュのメディナはたまらなく楽しいよ。」と聞かされていた。アフリカ縦断を終えモロッコに来たものの一向に気分がのってこないことに危機感を持った俺は、救いを求めるようにマラケシュへと向かった。



年中お祭り騒ぎが行われているというフナ広場、暗くなり始める頃には、この広大な敷地に溢れんばかりの屋台と人が現れる。少し離れてみていると、食べ物の屋台からあがる湯気や煙が、まるで人々の熱気のように見えてくる。それが光と入り混じり、広場が何か幻想的なオーラで包まれているようにのように思えてくる。ぼんやりとその中に映る人々は、観光客であっても現実のものとは思えない。淡い光の中に映る映像は、遠い時代の遠い出来事にように思えてくる。


誘われるように、その中へ入っていた。

世界一周モロッコ旅行5
【フナ広場に並ぶ屋台】


世界一周モロッコ旅行6
【羊の脳みそやエスカルゴ料理の屋台も】




が、なんかうんざりしてしまった。
なんなんだろう。ものすごく疲れるんだけど。だめだ、これ。逃れるように足早にその熱気から退散した。



昼間からうすうす感じていたことではあるのだけど、ここの広場周辺の雰囲気はツーリスティックすぎる。遠くで見ている分にはなんとなく雰囲気を楽しめるものの、実際に観察できる距離まで近づいてみるとまるで楽しめなくなる。高度に観光化されたそれらの人や屋台は、一見、異国情緒たっぷりで旅の気分を盛り上げてくれるもののように思える。しかしこの完成度があまりにも高すぎる。生活文化の具現としてではなく、観光業としての完成度が高すぎる。スタイルはなるほどモロッコらしい。しかしこの目的が生活ではなく観光にあるのがあまりにも明白で、そのスタイルと目的の間にある隙間に、一種のいやらしさを感じてしまう。


ここには外国人だけでなく客としての現地人も多くいる。今はこれこそが生活なのだと、素直にそう捉えるべきなのかもしれない。けれども、どうしてもこの胡散臭さや贋物臭さが引っかかってしまう。中国の麗江で受けた印象ととても近い。



あるスタイルを真似て表面を綺麗につくろい、そのスタイルが本来持つべきはずの能力、アイデンティティーをごまかしているものを見ていると、なんだか滑稽で切ない気分になってこないだろうか。



留学先で座学を軽んじ、得意気にスラングばかりを使う学生がそうである。
歌を歌ったりドラマに出たりするアイドルなんかがそうである。
勢いと勘違いで政治家になってしまう有名人がそうである。
中国のメーカーがそうである。
欧米人のボランティアがそうである。
日本の国際貢献がそうである。

そして多くの人のなんとなくの人生がそうである。


中身のないものは、または表面と中身の本質に統一性のないものは、どんなに見た目が美しくとも味わいがない。


世界一周モロッコ旅行7
【スーク】 

 

 

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259日目
     
宿泊地 : Hotel Mon Reve②(カサブランカ / モロッコ)
移動 : なし
 

 

 

マラリアの症状か治療薬の副作用かわからないが、すこぶる体調が悪い。相変わらず気分ものらない。旅行中にも関わらず、外を歩くのが面倒くさいと思ってしまった。このだるさや具合の悪さが今後も続かなければいいのだけど。


一日休んでいようかとも考えたが、昼前から予定通りカサブランカ市内をまわることにした。元気ややる気がでてきたのではなく、理由はその逆。停滞するとそこから動けなくなってしまいそうなほどだるく感じたから。こうして一歩前に出てしまえば、自然と次の一歩が出てくるようになるような気がした。世界一周はまだ終わりではない。目的がある以上、まだ止まってしまうわけにはいかない。休憩という名目で立ち止まるのにも気が引けた。一時的にしろ時間を浪費してしまうのは、今はよくともこの旅の後に大きな反省と後悔を生んでしまう気がする。とりあえず足を前にださねばと思った。


 

世界一周モロッコ旅行3
【カサブランカのメディナ】



大学時代から、調子の波が落ちたときには必ず自分に言い聞かせる言葉がある。
それは、

「動きたくないほど動け!」

というもの。


停滞は、良くて現状維持、通常は下降、逓減を意味するものだと思っている。調子の波は誰にでもあるものだが、何も意識しない場合、トータルでは間違いなくマイナスに落ち込むものだと考えている。調子に変化を与えるのは行動なのにも関わらず、通常ひとは調子を落としたときほど動きたがらない。そうするとその状態が続いてしまう。良いときは誰に何を言われようが勝手に動くもので、たいていは次の壁にぶつかるまで進み続ける。そうすれば調子は自然と変わっていく。


良い状態を長く保つことができれば、そのときの意欲と推進力によって人はより大きく成長できると思う。可能性が広がると思う。ではどうしたらいいのか考えたのだが、きっと良いときに何かをするのではなく、悪いときにそれをどれだけ短く抑えられるかが肝なのだろうという結論に至った。

簡単に言えば、「嫌なことは早く片付けろ」とか、「愚痴ってばかりいる暇があるなら何かしてみろ」ってこと。それが自然にできていたのであればこんなこと考えもしなかっただろうが、自分はこれがうまくできていない人間だということに気がついた。だからこそ考えて、行動することを強く意識するようになった。




ということで、意を決して外に出たわけだった。



新市街のビル群を見て歩いた。歴史と生活観を醸し出すメディナを練り歩いた。港町の雰囲気を感じに海岸にも足をのばした。イスラムの精神に触れようと、ハッサンⅡ世モスクを訪ねた。精密で美しい幾何学模様のような装飾に目を奪われながら、巨大建築物の中を歩いた。そこで現地の女子学生に声をかけられた。みんなきれいだった。座り込んだ。話し込んだ。写真を撮った。いやーやっぱきれいだわと感心した。また座り込んだ。そして話した。スペイン語じゃなくてフランス語やろうかなぁと思った。都会の子はどこの国でも化粧をしっかりしてるもんだなと思った。若い子はやっぱり肌がきれいだね、張りが違うね、張りが、と思った。なんかもう楽しくてどうでもよくなってきた。それにしてもきれいだわとなんかそんなことばかり考えるようになった。ご機嫌で宿に帰った。


撮った写真を見てみたら、絵に描いたように鼻の下が伸びていた。



世界一周モロッコ旅行
【問題の鼻の下。マラリアの具合の悪さはいずこへ。】




とまあ、調子のよくないときでも動いていると何か起きるし、気分も変わってくるもんだねというお話。

 

世界一周モロッコ旅行4
【ハッサンⅡ世モスク ものすごく大きいのがわかります?】

 

 

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いやはや、おひさしぶりでございます。ご無沙汰しておりました。


約2ヶ月にわたるアフリカの旅を終え、モロッコにやってきました。まあモロッコもアフリカなのだけど。
まあしかしモロッコなどの北アフリカは中東、ヨーロッパみたいなものなので気分的にはもうアフリカはおしましなのです。いろいろあったなぁ・・・。 マラ リアにかかったりナイロビでバッグまるまる盗まれたり、モザンビークの宿で荷物あさられたり、ダルエスサラームででかい兄ちゃんにからまれたり、アフリカ を発つ前にマラリアのチェックをしようと病院にいったら南アのお医者様たちはストライキ中で相手にしてもらえなかったり・・・。まあ今となってはどれも良 い思い出です。

かなり時間が空いてしまいましたが、ブログやほかのコンテンツの更新を再開するので、またちょいちょいのぞきに着てもらえるとうれしいです。更新しなくなると恐ろしいほどアクセス数が落ちるんですね。嗚呼。

更新が多くてちょっと目障りかも知れませんが、ちょっとのあいだmixiにもリンクさせてもらいます。

 

いまはモロッコにいますが、このあとフェリーでスペインにわたり、ヨーロッパの格安航空会社をつかって2週間ほど西欧を見て回って、その後またスペインにもどりそこから南米へ飛びます。

 

これからカサブランカのメディナを散歩してきます。街を用もなく散歩できるってなんて幸せなんだろう。アフリカとはまた違った旅の楽しみを感じながら進んでいきたいと思います。

それではまた!

 

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258日目
     
宿泊地 : Hotel Mon Reve①(カサブランカ / モロッコ)
移動 : 10:25 ヨハネスブルグ  
      ↓    飛行機  
  19:50着,翌日1:45発 ドーハ  
   ※時差+1   ↓    飛行機  
  6:15着,7:15発 トリポリ  
  ※時差-1   ↓    飛行機(計17.2h)  
  8:30着 カサブランカ  
  ※時差-2   ⇔    列車(往復2h)  
    ラバト  

 

モロッコはアフリカ大陸の北端、スペインのすぐ南に位置するアラブの国。地域のカテゴリーはアフリカ。そう、これまでと同じアフリカなのだけど、自分の中でのアフリカの旅は昨日で完全に終わってしまっている。


新たな生活圏を見に行こうじゃないか!と無理に興味をかき立てようとするのものの、アラブは中東で十分に味わってきてしまったし、北アフリカの国もチュニジア、エジプトに続いての3カ国目になってしまうためにどうも新鮮さを感じることができない。連続して訪れることができれば、それらの小さな差をその国のアイデンティティーのように捉えながら旅することもできるし、逆にもっと時間をおけば、薄れてしまった記憶と感覚のおかげで何も考えずともそこでの時間を楽しめるような気がする。



ヨハネスブルグからどこへ飛ぼうかと考えていたとき、モロッコには寄らず西ヨーロッパに飛び、そのまま南米へとわたってしまおうと考えていたのはこのことを危惧していたからだった。その嫌な予想が見事に当たってしまったのを、初日にして感じてしまった。

 

 

世界一周モロッコ旅行1
【きれいな列車に乗ってカサブランカからラバトへ】



この世界一周の旅で、これまでに訪れた国数は53ヵ国。その中で単純に楽しかった国というものでランキングを作ると、1位から3位までをチュニジア、イエメン、シリアと、アラブの国が独占する。それほどアラブが好きなのにも関わらず、それにも関わらずモロッコを楽しめる気がしない。それは決してそれはモロッコ自体に原因があるわけではない。ただモロッコがそこにあったことが問題だった。満身創痍でアフリカを抜けてきた後ということも大きいと思う。



