211日目
宿泊地 : ナイロビ / ケニア(New Kenya Lodge⑧)
移動 : なし
ナイロビの荷物盗難事件ですが、実は犯人の検討がついています。
犯人の連絡先も把握してはいるのだけど、あまり期待できないんだなぁ、これが。
荷物が盗まれたときのこと、実は私の前に不自然な様子で座り続けていた女性がいました。何が不自然かって、まず座っているのが荷物の宛名を書くための台であること、自分の用事はもうすで済んでいること、にもかかわらず郵便局の中に何の用もなく居座り続けていること、少しずつ微妙にだけど寄ってきていること、話しかけてくるものの、なんだか声が震えていて何を言っている何がしたいのかよくわからないこと、とりあえず不審な人でした。
これだけ不審な人物がいたのにも関わらずやられてしまった私の愚かさはなんたることか。
年はまだ10代だろうと思われるほど若かったから、それで油断したかな。
荷物がなくなったとき、郵便局員だけでなく周りの人たちもとても協力的だったのですが、そのとき近くにいた人ほぼ皆が「あの女だろう!」と言っていました。と言うのも、そのとき私の近くにいたのは彼女一人だけだったから。。
お客さんのうちの一人が「たしかあいつは荷物送ってたぞ!」と言うので、その窓口の郵便局員に尋ねてみると、すぐにその荷物が出てきました。そしてなんとラッキーなことに、そこには彼女の本名と携帯番号がありました。
これはもしや荷物返ってくるんじゃないの??と少し期待はしていたのですが・・・。
盗難の起こった後、まずは郵便局の事務室に通され、そこで事件が起きたときのことを詳しく説明するよう求められました。ちなみにケニアはイギリスの植民地だったこともあり、今も公式な場では英語が使われています。テレビや新聞も英語です。アフリカの東と南は、このような国が多く、そのためフランス語圏の西側と比べるとかなり旅もしやすくなっています。そういうわけで話も通じたため、一応はことのあらましを伝えることができました。
すると担当の人物が、ここで解決できそうならそうしたいと言い、容疑者の連絡先を見てすぐに電話をかけてくれました。
出るのかな・・と心配していると、というかほとんどする暇もないうちに電話に出ました。
「○○○さんかね?」と尋ねると、どうやら「Yes」という返事が返ってきた様子。
そのまま話は続けられ、すぐ近くに住んでいるようなのでとりあえず郵便局までくるようにという要求を局員がしたあと、電話は切れました。
「今すぐ来るってさ。」
どうやら行きますと答えたようです。
まあ、結局来なかったのだけどね・・・。
あまり待っていて警察署が閉まってしまうのも心配だったので、続いて警察署に向かいました。ここでは盗難届を提出し、その届を受け取ったという警察の証明書を手に入れなければなりません。これがないとパスポートの再発給も保険の補償も受けられないからです。それと今回は一応容疑者もあがっているし、捜査も頑張ってほしいなと願いもあったので、証明書を受け取った後も、すぐに彼女を調べてほしいという旨をしつこく伝え続けました。
結局、調書を作成した人が捜査を担当する人たちのところへ案内してくれ、そのうちの一人がその場で彼女に電話をしてくれました。さっき郵便局からもかけたしそのあとバックれてしまったし、警戒してでないんじゃないかな・・・と憂慮していたのですが、今回も要らない心配でした。すぐに出ました。
数分の会話の後、警察が電話を切ると一言。
「来るってさ。」
本当にそう言ったの??ケニアと言ってもさすがに警察にそう言ったからにはくるでしょう。聞き出したことを明日になら教えてあげられるから、明日以降また来てくださいと言われ、事件の起きたこの日は宿へ帰りました。
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