アフリカ17ヵ国目にして最後の国であるモロッコの旅、これはなかなか難しくなりそうだ。暖かな気候と温かなアラブ人に囲まれ、車窓の外を眺めながらゆったりと列車に乗っている。この気持ちの余裕が旅の障害になりそうな、なんとも嫌な予感がする。

 

 

世界一周モロッコ旅行2
【ラバトで見つけた空手少女】

 

 

世界一周モロッコ旅行
【約2ヶ月ぶりに手にしたラップトップ!隣のホテルから無線LANを拾える安宿で、夜な夜な各種設定に精を出しました】

 

 

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257日目
     
宿泊地 : 航空機内
移動 : 10:25発 ヨハネスブルグ  
      ↓    飛行機  
  19:50着,翌日1:45発 ドーハ  
   ※時差+1   ↓    飛行機  
  6:15着,7:15発 トリポリ  
  ※時差-1   ↓    飛行機(計17.2h)  
  8:30着 カサブランカ  
  ※時差-2    

 

朝に宿を出て空港へ向かった。今日で本当にアフリカ縦断の旅も終わり。治安の悪さを心配して警戒しながらの生活は気が休まらなかったし、東アフリカの移動はかなりハードだった。貴重品が全て盗まれてしまったのもこのアフリカ。マラリアにかかって苦しんだこともあった。けど、来てよかったと今は心から思えている。


人、文化、歴史、自然、どれも新鮮で刺激的で、五感と思考は常にフルで働かされた。この大陸を旅したことで、自分の感覚と価値観に幅ができたのを感じる。またここで得たものを見直すことで、自分が旅に何を求めているかが明確になってきた。端的に言うと出発前と同じ。求めているのは「刺激」。これは分かっていた。今回はその先が見えてきた。刺激を受けた後、それをどう処理してどう生かしていくか、そのサイクルが見えてきた気がする。



刺激は、これまで持っていた価値観や思考回路の外に存在する物事に出会ったときに感じるものだと思うのだが、自分の場合は現地の人々の生活に触れたとき殊にそれを感じる。出発前にはここは絶対に見たい、とか、これは絶対にしたい、などと考えていた世界遺産の見学やアクティビティへの参加の優先順位は下方へ落ち、今はその分のお金と時間があるのならば一つでも多くの国や街を訪れ、そこにいる人とその箱である街を眺めたいと思っている。そういう旅が最も自分に刺激を与えてくれる同時に、自分に合っているスタイルだということに確信を持てるようになってきた。


肝心なのはその刺激をどう処理するかだと思うのだが、私は、「自分の中の思考回路を増やすこと」これを意識して受容するようにしている。上述のように、刺激はその事物が自分の想像の範囲外にあることで生じると考えている。なので、刺激を受けた後まずは既存の知識と感覚からロジカルな線を延ばしていき、その刺激の元へ到達させようと試みる。それで解決しない場合には、逆にその事物から下(根源・本質)に向かって同じようにロジカルな線を自分にぶつかるまでおろしていく。方向は違えど、どちらもイメージ的には自分という木の枝葉を伸ばしていく感じだ。もう少し砕いて言うと、なぜこういうったことが起こりえるのかを自分なりに仮定を立てて、持ちうる知識と感覚で、それを論理的に説明できるまでもっていくということになる。これは間違っていてもかまわない(正解があることでもないけれど)。重要なのは自分の目が及ぶ領域の外に現れた新たな点を、とりあえず自分とつないでおくことだ。こうした論理的な線(思考回路)はそれぞれのつくりは単純で、違ったカテゴリーの事象にそのまま当てはめらることも少なくない。本質まで辿って見てみれば、世の中に存在するものはどれも単純なものばかりなのだろうとも思う。




このように仮ではあっても思考回路が増えていくと、自分の持っている世界が広がっていく。そして相反するように聞こえるかもしれないが、自分のおかれている世界がシンプルに狭く感じてくる。自分と外界との隙間が埋まっていく感じなのだと思う。



旅で得たもののうち一番大きいものはと聞かれたら、私はこう答える。思考回路が増えたこと。




残りの西ヨーロッパと中南米でも、貴重な刺激を大切にしていけたらと思う。


世界一周南アフリカ旅行37

【空港で暇だったので、海外の旅行ガイドブックを立ち読みしてみた。ビジュアル系はけっこう人気みたい。】



世界一周南アフリカ旅行38

【これはぜひツアーで写真を撮りにきてもらいたいね。】



世界一周南アフリカ旅行39

【経由で寄ったドーハの空港。一口US$125で車が当たるってさ。】

 

 

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256日目
     
宿泊地 : Gemini Backpackers③(ヨハネスブルグ / 南アフリカ)
移動 : なし  

 

明日の午前にヨハネスブルグを立つために、実質は今日でアフリカの旅もおしまい。地図帳を見て自分の足取りを辿っていると、たくさんの人とのたくさんの思い出が蘇ってきて、まだ旅が終わりというわけではないのに妙に感傷的になってしまう。いろいろあったなあと旅の思い出を振り返りながら、進んできた道にペンで線を引っぱっていると、その線の上にこの旅で関わった人や物の映像が浮かんでくるような気がした。どの線上にも、違ったものが浮かんでくる。決して同じものはない。だって、道が違うんだから。



旅をする上で、極力しないようにしていることがある。それは、来た道を戻らないこと。致し方ない場合はあるけれど、同じ道は通りたくない。道に迷ってしまってそうなるのならばいいが、意識的にすぐ来た道を戻るのは避けたい。いくら歩く方向が違うといっても、そこは通り過ぎてきたばかりの道。その短時間に自分や風景がかわることはまずない。言い換えるならば得るものがない。しかも時間と労力は同様につぎ込まねばならない。無駄じゃないかと思う。実にもったいなく感じてしまう。



旅にゴールはない。だったら時間が許す限り、違う道を歩いてみたいと思わないだろうか。違う景色を見てみたいと思わないだろうか。違う環境に身をおいて、新しい自分を試してみたいと思わないだろうか。


通り去った後に、置き忘れたものや必要だと気付いたものを取りに行くことは、ときには必要だと思う。前に進み続けていった結果、同じ場所に出ることもあると思う。それもいいと思う。そのときは堂々とその道を踏んで歩けばいいと思う。しかし、来た道をすぐに戻る後戻りのようなことだけはしたくない。既にその場所を知っている分、ストレスもなく、居心地はよく感じるかもしれない。けれど、そこに得るべきものは何もない気がする。


逡巡したってかまわないから、少しずつでも前に進み続けたい。その先を見てみたいと思うし、そこにいる自分を見てみたいとも思う。後ずさりをした自分は見たくない。



旅には明確な道が記されるけれど、人生だって同じだと思う。自分の進んできた道は確実に存在する。その道には前もあれば後ろもある。どんなに苦労しても、後ろからの誘惑には負けず、自分が前と信じる方向へ進んでいきたい。後ろにも前にもゴールはないんだから、だったら新しい景色と大きくなる自分を選びたいじゃない。



世界一周南アフリカ旅行40

【まだマラリアの症状が残っている気がする・・。今日は病院にいったもののなんとお医者様方のストライキで検診を受けられず。マラリアの不安を持ったままアフリカを離れることになりそう。写真は翌日に空港の薬局で買ったFansidar(メフロキンやコアルテンより安かった)。3錠飲めば完治するって聞かされたけどどうだろう。】

 

 

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255日目
     
宿泊地 : Gemini Backpackers②(ヨハネスブルグ / 南アフリカ)
移動 : なし  

 

昨日移動してきた宿の居心地は最高。ネットは無料だしプールやビリヤード台、テニスコートまである。そして何よりも嬉しいのは毎日スーパーやショッピングモールへの送迎サービスがあること。治安の悪いヨハネスでこのサービスは嬉しい。とか言いながら昨日えらい距離を歩いたのだけど・・。しかも途中見つけたスーパーで食料品を買い込んだため、当分買出しの必要がなさそうなんだな。



この宿は南アでは珍しく、従業員が全て黒人。彼らはみなフレンドリーで優しく、今となっては充実したサービスの諸々よりもこの雰囲気がなにより嬉しかった。近所を散歩したときや歩いてきたときに見た人と風景からすると、この宿があるのはどうやらリッチな黒人の居住区であるようだった。南アでは今でもこうして黒人と白人の生活が線をひかれたようにきれいに分かれている。アパルトヘイトが廃止された今も、この溝は旅行者に出さえはっきりと見える気がする。2012年のワールドカップ、南アフリカが勝ち進み国が興奮の渦に巻き込まれるとき、その国民がどのように喜びを爆発させるか興味がある。白人と黒人が抱き合って喜ぶ姿、まずないだろうとは思いつつも、勢いでもなんでもいいから歓喜の瞬間におとずれるそんな絵を期待してしまう。



世界一周南アフリカ旅行35

【テニスコートはボロボロだったけど久しぶりに運動できて楽しかった】


世界一周南アフリカ旅行36

【ビリヤードをしようと思ったのだけど・・でかい。スニーカー(?)とかいうゲーム用らしい】


 

 

 

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254日目
     
宿泊地 : Gemini Backpackers①(ヨハネスブルグ / 南アフリカ)
移動 :  イーストゲート  
    ↓    徒歩(3h)  
   クリスタルガーデン  

 

治安の悪さで有名なヨハネスブルグ。ヨハネスを訪れた際の犯罪被害率は150%とか200%とか言われている。なぜ100%越えているのかって、これはまず行きで一度被害に遭い、その帰りに50%とかそこから警察行くまでにもう100%とか、そんな感じで使われている数字だからみたい。

あとは車が停まれば強盗に襲われるため市内の信号は完全に無視されているとか、防犯対策にハイエナを飼っている家が多いなんていう話も聞いたことがある。



おいおいそれは言いすぎでしょーと思っていたものの、実際に様々な国や都市を旅してみると、そうした地域があっても不思議ではないように思えてくる。世界ワーストの肩書きを舐めてはいけない。



昨日スワジランドの首都マンジニからミニバスでヨハネスにやってきた。近づいてくるにつれて緊張が高まり、心臓がドクドクと脈打っているのが自分でもよくわかった。今回は安全のためにダウンタウンまではいかず、初日に泊まろうと考えていた宿が近くにあるイーストゲートショッピングセンターで降ろしてもらった。ミニバスから降りたときはすでに夕方で、日が沈みかかっていた。ガイドブックに地図のあるエリアでもないために、住所をたよりに宿を探す。あたりが完全に暗くなってきていたころ、ようやく目的の住所を発見した。


 

世界一周南アフリカ旅行30

【いかついエレクトリックフェンス】


 

世界一周南アフリカ旅行31

【防犯のため宿の看板は出ていない】




ふう、Jさんと二人で肩をなでおろす。たった30分程度ではあるけれど、実際に歩いて、噂に聞いていたような「旅行者が外を歩くと即襲われる」ってなことはないことはわかった。地域によって違いがあることは間違いないと思うが、とりあえずこの周辺に関しては多少危険度は低いようだった。信号はあったし車もちゃんと赤信号で止まっていたし、浮浪者やたむろしている人間もほとんど目にしなかった。道で会った黒人に道を聞いても親切に答えてくれる。あくまで、とりあえずこのあたりは・・という認識ではあるけれど、歩けることはわかった。




そして今日、僕とJさんはあることを敢行する決意をした。





ヨハネスブルグ市内を全荷物を背負い6km歩く!





と言っても観光を目的としているわけでもない。ただ宿をかえるため、その移動手段を徒歩としたわけだった。しかしこれも悩んだ末での決断ではあった。

南アは基本的にどこの都市も市内交通が発達しておらず、近距離の移動には旅行者もタクシーを使わざるを得ない。しかしこれがなかなか高い。宿で地図を借りて現在地と目的地を確認してみたところ、その道のりはおよそ6kmあった。6km、荷物なしならば2時間あれば問題ない距離ではある。が、観光ではなく宿をかえるのが目的であるため、荷物を全て持って移動する必要がある。荷物は大(23kg)と小(3~4kg)と合計で25kgをこえる。しかもそんな大きな荷物を前後に背負っていれば、旅行者であること、貴重品を持っていることが丸分かりである。どうやら道は上り坂。しかも曜日はもっとも危険な日曜日。どうしたものか・・・・悩んだ。真剣に考えた。決めた。お金は惜しいが命はもっと惜しい。そしてゆっくりと口を開いた。

 

 

 

 

 


ナガモ「これはちょっときつ・・・・」
Jさん「うん、これならいけるね。」


ナガモ「!?!?!?(ビクッ!!!!)」




ということで、今日のメインイベントはヨハネスブルグ6kmの旅に決定した。



少しふざけて書いたものの、実際は不安が無くなるまで安全性を確認したうえでのこと。宿の人に聞いたところ、付近の治安もそれほど悪くないことがわかった。遠回りをしてでも大通り沿いを歩き続けること、早足で行くこと、後ろを人に歩かせないこと、前方に人がいる場合には逆車線へわたること、などを一応確認し出発した。ちなみにこれはどこの街を歩くときでも基本であると思う。






歩いた。




 

世界一周南アフリカ旅行32

【重かったけど歩いた。後ろを歩かれないために何度も道をわたった。】


 

世界一周南アフリカ旅行33

【暑かったけど歩いた。不審な人がいるときには石を持ちながら歩いた。】


 

世界一周南アフリカ旅行34

【緊張しながら歩いた(木を模した防犯カメラ)。】







約3時間後、ようやく宿に到着。気持ちも体も疲れ果てて何もする気になれかった。宿の人はイーストゲートから歩いてきたと言ったら驚いていた。自分だったら絶対歩きたくないわって。本当にきつかった。・・・けど、Jさんは普通に元気いっぱいだった。この人、なんてタフなんだろう。

 

 

 

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253日目
     
宿泊地 : Eastgate Backpackers (ヨハネスブルグ / 南アフリカ)
移動 : 午前 マンジニ  
      ↓    ミニバス(20min)  
  13:30 ムババネ  
      ↓    ミニバス(4h15min)  
  17:45 ヨハネスブルグ  

 

一昨日から二晩、マンジニの教会に泊まった。この教会は部屋代が安かったのも良かったのだけれど、もう一つとても得した気分にしてくれたことがある。それはスワジランドの小学校の授業風景をのぞけたこと。


朝、子供たちの歌声で目が覚めた。東アフリカでよく耳にした、すべて女の子の声に聞こえるような透き通った歌声の合唱だった。寝ていた部屋のベランダからその様子を眺めていた。

世界一周スワジランド旅行14

【上から覗き見】

 

世界一周スワジランド旅行15

【おそらく音楽の授業だったのだと思う】




歌い終わったらまたすぐ次の歌。歌によって振り付けもあったのだけど、それがまたかわいい。みんな生き生きと、すごく楽しみながら歌っているのがよくわかった。中にはノリノリになってしまい、自ら前に出て踊りだす生徒もいた。それを見てまた盛り上がる。自分を全力で表現していて、見ているこっちも気分が晴れ晴れとしてくる。



大学卒業が近づいたあたりから、美術館や劇団の演劇、ミュージカルを楽しんで観れるようになった。難しいことはよくわからないながらも、自分なりに解釈しては勝手に楽しんでいる。最初のうちは見るもの全てが新鮮で、何かしら感性にひっかかるものがあったが、だんだんと自分の嗜好が確立されてくるにつれ、おもしろいものとおもしろくないものに分かれてくる。つまらなかった、とそれ一言で終わる場合もある。しかし、どんなものを観ても、観賞後に必ず感じることがある。毎回同じことを思う。


表現力のある人って羨ましいな

必ずこう思う。



いま自分の持っている表現はなんだろう。自信を持って言えるのは言葉、つまりは喋りと文章くらいだと思う。少ない。芸術にしても、スポーツなど体を使って見せることにしても、または何かクリエイティブな分野にしても、自分の世界観や思想を、自分を介して独自の形で表現できることはさぞ気持ちの良いことだろうと思う。自分を外へ開放する出口がたくさんあるわけである。気持ち良くないはずがない。自分が世界の一部にいることが実感でき、そこから世界の広がりを感じれるようになるような気がする。もちろんそれに触れる他者にも何らかの影響を与えられる可能性がある。表現力のある人っていいなぁと、つくづく思う。



まあそんなことを思うわけだけれど、この小学校の授業を見ていて、ふと日本の教育(文化かもしれない)について考えさせられた。同じような年代の子供たちが、こんな生き生きと自分を表現することを推奨する場があるだろうか。自分の過去を振り返る限りでは思い当たらない。先生など上の立場の人間からストップをかけられるか、または周囲から嘲られるなどして縮こまる、そして特有の集団意識を学んでいく。そこを突き破れるのは、才能か性格など何かが付きぬけてしまっている人間に限られる。なんだかもったいない気がしてならない。



最初はただ楽しくて見ていたこの光景も、途中から少し寂しい気持ちとともに見るようになってしまった。人生は自己表現の最たるものだろうと思うが、それを自分らしく表現する能力の基礎が築かれるのは、小学校の低学年、遅くとも高学年、そのあたりまでであるように感じてしまった。



悲観的に見すぎかな。だと良いのだけど。


 

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252日目
     
宿泊地 : Swaziland Catholic Centre② (マンジニ / スワジランド)
移動 : なし
 

 

モザンビーク入りするときから一緒に行動していたJさん。スワジランドへの帰りも一緒だった。スワジランドのマンジニ行きのミニバスに乗り込むとき、バスの近くにいた一人の男が声をかけてきた。


「I know you!(お前のこと知ってるよ!)」



はいはい、それでまたブルースリーとかジャッキーチェンとか言うんでしょう。人種の違う人からしたら日本人どころかアジア人は皆同じ顔に見えるだろうしね。わかったわかった、と内心ちょっと面倒くさく思いながら「本当?」などと適当に対応していると、なおもしつこく「本当だ!新聞で見た!」と言ってくる。「ああ、そうなの?そしたらその新聞見せてくれよ」と言うと、本当に新聞を取りに行ったのか、その男は足早にその場を去っていった。全く期待もせずに、一体どんなそっくりさんが出てくるのか楽しみだね、なんてことを二人で話しているところに男は帰ってきた。


新聞は「Swaziland Times」、スワジランドではどこでも見かける地元の有力紙だ。「ほら、これだ!」と興奮気味に新聞を突き出す男。はいはい、そんじゃ見てみましょうか。「オオー、ホントウニ、ボクラノソックリサンネ!」とか、もうどうやってリアクションとるか考えながら表紙をめくるとなんとそこに・・・




世界一周スワジランド旅行8

【Jさんの写真が!】


世界一周スワジランド旅行9

【まさかの展開に驚きながら新聞を見つめるJさん】




写真には記事はなく、ちょっとしたコメントが添えられているだけだった。こんなようなことが書いてある。



「積載量オーバー!2つのバッグを背負って歩くアジア人!!」




って、なぜこれが新聞に大きく載っちゃうの!笑 どれだけ平和なんだ、スワジランドは。







さて、今日泊まったのはマンジニにあるSwaziland Catholic Centreという教会。スワジランドの物価は南アと大差なく、旅行者用の安ホテルは屋内(テント泊なら500円程度のものもあり)であれば最安でも1,000円近くしてしまう。がしかしこの教会はすごい。なんとドミトリーが25ランド、300円しない。この料金なら部屋を確認するまでもない、決定だ!と、お金を払い部屋に向かった。



入ってみた。




世界一周スワジランド旅行10

【まるで死体安置所のようなドミトリールーム】

世界一周スワジランド旅行11

【わけがわからないほどたくさんある洗面台】





なんだここは!と思ったのも一瞬。宿泊客は僕ら以外に誰もいなかったため、この広々空間を二人で贅沢に使わせてもらった。



夜はベランダで晩酌。旅のこと、お互いのこと、日本のこと、その他いろいろなこと、この世界一周が始まってから飲んだお酒の中で、この日のものがだんとつで一番おいしかった。今後もこのときの心地よさとおいしさを越えるお酒はないだろうと思う。真剣に話した。なのにと言うかだからと言うか気持ちがよくなり、体も心もフワフワと軽くなる。さすが死体安置所だな、昇天するほどの気持ち良さを味わせてもらった。

 

世界一周スワジランド旅行12

【南アのビールそれ自体もおいしかった。】



世界一周スワジランド旅行13

【CastleのMilk stout。まだ旅は終わっていないけど、世界一周ナンバーワンビールに認定!!】
 

 


 

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251日目
     
宿泊地 : Swaziland Catholic Centre① (マンジニ / スワジランド)
移動 : 10:30  マプト  
      ↓    ミニバス(3.5h)  
  14:00  マンジニ  

 

バッグから出てきた自分の持ち物と、その横でなおもしらを切り続ける間抜けな南ア人を見て怒りが頂点に達してしまい、気づくとこの男にとび蹴りをいれていた。宿の従業員もいたためにそれだけで終わりにして、警察への連絡をどうするのかということを話そうとしたとき、今度はJさんがその南ア人に殴りかかった。れれまで悪びれるそぶりを全く見せなかったこの男は、ここでも堂々と殴り返してきた。それがJさんの鼻に当たってしまい、血が流れた。体格の良い黒人の従業員が割って入りとりあえず争いは収拾した。


世界一周モザンビーク旅行4

【テントの中からも荷物が出てきた。血はなかなか止まらなかった。】



あとで聞いたところによると、蹴りを入れた後、その男が僕向かって殴りかかるそぶりを見せていたらしい。それを横で見てまずいと思ったJさんが、とめるために殴りかかってくれたそうだった。平常心を失ってしまった自分の代わりに殴られてしまったJさんの腫れた顔を見るたびに、申し訳なさと自分の愚かさを悔いる気持ちで胸がいっぱいになった。





本来ならこのあとは警察に任せ一件落着というところなのだが、モザンビークではそうはいかなかった。旅行者の間ではモザンビークの警察は腐っているということで有名だが(旅行者を見つけては何かしら難癖をつけて賄賂を要求する)、それは地元の人にとっても同じようだった。宿のオーナーはあからさまではなかったものの警察を関わることを拒絶し、その場でことを収めようと必死だった。盗られたものはなかったこと(あとでカッパなどが無くなっていることが発覚。お守りなども隣の家の敷地から出てきたものがあったので、おそらく価値がないと思ったものは外に投げ捨ててしまっていたのだと思う)や、Jさんの治療費を宿が出してくれること、そして僕らも面倒な警察と関わることにメリットを感じなかったこともあったために、それで終わりにすることにした。



ビザの発給拒否に盗難事件だけでなく、街なかで警官にからまれたり、スワジランド行きのバスではお金のトラブルがあり警察に連行されかかる(被害者のはずなのだけど・・)など、トラブル続きのモザンビークだった。本当はトーフビーチまで行きジンベイザメが見れるというダイビングもしたかったのだけど、予算の関係で今回は断念した。またいつか、ものすっごい気変わりがあって気の向くことがあったら行ってみたいものだけど・・・、ないかな。モザンビークの海の写真はFUTOME氏に見せてもらいます!


世界一周モザンビーク旅行5

【帰りのミニバスで、アフリカ大陸のパスポートカバーを買った。つくりが甘いのかもうすでにボロボロ。】


 

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250日目
     
宿泊地 : FATIMA'S PLACE②(マプト / モザンビーク)
移動 : なし
   

 

世界一周モザンビーク旅行2

【今日はマプト市内を散歩 噂に聞いていた通り、警官のパスポートチェック(賄賂目的)にあい少々もめた】




これはモザンビークに着いた昨日の夜のこと。

宿のリビングで次の目的地について調べていると、この宿に一緒にやってきた旅行者Jさんの声が聞こえてきた。珍しく大きな声を出して呼んでいる。Jさんはテントのスペースにいた。どうやら僕らの隣にテントをはっていた男が問題を起こしたらしい。



こんなことがあったらしい。
Jさんは洗濯物のズボンをテントの横に干していたらしい。しかし、乾き具合を見ようとテントに戻ったとき、それが無くなっていた。風に飛ばされたのかと思い近くを調べるも見つからない。誰か何か知っていないかと思い、隣にテントを張っていた男に声をかけてみたそうだ。男は「知らない。」と答え、すぐにまたテントの中へ戻ってしまった。どうしたんだろうなぁと、その場に残り探し続けていると、突如その男のテントの中からJさんのズボンが投げ出された。おそらくもうすでにJさんは近くにいないと思い、証拠を処分しようとしたのだろうと思う。それを目撃していたJさんからすれば、この男が自ら犯人ですといっているようなものだった。盗られたものは無かったにしても最高に気分が悪い。さらにこの男は僕らのテントの横の壁に立小便をしていた。それが伝ってテントにまで届いてしまっている。


怒ったJさんはこの男と口論していたわけだった。そして小便のためにテントを移動しなければならないので、そのために僕を呼んでくれたらしい。



僕はついたとき、その男は、「I don't know!」とテントの中で叫びながらしらばくれていた。多少酔っていたらしいが、呆れてしまうほどバカで浅はかな南アフリカ人(白人)だった。南ア人の旅行者は評判が悪い。南アでは比較的裕福な環境にいる彼らがバックパッカーとなって海外に出て、その先でドラッグや暴力事件を起こすことがよくあるらしい。この国の旅行者について、悪い話は聞いたことはあっても良い話を聞いたことは一度もない。



とりあえずテントを移動しようとしたのだが、ズボンの件があったためにJさんが一応荷物もチェックしてみたほうがいいよと言ったために、テントの中を確認してみた。




見てすぐにおかしいということが分かった。バックパックのサイドポケットが開けられ中身がなくなっている。すぐにテントの男の前に行き、持ってる荷物を全て外に出すように言った。ちょっと待ってくれとテントの中に逃げたものの、2,3分後に自分のバッグとともに外に出てきた。宿の従業員が見守る中、そのバッグを開けてみると・・・・、出発前に友人からもらったお守りや旅先で買ったお土産、タオルや衣類など、見覚えのある荷物が次々と出てきた。それを見た瞬間、一気に頭に血が上った。

世界一周モザンビーク旅行3

【この顔見るだけで腹が立ってくる。知らないよ!警察を呼んでくれ!と繰り返すアホな南ア人】

 


 

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249日目
     
宿泊地 : FATIMA'S PLACE①(マプト / モザンビーク)
移動 :
 エズルウィニ  
      ↓    ミニバス(20min)  
  12:00発  ムババネ  
      ↓    ミニバス(30min)  
  12:30着,13:30発  マンジニ  
      ↓    ミニバス(5h)  
  18:30着  マプト  

 

スワジランドの首都ムババネにはモザンビークハイコミッションなる機関があり、そこでは国境でとるよりも安くモザンビークビザがとれるということだったので、マプト行きのバスに乗る前に、まずはここを訪ねることにした。


ちなみにビザ代はそれぞれ以下の通り(2009年4月14日現在)

@国境(スワジランド・モザンビーク間) 173ランド
@モザンビークハイコミッション 75ランド(即日)




パスポート、証明写真、お金、それと必要事項を記入した申請用紙を窓口の職員に提出する。そのおばちゃんは慣れた手つきでそれらを受領してくれた。意外と簡単だった。よし、受け取り次第つぎはモザンビークだ、と思った矢先、なぜか受領されたはずの書類が返された。なぜ?

その人のよさそうなおばちゃんは具体的な理由も説明せず、黙々と申請用紙から証明写真をはがしている。何やってんのよ。見るとそのおばちゃんの後ろに、鬼のような顔をした体格の良い(というか太っている)おばちゃんが立っていた。喋らないでも分かる。こういう表情をした人間が口に出す言葉は激しく、そして刺々しい。案の定、その通りだった。

「国境でとれ!お前らは国境でビザとれるからそこでとれ!!」


なぜ始めからケンカ腰なのよ。いくら説明を求めてもそれしか言わない。手数料が違うし、それにここはビザ発給も行っているオフィスでしょう、それがあなたの仕事なのだだからやってもらわないと困りますよ。まあ何言っても聞かない。人の良さそうなおばちゃんはこの人に逆らえないようで、若干気まずそうな顔をしつつもこっちに書類を付き返してくる。



ダメだわ、ここじゃ埒があかん。もっと上の人に話をしよう。そう思い、同じ建物内にあるもう少し偉そうな他の事務職員のいる部屋へと向かった。ドアは閉められていたものの窓があったため、そこから同じことを尋ねてみた。とそこに、鬼のおばちゃんが帰ってきた。ものすごい顔してる。「国境でとれって言ってんだろうが!」そんな感じでわめき散らしている。だからそれはおかしいでしょうが、そう言いかけたとき、バンッと乱暴に窓は閉めれてしまった。なんて無責任で自己中な。


おそらくイースターの連休明けで仕事がたまっていたのだろうと思う。忙しいのはわかるけど、お金をもらっているのだから、義務は果たさなきゃいけないでしょう。モザンビークに入る前から、モザンビークのイメージがかなり悪くなってしまった。ちなみにこのあと3つほどいや~なトラブルが起きてしまうのだけど・・・。

 

 

世界一周モザンビーク旅行1

【マプト行きのミニバスはマンジニから出ている みんな髪がおしゃれ】



このおばちゃんに限らず、これくらいの年になってくると周りの人間を見ていても思うのだけど、人の生き方は顔に出るね。あまり強い先入観を持つのはよくないけど、かなりの確率で顔から推測した性格がその人の性格にあてはまる気がする。同じ顔をしていたらそれが固定されてしまってもおかしくないと思う。感情を表す表情は、ある程度普遍的なものだと思うしね。


こうやって顔に出るのは結果。じゃあその原因は何なんだろうと考えてみた。
たぶんそれは姿勢の表れなのだと思う。何か起こったとき、それをこう受け止めてこう乗り越えていこうという決意を持った姿勢の表れ。経験は関係ないと思った。同じようなつらいことをたくさん経験してきた人が何人かいたとする。



一人はそれから目をそらさず真剣に立ち向かい、それらを乗り越えていった。
一人はそれを受け入れ、それでも明るく前を見て歩いてきた。
一人はそれを直視することができず、ふわふわと漂いながら逃れるように流れてきた。
一人はそれを自分だけに起きた不幸と思い周りを呪い、全てを卑屈な目で眺めながらやってきた。


なんか、顔が想像できる気がしない?




結局、何が起ころうと自分次第なのだと思う。環境は関係ない。どう捉えたところで、起きてしまったことから逃れることはできない。だったら前向きに捉えようじゃないの。ちゃんと意識して自分の行きたい方向へ進もうじゃないの。

鬼のようなおばちゃんの顔を見て、人生の歩み方について考えさせられた。どこに向かうにしても、歩く道が歩き方より重要になることはないと思った。



 

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248日目
     
宿泊地 : Legends Backpackers(エズルウィニ / スワジランド)
移動 : 午前中  ムババネ  
      ↓    バス(20min)  
     エズルウィニ  

 

 自然の美しいエズルウィニ渓谷。

 

世界一周スワジランド旅行4

【山がきれい】


 

世界一周スワジランド旅行5

【ふらふらその辺を歩いてみる】

 

 

世界一周スワジランド旅行6

【宿ではテント泊 この日の夜は雨だったために、ブルブル震えながら一晩過ごす羽目に】






朝、朝食代わりにとお菓子の袋を持ってテントの外に出たところ、野生のサルに行く手をふさがれた。キーキーと鳴き威嚇してくる。それをよこせと?妙にアグレッシブなサルたちだったため、襲われて狂犬病にでもなったらかなわないのでちょっと避難する。ただ、この場所が悪かった。まだ雨も降っていたために屋根のついた円状の空間に逃げ込んだのだけど、ここには屋根はあれど壁がなかった。そしてしつこくも追ってきたサルたちに、完全に包囲されてしまった。しかもなんか数が増えてる・・・。


直径2メートルほどの狭い空間に立ち、周囲を見回してみる。すごいね、ものすごい顔で鳴いてるわ。時間がたてばおさまると思って待つものの、大人しくなるどころか鳴き方は激しくなり、仲間の数も増えてくる。このあたりからさすがに恐怖を感じてきた。こんなからまれ方をされたのは中学生のとき以来だよ。




まあしかし、なんとなせにゃいかん。
人間様をなめるなよ!と、落ちていて木の枝をサルに向かって振ってみたのだけど・・・・。


キキー!!!


いっけない。おサルさん怒っちゃった。




きっとお菓子(100円ちょい)を差し出せば見逃してもらえるのだろうけど、200~300円を節約するために雨の中凍えながら過ごした昨晩のことを思うと、それはどうしても受け入れられない。あの忍耐が生んだ利益を貶めるような真似は断じてできん!!!


と意地を張り、そのまま5分ほどサルたちと対峙していた。胸元に大事にお菓子の袋を抱えて。




さすがのヤンキーたちもこの貧乏人の執念にただならぬものを感じたのか、「これからも大事にしろよ」という捨て台詞を吐き、その場を去っていった。


 

世界一周スワジランド旅行7

【小さな巨人が去っていく】



ふう、助かった。
さて、これでようやくお菓子が食べられる。建物内に入り椅子に腰をおろし、勝利の余韻にひたりながらそれを口にしてみた。・・・・まずい。全然おいしくない。


どうしよう、全部食べたいとも思えないんだけど。しかしこいつを楽しまなければ今朝の意地の張り合いがなんだったのかわからなくなってしまうではないか。そう思い、いくらか口に詰め込み、残りもバッグへとしまった。





と、そのときハッとした。こりゃいかん。さっきと同じもったいない思考じゃないか!!しかもこれって、その場の些末な事象にとらわれて目標を見失ってしまう敗者の考え方じゃないの!!この肯定の仕方はいかん。


もうちょっと大きなことにあてはめてみるとこんな感じになってしまう。


ああ、またケンカしてしまった。全然うまくいかないな。きっとお互い分かり合えないくらい違った人間なんだろうな。何を間違ってこの人を選択してしまったのか・・。けど今の彼女をと付き合うまでにはすごく苦労したからな・・。だから正直なところ今は全然幸せじゃないけど、俺、絶対別れない!


ダメだよね。



あああ、毎日つらいわ。先が見えない。この会社で自分が何をやりたいのかよくわからないよ。けどさ、就職活動は大変だったし、入社するときの倍率高かったし、それを思うとね・・。正直なところ毎日全然楽しくないけど、俺、この会社を絶対辞めない!


ダメだよね。



ああああ、お腹いてーよー。早く授業終わんないかな。困ったことにこの教室、外に出にくいんだよなぁ。目立ちたくないしな。まずいなぁ、でももう限界な気がする。けど、これまで耐えた30分を考えると、残り5分でトイレに行くのは悔しいな。あと少しだ、俺、絶対我慢し続けてみせる!・・・あああっ、いけない!力んだらダムが崩壊しちゃったよー!!


もう、アホだよね。




努力の価値を過大視しないこともときには大切ね。努力はあくまで目標に向けての努力であって、それ自体を目的にしてもどこにもたどり着けないからね。サンキュー、おサルさん。



 

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247日目
     
宿泊地 : Sunset Backpackers(ムババネ/スワジランド)
移動 : 3:00
 ブルームフォンテン  
      ↓    バス(6.7h)  
   9:45着,11:15発  プレトリア  
 
  ↓    ミニバス(5h)  
   16:15着,16:20発  マレラン  
      ↓    ミニバス(1h)  
   17:20着,17:30発  国境  
      ↓    ミニバス(1h)  
   18:30着,18:45発  ピッグスピーク  
      ↓    ミニバス(1h)  
   19:45着  ムババネ  

 


二日連続の夜行移動の後、プレトリアに到着した。このバスは世界最悪の犯罪率を誇るヨハネスブルグ経由だったため、起きていれば朝方そのダウンタウンを見れたらしいのだけど、残念、爆睡していました。起きていた人に聞いたところ、中心地は人通りがなく(朝だったということもあると思うけど)、壁には落書きが多く道にはゴミが散乱しており、とてもじゃないけど歩ける雰囲気ではなかったみたい。


到着後は、すぐに次の目的地スワジランドへ向かった。首都のムババネまで直行するバスはないために、ミニバスを何度も乗り継ぐ。経由地は冒頭の通り。乗換えがうまくいったおかげでなんとこその日のうちにムババネにたどり着くことができた。

 

世界一周スワジランド旅行1

【国境にあった妙な小屋。犬小屋?じゃないよね。国境では様々な民族衣装を着た人たちを目にした。】


 

世界一周スワジランド旅行2

【スワジランドのお金。通貨単位はリランジェニ。南アのランドと1:1で固定されているためランドも問題なく使える】




さて、このスワジランドなのだけど、聞いたところによるとHIV・AIDSの感染率が世界で最も高く、その比率は3割を超えるらしい。スワジランドに限らずアフリカ東南はどこの国も軒並みこの感染率が高く、国境には無料のコンドームが置かれていることが多い。街中でもセーフセックスを推奨する看板やポスターなどをよく目にする。


HIVの感染経路は主に3つ。

1.性交渉による感染
2.血液感染
3.母子感染


血液感染は防ぐことはできても、1と3は子供をつくる際には通常(方法はあるけれど医療費がかかってしまう)避けられないものだから、感染を防ぐために完全に禁止するわけにはいかない。それは万人に保障されるべき人権であると思う。防ぐならばやはり子作りを目的としない普段の性交渉でのコンドーム装着しかないのかな。

ところで人口の2~3割が感染者であるこれらの国では、コンドームの使用率がどれだけの効果をあげることができるのか、いささか疑問ではある。

なのでちょっと気になって調べてみた。
 


2007年の世界のHIV感染者数はおよそ3400万人。同年の新規感染者数は250万人にものぼるそう。これは既存感染者数の7%ちょっと。HIV・AIDSによる死亡者数は200万人ほどで、これは6%弱。差し引き1.5%、毎年これだけのペースで感染者が増えているらしい。たかが1.5%とあなどるなかれ。これも30年続けば感染者数は1.5倍になる。

ただこの数字を見ていたら、コンドーム使用率のアップは思いのほか大きな効果を持っているんじゃないかと感じた。世界全体のコンドーム装着率が1.2倍になったとき、仮に、性交渉のうち子作り目的以外のものが占める割合を70%(子作り時の装着率は変わらないとする)ととする。その70%の性交渉でのコンドーム装着率が現時点では60%だとしよう。全体で1.2倍であれば、この場合、子作り目的以外での性交渉のコンドーム装着率はおよそ1.3倍の約78%になる。この超単純計算の結果では、新規感染者数がおよそ50%、半分になる。そうなれば死亡数を大きく下回るために感染者数は年々減っていく(上の数値にあてはめると2~3%か)。


風俗産業や同性愛者の性交などの要因を考慮していないから単純な計算が成り立つとは思っていないけど、それでも装着率の向上は大きな意味がありそうな気はしてきた。




そういうわけで、不純な動機など一切あるわけもなく、純粋に世界の平和を思う美しい衝動に突き動かされた俺は、手のひらいっぱいにつかんだコンドームをポケットに詰め込んだ。
 

世界一周スワジランド3行1

 【国境のイミグレではこのようにコンドームを無料配布していることが多い】
 

 

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246日目
     
宿泊地 : 夜行バス車内(南アフリカ)
移動 : 前日17:45  ケープタウン  
      ↓    バス(15h)  
  8:45着,9:50発  ブルームフォンテン  
      ↓   ミニバス(1.5h)  
  11:20着,16:15発  マセル  
  17:45着,18:00発   ↓   ミニバス,バス(計2.5h)  
  19:00着  ブルームフォンテン  

 

全然違う。南アで見てきた黒人と表情も振舞いも全然違う。なんて生き生きしているんだろう。歴史の違いだろうな。長年虐げられてきた南アの人とは明るさが違う。

 

世界一周南レソト旅行1

【レソト入国!】





「幸福な人間に歴史はない」

以前読んだモームの小説にそんな一節があって妙に納得したことがあったけど、歴史(成長とも言えるかな)がなかろうと、幸福でいられることは尊いと感じた。そして同時に、苦悩があっても歴史がないのは最悪だと思った。



ちゃんと反省しているのか。
いや、それ以前に目標や理想を持っているのか。
足元に地面はあるのか。
その道筋で仮定をたてているのか。
そこに向かうための行動を起こしているのか。
反省できるのはようやくここにきてから。
そしてもう一度前を、上を見ることができているのか。



この繰り返しの作業がなければ、どれだけの時が経とうと歴史なんぞ存在し得ない。




反省しろって言葉はよく聞くけど、一般的にできていないことが多いのはそれ以前の「理想を持つ。目標を持つ。計画を立てる。」という部分だと思う。ただなんとなくやってるなら失敗も成功もありゃしないし、もちろん反省なんてできっこない。



何もしなくても、意識しなくても幸せなのは素晴らしいこと。これは最高。
不幸せでも幸せを目指して歩いていきたい。これがたぶん最も現実的。難しいけどそうしたい。


不幸せなのに自分で歩かない。こうなりたくねーなーと、その対極で無邪気に笑うレソトの人を見て思った。

 

 

世界一周南レソト旅行2

【レソトハットってコンドームみてーだなーと、この看板を見て思った。】

 

 

世界一周南レソト旅行3

【露天で売られるコン・・・レソトハット】

 

 

世界一周南レソト旅行4

【コンド・・・レソトハットをかぶる現地の女性】

 



 

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245日目
     
宿泊地 : 夜行バス車内(南アフリカ)
移動 : 17:45  ケープタウン  
      ↓    バス(15h)  
  翌日8:45  ブルームフォンテン  

 

少し長居をしてしまったケープタウンも今日でお別れ。マラリアらしき頭痛があり体調を崩していたことや、イースターの時期に重なりバスのチケットが予約しづらかったことがあり、結局6泊もしてしまった。その間にアフリカの次の目的地は決めた。かなり迷ったけど、当初の予定通りモロッコ(モロッコもアフリカだけど・・)へ飛ぶことにした。もうこれでアフリカは終わった気分だし、北アフリカも既に通ってきている地域だし、正直なところあまりワクワクしないのだけど、まあ評判も良いし行ってみますか、ということでカタールエアーのフライトを予約した。



今日のブルームフォンテンへの移動も国境をまたぐ大きな移動もそうなのだけど、移動の前にはその地で起こることやそこで自分の自分のしたいことをイメージする。無意識ではあっても、これはおそらくみんなすることだろうと思う。どんなものが待っているのか、どうやって楽しもうか、こんなことが起きたときはどんな風に動こうか、こんなことがあったら嬉しいのになぁ、などなど。きっとこれらのイメージは良いことばかりだろうと思う。事件やトラブルのイメージだって、ネガティブな願望の表れではなく、ポジティブな願望を満たすための想定であるはずだと思う。ネガティブな、何かを失敗するようなイメージしか持てないのであればそこを目的地と定めないだろうし、そもそも旅に出てはいないだろう。



旅先ではきっと皆そう考えていると思う。では、日本では。




「絶対できないよ。」
「無理に決まってるだろう。」
「そんなの聞いたことないよ。」


人からもよく言われることだし、自分自身にもこの種の言葉をなげかけることは多いと思う。これらが成功のイメージへつなげるためのその過程であれば問題はないのだけど、自分が挑もうとしていること、もしくは憧れているものに対してこれではなんとも悲しい。そしてまた残念なことに、常識と人にとらわれてしまう社会においては、こうしたイメージしか持てないにも関わらず、その方向へ進む羽目になることが往々にしてある。もう後には戻れない、やりたくなくてもやらなければならない、そういった状況はある。


けれど、それをわかってはいても、それでも失敗のイメージなんて無価値だと思う。
(もちろん失敗自体の価値は素晴らしいものがあると思っている。それと成功につなげる為の糧にするのであれば、それもまた尊いものだと思っている。)



最近思うのだけど、人は自分のイメージした姿より上にいくことはできない気がする。チャンスがあったとしても、その道が見えなくなるのだろうと思う。人に不快な思いをさせるのは問題ではあるけれど、ほどほどに、ちょっとくらい勘違いしてでもいいから成功のイメージを持って物事に取り組むべきだと思う。

そもそも失敗のイメージをしていてもつまらなくないかな。なぜわざわざ空想の世界でまで嫌な思いをしたがるのかわからない。そこは聖域じゃないの。まずはその中で大成功してやらなきゃ、現実の世界で思い通りに進むことなんてできないと思う。





次の目的地、不安もいっぱいあるけれど、多少アホになってでも、幸せと刺激いっぱいの良いイメージをもって臨みたい。そうしなければきっと多くのチャンスを逃してしまうことになるから。




そんなアホになれたらしめたものだと思うね。その隙に突っ走ってやりたいと思う。

 

世界一周南アフリカ旅行28

【翌日着いたブルームフォンテン あの派手なのは発電所かな?目にするのは黒人ばかり。ケープタウンとはだいぶ違う。】

世界一周南アフリカ旅行29

【マセル(レソト)行きのチケット売り場 この鉄格子、ナイロビを思い出すなぁ】



 

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244日目
     
宿泊地 : キャットアンドムース⑥(ケープタウン / 南アフリカ)
移動 : なし  

 

昨日は宿で出会った日本人5人でレンタカーをシェアし、喜望峰に行ってきたわけだった。


そのうち2人はここが旅のゴールらしかった。一人はアフリカ縦断のゴール、一人は南米から始まったグレートジャーニーのゴール。喜望峰に行く前に、「ナガーモさんも何か書きましょうよ!」というダルエス(日本海のトビウオ)の誘いに乗り、一緒になって横断幕をつくることになった。しかしだ、何もやり遂げてないし書くことがなかった。とりあえず喜望峰までたどり着きそうなものの、ずっとここを目指してきたわけではないし、いざ近づいてみた今になっても特にこれといった感情がわいてこない。たぶん俺にとってここは通過点なのだろうと、このとき思った。


まあしかし、せっかくみんなで記念撮影することだしこじつけて何か書きますか、ということで地図帳を広げ、これまでの足取りを世界地図の上で確認してみた。

 

世界一周南アフリカ旅行0

これまで好きなところをぽんぽん飛んでいたからきれいな線がない・・・。でもかろうじてそれっぽいのはここかな、ということでヘルシンキからケープタウンの区間を選び、とりあえずやり遂げた感のあるものを書くことにした。で、広げてきた。


世界一周南アフリカ旅行21

【か、風が強い!!!】

 

世界一周南アフリカ旅行22

【負けんぞ!!!】

 

世界一周南アフリカ旅行23

【おらー!!!】








・・・・はい、横断幕でした。おしまい。






そんな横断幕でしたが、これをつくろうとして気づいたことがあった。それは、自分の旅には終わりはあってもゴールはないんだなということ。ゴールと言われて戸惑ったけど、どうやらここに限らずそういう場所、そういう瞬間は自分の旅には訪れないんじゃないかと思った。出発前におおまかな旅の目的は確認したものの、それには終わりも始まりもないようなものだった。もう少し正確に言うと、小さな終わりの後にはすぐ小さな始まりが来るようなそういうもの。だからゴールを定めるのが難しい。


毎日のように幸せを感じて旅しているものの、終わりに関してはどうなってしまうんだろうと考えさせられた。いずれやってくる制約の限界点で旅は終わる。それをどう受け止めるか、どう次につなげるのか、この先は考えながら進んでいかなければならないかなと思った。とりあえずは、やりたいことを妥協せずに思いっきりやっていくしかないかね。


世界一周南アフリカ旅行24

【喜望峰にあった案内板 これまでに通ってきたもこれから先の目的地もあった】



人生もそう。ゴールはない。ゴールしたと思ってもまたすぐ何かが始まってしまう。自害でもしない限り、そのままきれいに終えることはないだろうと思う。




どちらも終え方(終わり方)が何よりも難しい気がする。でも良いも悪いも最終的に決めるのは自分自身なのだから、考えようによっては簡単ではある。何でもありって言えばありだから。満足だったと即答できるように、それまでにその判断軸としての哲学(思考)と、材料としての行動、その両方をしっかりとそろえておきたい。




考えなきゃダメだよな。体も動かさなきゃ。主体的に生きたいのであれば、どちらも放棄してはいけない気がする。




付け足した感たっぷりだけど・・・、今日は宿の皆でダルエス(日本海かどっかのトビウオ)のお別れ会をかねて、中国人の経営するすし屋で食べ放題寿司を満喫してきた。


世界一周南アフリカ旅行25

【カプセル風になってる】



消費量が増えていくにつれ膨張していくシャリに、中国人のたくましさとしたたかさを見た。

世界一周南アフリカ旅行26

【フリーザ様も驚く最終形態 アナタオキャクヲナメテルネ!】

 

 

 

世界一周南アフリカ旅行27

【キャットアンドムースで出会った旅人たち 楽しいひとときありがとうございました】

 

 

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243日目
     
宿泊地 : キャットアンドムース⑤(ケープタウン / 南アフリカ)
移動 : なし
 

 

今日はアフリカ大陸の南端にある喜望峰(最南端はアグラス岬)へ。宿で出会った植物好きバックパッカーけんたろうさんに便乗させてもらい、計5人でレンタカーに乗り込んだ。




途中、ボルダーズビーチに寄ってペンギンを見る。ペンギンを見ながら我思う。

「かわいくてきゅんきゅんしちゃうじゃないの!」

世界一周南アフリカ旅行12

【昔からピングー大好きだったしな】


世界一周南アフリカ旅行13

【普通のペンギン】


世界一周南アフリカ旅行14

【スタンドを使うタイプのペンギン】


世界一周南アフリカ旅行15

【保護か観察のためか人口のペンギンの巣が設置されている】





時間の関係でささっとボルダーズビーチをまわり、車は国立公園内に入る。南アフリカの植物相は世界的に見てもかなり特殊な部類に入るらしく、車窓から見える景色も見慣れない不思議なものに見えてくる。

世界一周南アフリカ旅行16

【よくここまできたなぁと、ちょっとたそがれてみる】




車を駐車場にとめ、最後はケープポイントまで歩いていくのだけど、その途中の景色が本当に素晴らしい。自転車でここまでくるか迷ったのだけど、こうした景色をゆっくりと楽しめたから車できてよかったと思った。

 

世界一周南アフリカ旅行17

【多肉植物が多い】


世界一周南アフリカ旅行18

【けんたろうさんは変わった植物は見逃さない!(解説もつけてくれる!!)】



素人がここまでのもの撮れちゃうの?けんたろうさんの写真ブログはこちら。

世界自然気候
http://littlejourney.blog67.fc2.com/


本当にいろいろな旅人がいておもしろい。

 

世界一周南アフリカ旅行20

【喜望峰 あの先にはケープポイントが】

 
 

世界一周南アフリカ旅行19

【崖の淵を歩いていく】



喜望峰に立って目の前に広がる海を眺めていると、ここが世界の果てであることの実感がわいてきた。それと同時にこんなことも思った。

「人生にもこういう果てがあれば楽なのにね」



大陸ならこうして進み続けていけば果てにぶつかる。ちゃんと足元には地面があって、道を踏み外すこともそうはない。行き止まってしまったらそこは間違いで、また違う道を行けば良い。単純でわかりやすい。

けど人生はそうはいかない。どこまで行っても突き当たらない。どこまで行っても果てがない。きっと大陸よりも海に似ているんだろうな。


自由な分でそれぞれのやりたいようにできるはずなのだけど、それはとても難しいことで、ほとんどの人が誰かのつくったものや指標に自らぶつかりにいってしまう。得られるものもあるけど、その反動で傷ついてしまったり、そのまま自由を奪われて動けなくなってしまうこともある。なんだかそれはもったいない気がする。

限界が来て沈んでしまうまでは、好きなところに行って好きなことをすればいいんじゃないの。どこかにつながれるために生きているなんて、なんともつまらないじゃないの。それを受け入れたときの自分の姿を想像してみると、その魅力のなさに悲しく情けなくなってくるよ。



俺はないと思った。もう少し年をとったら違ってくるかもしれないけど、とりあえず今は、そうした他人の作った喜びや安定の中に、自分の幸せはないと思った。動きすぎてガタがきたら、もしくは自分の力を自覚できるようになったら、そのときはそういう場所を利用してもいいと思う。でも初めからそこにいってしまってはつまらないよ。


面倒で大変で、けっこう苦しくて辛い思いもすることだろうと思うけど、これからも帰国した後も、自分の進みたいように進んでいけたらいいなと思った。




そう考えた後も海を眺めていた。そのでっかい海をずっと眺めていたら、やっぱ面倒だから右にならえをすればいいかなと思った。うそ。でも一瞬ほんと。

頑張らないとね。

 

 

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242日目
     
宿泊地 : キャットアンドムース④(ケープタウン / 南アフリカ)
移動 : テーブルマウンテン へ  

 

今日はマラリアで弱った体に鞭打ち、宿で出会った日本人バックパッカー9人でテーブルマウンテンにのぼってきた。テーブルマウンテンはその名前の通り、山の頂上が平べったいテーブルのようになっている。プリンのような形だね。1000mくらいの小さな山なのだけど、けっこう勾配が急で疲れる。この日は天気にも恵まれ景色は最高だったけど、日差しがなかなかきつかった。

ちなみに雲がかかっていときは、テーブルクロスがかかっている、なんて表現するみたい。うむ、おしゃれでいいじゃないの!

 

世界一周南アフリカ旅行7

【暑い・・。もう行きも帰りもケーブルカーにしちゃいません?とは言えなかった・・・。】

 

世界一周南アフリカ旅行8

【こんなところを登って行く】

 

世界一周南アフリカ旅行9

【変わった植物が多い】

 

世界一周南アフリカ旅行10

【登りきると逆側に海が見える】




ところで俺のことをよく知っている人なら、「あれ?最近、人と一緒にいること多くない?」と疑問を持ち始めているのではないかと思うのだけど、そうなの、最近は人と一緒にいることが結構多いの。それも日本人。


これまでいろいろな場所で多くの日本人バックパッカーに会ってきたけど、それらを思い返してみると、その地域ごとにバックパッカーのキャラクターに特徴があるように思えてくる。

これまでまわってきたところをまとめると、こんな感じだろうか。

 

アジア
年齢層:
性格: やんちゃ。失礼なほどにアグレッシブ
身だしなみ: 汚め。アジアンスタイル。
その他の特徴: 聞いていないのに旅自慢、貧乏自慢をしてくる輩、多数。でもたまに仙人のような人がいる。

 

 

ヨーロッパ・北アフリカ
年齢層:
性格: 考え方が柔軟で落ち着いている。
身だしなみ: かなりきれい
その他の特徴: 教養・語学力があることが多い。有意義な会話が成り立ちやすい。普通のツーリストにしてもバックパッカーにしても、日本と日本での生活から目をそらしている人が少なく、社会問題などに敏感。

 

中東
年齢層:
性格: 強い正義感や探究心を持っている人が多い。少し硬め。
身だしなみ: 普通
その他の特徴: 時期や場所によって、自称フリージャーナリスト、フリーカメラマンが多く現れる。こだわりを持っている人が多く、あつい話ができる。



お次は、今いるアフリカ。これは意外だった。来るまでは、アジアから勢い余って飛び出してきた感じの人が多いのかなと思っていたけど全然違った。

 

アフリカ
年齢層:
性格: 真剣。誠実。それぞれスタイルは違うけど、とにかく自分をしっかりと持っている。
身だしなみ: きれい(これは意外。旅慣れているから?)
その他の特徴: 精神年齢は超がつくほど高い。余裕があるからか向上心からか、人の話もよく聞く。自分のスタイル、哲学を持っている人が多く、話しているとたくさんの刺激をもらえる。

 



独断と偏見に満ち満ちた独自の統計によると、このような感じ。どうでしょう。
とにかくアフリカはおもしろい人との出会いが多いのです。

 

世界一周南アフリカ旅行11

【ケーブルカー代をケチって別行動で自力でおりたら日が暮れてしまった】

 

あっ、おもしろいと言ったらこれを忘れてはならん!

ちょいそこブログ 一緒にテーブルマウンテンをのぼった素敵夫婦しんごさん&みゆきさんのブログ。

ちょっとそこまで世界一周 

ちょいそこのHP。ちょっとそこまでって、一体どこまで行くんですか?
On The Road 同じく一緒にテーブルマウンテンをのぼったイケメンインテリアウトドア派お兄さん、トシさんのブログ。カップルで世界一周って羨ましいです。

 

 

南米でも良い出会いがあると良いなぁ。

 

 
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241日目
     
宿泊地 : キャットアンドムース③(ケープタウン / 南アフリカ)
移動 : なし    

 

バスに乗っている。エチオピアで乗ったような未舗装のガタガタ道を行く小さなローカルバスだ。移動で疲れていたからか、だんだんと体が前へ倒れていく。そのまま前の座席にうつ伏すようにして眠りに落ちていきそうになった。

そのとき、何かが太ももに当たった。そのまま姿勢で目をぼんやりと開き、自分の下半身を見やると、ズボンの右ポケットあたりに不自然にぶつかり続ける黒い手が目に入った。



はいはい、スリですか。財布はポケットの奥まで入っているしチェーンもついているし、そう簡単にはやられないよ。ちょっと動いて威嚇しておかないと。



そう思い体勢を立て直そうとするものの眠気のためか体が動かない。あれ、おかしいな。そしたら手だけでも動かして財布を守るか。しかしこっちも動かない。なんだこれ。ちゃんとしなきゃダメだな。さっ、起きますか。けど体が起きてこない。目は覚めていて頭もまわるようになっている。

体はさっきから同じ体勢のまま。
そうこうしているうちに、最初は手の甲で様子を見るようにポケットを叩いていた手が、堂々とその中に入ってきた。すぐに財布が引っ張り出されてきた。


おい、ふざけんじゃねえぞ。見えてるんだって!


このときに気がついた。声も出ない。もうどうしたってんだよ。隣では2人の黒人がチェーンのついた財布をひっぱり、それを堂々とこの場で開けて確認してるらしい。


おいっ、ふざけんなよ!返せよ!聞いてんのか!


「オイ!!!!!」




ようやく声が出た。ものすごく大きな声が出た。
で、その自分の叫び声で目が覚めた。宿のベッドの上にいた。

時間はたぶん真夜中。ドミトリーのほかのベッドがガサガサ動いている。しまった・・・起こしちゃったよ。


翌日友達に聞くと、夜中に叫び声がして目が覚めたけど外から聞こえたのかと思ったと言っていた。恐怖は感じなかったけど、こういう嫌な夢って久々に見た気がする。自分の声で目が覚めるなんてのは初めてだったな・・・・。



これが一昨日の夜。


そして昨晩またしても・・・・。





「分かったから!!!!!」




という自分の叫び声でまた目が覚めた。
今度はナイフを持った強盗につかまった夢だった。ドミの皆さん、二晩連続ですいませんでした。




体が弱っていたからかな。メフロキンの副作用と思われる悪夢を二晩連続で見てしまいました。やだやだ。


ちなみにナミビアから南アまで一緒に来た、日本海の暴れトビウオこと山ちゃんは、血を吐く夢を見たらしい。そういうのに比べればまだましだったかな。早くマラリア感染の心配のない地域へ行きたいわ。

 

世界一周南アフリカ旅行6
 【ケープタウンの公園で昼寝(のぞき?)を楽しむ男性。悪夢見ないといいね。】

 

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240日目
     
宿泊地 : キャットアンドムース②(ケープタウン / 南アフリカ)
移動 : なし    

 

マラリアはハマダラカを媒介して感染する感染症。発症すると高熱や頭痛、吐き気など症状が出て、死に至ることもある。


予防接種はない。そういうわけでマラリアの流行地域であるアフリカ大陸を旅する旅行者は、治療薬を常備するか予防薬を飲むか、たいていどちらかの対策を講じている。人一倍蚊に刺されやすい俺は予防薬を飲むことを選択した。

しかしこの予防薬、飲んでいれば絶対に感染しないというものではない。予防できる確率は、良くて50%程度という話も聞いたことがある。



で、結局マラウィでマラリア感染が発覚・・・(当時の日記
タンザニア、マラウィあたりで出会った旅人はことごとくマラリアにかかっていた。行く人、気をつけてね。


飲んでいたのはメフロキンという薬で、予防薬にも治療薬にもなる優れもの。調べてみたら一番評判が良さそうなのがこれだった。予防率が100%ではないにしても、こうした薬があるならとりあえず皆飲んでおけば良さそうなものなのに、それを選ばずに治療薬を持つ人がいる。


なぜか。

これ、副作用が強いの。



メフロキンに限らず予防薬・治療薬の副作用はけっこう強いようで、それを嫌って治療薬だけを持つ人がいるそう。ものによっては失明の危険性があるなんてものもあるようだけど、このメフロキンの副作用は「鬱、めまい、悪夢、不眠、下痢、発疹、嘔吐」などがあるとのこと。一つ目の鬱はあまりあまり例がないけれど、残りのものはかなり高い確率で出てしまうとか。


メフロキンを飲み始めたのは1ヵ月半ほど前で、それ以来毎週欠かさず服用している。飲んだ翌日くらいに、「あれ?これ副作用かな?」くらいのささやかな吐き気を感じることはあったものの、気になるほどのものではなかったので相性が良いのかと思って安心していた。



安心していたよ。というか、油断していたね。
マラリアの再発らしき謎の症状に襲われ体が弱っていたからか、二晩連続で副作用が・・・。

 

世界一周南アフリカ旅行4

 【ケープタウンのビルは高い】

 
 

世界一周南アフリカ旅行5

 【ビルの後ろには山】
 


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239日目
     
宿泊地 : キャットアンドムース①(ケープタウン / 南アフリカ)
移動 : 前日19:30  ウィントフック  
      ↓    バス(20h)  
  15:30  ケープタウン  

 

ナミビアの首都ウィントフックから南アフリカのケープタウンへ!

 

世界一周南アフリカ旅行1

【これもアフリカ。ケープタウンの中心部。】



今回もインターケープのバスで快適な移動。そのまま意気揚々と南アに乗り込みたかったのだけど・・・。なんだか様子がおかしい。


ものすごく気持ち悪い。具合悪いっす。頭の奥のほうが痛いっす。吐き気がするっす。



ただいまって声が聞こえた気がする。
うむ、どうやら出迎えねばならなそうだ。 

おかえり、マラリアさん。



完治したと思って余った治療薬も人にあげちゃったよ。ああ、気持ち悪い。どうしましょう。とりあえず早いうちに病院に行かねば。




とりあえずケープタウンの快適宿キャットアンドムースで療養しよう。

 

世界一周南アフリカ旅行2

【キャットアンドムースの象徴ムース 情報ノートにある通りちょっと臭い。って、一体いつから臭いのよ?】

 

 

世界一周南アフリカ旅行3

【しっぽがはりつけてあるみたいでかわいい】

 

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238日目
     
宿泊地 : バス車内  (ナミビア・南アフリカ)
移動 : 19:30  ウィントフック  
      ↓    バス(20h)  
  翌日15:30  ケープタウン  

 

長旅をしていると言っても、やはり時間もお金も有限で、その制限の中でどこに行って何をするか決めなければならない。ナミビアでも諸事情によりスワコプムントでのスカイダイビング(なんとUS$100ちょいで飛べちゃう)を諦めた。こうして何かを切らなければならないときには優先順位をつける必要がある。価値をはかる軸になるのは旅の目的だったり自分の趣味・好みだったり、ほかの誰のものでもない自分独自のものさしをつかうことになるのだが、こうした無意識のうちに行っている優先順位のつけかたについて、日本でも素直にそうできていたっけなと、ふと違和感を感じたのでそれについて考えてみた。



社会の中で生きている以上、自分だけを見て進んでいくことはできない。通常は自分の領域に物事を運び込む前に、他人や社会、モラルによる審査をほどほどに受ける必要がある。日本人はこの作業は得意だと思う。協調性を重んじることができる文化って素晴らしいと思う。ただ気をつけないといけないのは、それを過大視しすぎることだ。要因が外にあるといってもそれを見るのは自分の目であって、この段階で自ら必要以上に選択肢を捨ててしまうことが多い。まずはここに注意したい。


その後、自分の手に落ちてきたものの中から取捨選択をすることになる。本来ここからは完全に自由になるはずだ。

はずだ。はずなのだけど、実は日本人はここから先が苦手なような気がする。
ここまできて、再び社会の目を気にしだしたり、思考と決断の拒否か、決断にともなう責任からの逃避か、妙な判断軸をどこからともなく持ってくることがある。この中で特にナンセンスだと感じるのが「時間」である。



「人生の大半は仕事に費やされるのだから、『仕事を充実させる=人生を充実させる』ことになる。仕事の充実なくして日々の充実はありえないんじゃないか。」

「人生は長い。それも年老いてからのほうが長い。だからそこどのように生きていくかが重要だ。おそらく自分一人で生きていくよりも、奥さんや子供とともに生きていったほうが楽しいだろう。だから結婚はしておいたほうがいい。」



一見おかしなところは見当たらないようにも思うけれど、こういう発言を聞くたびにスッキリとしない気持ちの悪い違和感を覚える。時間による制限を受けることはあっても、それを軸に物事に序列をつけるのは間違っているような気がしてならない。人生自体、時間でできているなのだから、その上にのせるものを考えなければ意味がない。それに時間の価値は平等であって、そこに個性は含まれない。もちろん単純に時間の長さが充実度に影響を及ぼすことはあるものの、それが比例関係にあるようには思えない。


これまで人生振り返ってみればよくわかると思う。時間(使うためではなく価値をはかるための)を最重要視して決断をしてきたことがあったのか。



学生時代、最も長い時間を過ごしていた学校の教室での出来事が何よりも大切だったのか。
友達か同僚かわからないが、ともかく最も長く一緒の時間を過ごした人が最愛の人なのか。
毎週見ているテレビ番組や雑誌のうち、最も多くの時間を費やすものが一番おもしろいものなのか。
最も長く住んだ場所が一番好きな場所なのか。



時間なんて何か行動を起こしたときに、結果として消費するものに過ぎない。
これを基準に物事の価値を決めようとしても、それが何かを生み出すことはない。それは自転車操業のようなもので、その時間の中に独自の価値を据えるまでは、時間を空費しながらまわり続けることになる。行き着く先は終点、寿命である。




極端な話、一瞬だって良いと思う。
人生の中にたった一点でも、体が震えるほどの歓喜を味わえる瞬間をつくることができれば、どれだけ幸せになれることだろう。棺おけに入る直前に、どれだけ自分の人生に満足できることだろう。




時間は関係ない。自分とよく向き合った上で、素直に自分の行きたいところを見て、そこに登っていく努力をしていけば良いと思う。



帰国後はまたそういうマイペースを通すのが難しくなるけれど、妥協せずに進んでいきたい。
 

世界一周ナミビア旅行35

【インターケープのバスでケープタウンへ!!】

 

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237日目
     
宿泊地 : The Cardboard Box Backpackers(ウィントフック / ナミビア)
移動 : なし    

 

アフリカ旅の必需品、テント。これ、もちろん中で寝るために使うのだけど、あまり好きではないんだよね・・・。


アフリカにはバックパッカーズと呼ばれるバックパッカー宿があるのだけど、この種の宿にはたいていキャンプサイトがあって、そこにテントを張らせてもらえるわけ。この「テント泊」はドミトリーよりも安く料金が設定されているけど、テントは持参する必要あり(常設テントがある宿もたまにあります)。


テント泊ができる宿があるのは、南アフリカ、ナミビア、ザンビア、ボツワナ、モザンビーク、スワジランド、レソト、マラウィなど。このあたりはまだ旅行産業が発展していないために宿が少なく、安宿といっても一泊1,000円くらいしてしまう。だから助かる。宿数が少なければ部屋も満室になりやすい。そんなとき、テントがあればベッドが余っていなくとも泊まれてしまう。うむ、やっぱり助かる。



けど、寒いんだ。これ寒いんだわ。



今は4月の上旬。日本ではだんだんと暖かくなってくる頃。けど南半球は逆で、これから徐々に寒くなってくる。低血圧(上が100ないです)のためか妙に体が冷えやすく、蒸し暑い東南アジアでも寝るときはFANをとめて長袖を着て寝るなんてことをしている俺にとっては、この薄っぺらい布っきれは何の意味も成しやしない。だから基本的には一番安いドミに空きがあるときはそっちに行くようにしているのだけど・・・。



でも、部屋がいっぱいで頑張らなければいけないことがある。

世界一周ザンビア旅行34

【テント on 芝生!】




宿によっては芝生ではなく、こんなところで

世界一周ナミビア旅行34

【テント on 土とコンクリート!】





寒いうえに硬い!
寒い!硬い!痛い!狭い!つらい!誰か助けてくれ!温かさを分けてくれ!話し相手になってくれ!そしてお酒を飲もう!もしよかったらおごってくれ!トイレに行っている間に払っておいてくれ!「あれ?うそ?もうお会計すませちゃったの?」とわざとらしくバッグから財布を取り出すから、そこからお金が顔を出す前に「いや、いいよ。」と優しく制してくれ!その気はないけど「いいよいいよ」ともう一度トラするからそれもすぐに止めてくれ!「あら・・じゃあ次はわたしがごちそうするからね!」とうやむやな約束をするからそれを笑顔で受け止めてくれ!もうこうなったらついでに送って行ってくれ!けっこう飲んじゃって歩くのつらいし、タクシー代も出してくれ!あああ、早く寝たい、もうすっごい眠いもん。早く寝かせてくれ!


とか、寒さに耐えかねおかしなことをいろいろ考えながら、早く眠りに落ちてくれと祈っていました。



しかも朝方は露がおりるのよ。ほんっとうに寒い。寝袋使ってるんだけどな・・・・。



まあでも、人によっては全然寒くないみたいです。
というか、たいていの人は寒く感じないみたいです。羨ましいなぁ。

 

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236日目
宿泊地 : Chameleon Backpackers①(ウィントフック / ナミビア)
移動 : ソススフレイ → ウィントフック(6h)
【11:00~5:00】

 

前日に引き続き、砂漠ではしゃいできました!!!!

 

世界一周ナミビア旅行14

【ちょっと出遅れてしまった。急いで上らねば間に合わない!!】

世界一周ナミビア旅行15

【足跡をたどりのぼっていく】

 

世界一周ナミビア旅行16

【ちょっと分かりづらいけどかなり高い】

 

世界一周ナミビア旅行17

【日本海の暴れトビウオことダルエスと一緒に】

 

世界一周ナミビア旅行18

【セクシーポーズをとってみる】

 

世界一周ナミビア旅行19

【ダイブしてみる】

 

世界一周ナミビア旅行20

【足元を確認して・・】

 

世界一周ナミビア旅行21

【走ってみる!】

 

世界一周ナミビア旅行22

【かっちょいいダルエス】

 

世界一周ナミビア旅行23

【ダルエスサラームで強盗被害にあったダルエスをここに埋葬してきました】

 

世界一周ナミビア旅行24

【太陽まぶしい!】

 

世界一周ナミビア旅行25

【さらさら~】

 

世界一周ナミビア旅行26

【今度の砂丘は一番乗り!】

 

世界一周ナミビア旅行27

【あっつい・・・。喉が渇く・・・。】

 

世界一周ナミビア旅行28

【なんあ見えてきた】

 

世界一周ナミビア旅行29

【デッドフレイ。干からびた地面と木が残されています。】

 

世界一周ナミビア旅行30

【パリッパリ】

 

世界一周ナミビア旅行31

【大切な人のためにメッセージを残すダルエス】



世界一周ナミビア旅行32

【無機物のためにメッセージを残すナガモ氏】




世界一周ナミビア旅行33

【行きとは違う道を通って帰ってくれました。いい眺めだった!】




ツアーは3人でもN$2,000でいけました。もっと人が集まれば安くなったのにな。残念。

 

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