162日目
宿泊地 :アンマン / ヨルダン
移動 : なし
日本で最も有名なヨルダン人との呼び声も高い、伝説のホテル従業員サーメルに会うことができました!
これまではクリフホテルで長らく働いていたサーメルですが、ここ数ヶ月で何度か移動し、現在はアバッシ・パレス・ホテルという一つ星(って言ってた)ホテルにいます。
ペトラ、死海と並び、ヨルダンの三大見所とも言えるほど有名な彼の情報は、インターネット上や各地の安宿の情報ノートでかなりの数を目にしていたのでなんとか会ってみたいなと思っていたわけです。mixiのコミュニティ(【サーメルの宿】だっけな?)の情報がなかったら辿り着けませんでした。情報提供者さんに感謝!
サーメルは噂どおりのホスピタリティー溢れる心優しきナイスガイでした。
レセプション近くのソファーに座っていると必ずと言っていいほどやってきて、
「ネスカフェどう?」(本当は英語です。)
と声をかけてきてくれます。朝も頂いてしまっていたし、「ノーサンキュー」と伝えるのですが、小さな声で勝手に、
「イエス・・・」
と言ってもってきれくれちゃいます。ネットや情報ノートの書き込みによるとこのサービスは全て彼の自腹で行っているそうです。このネスカフェ以外にも、旅の交通情報や宿での親切で親身な対応、また時間のあるときは話し相手にもなってくれるなど、そのサービス以上に旅で疲れた心に温かくかけがえのない思いを抱かせてくれる癒し系の青年なのです。
彼の人気はとりわけ日本人の間ですさまじく、彼の動いた先のホテルがすぐに日本人宿のようになってしまうほど(動いていたのはこの1年間だけのようですが)。
またサーメルはお礼を断固として受け取らないことでも知られています。なのでネスカフェのお礼を考える前に、まずはこれ以上サーメルからお茶をごちそうにならないようにしようと、自分で買ったスティックのネスカフェ(インスタントコーヒー)をポケットにしのばせ、レセプション近くの椅子に座り情報ノートに目を通していました。
数分後・・・。
やってきました!サーメルがやってきました!!
私の前にやってきて、
「ネスカフェどう??」
尋ねてきたので、ここだ!と思いマイネスカフェを取り出しました。
「持っているからいらないよ。笑」
してやったりと思いサーメルを見上げたのですが、なんだ、サーメルの様子がおかしい!
サーメルは、
「オーマイゴット・・・」
とつぶやき呆然としているではありませんか!!
言葉をつながねばと思い、
「だからお湯だけもらいたいんだけどキッチン使っていいかな?」
と聞いてみたのですが、サーメルは
「ノー。」
と小さな声でつぶやき去っていってしまいました。
ごめんよ、サーメル。もう感謝しきれないくらい感謝しているから、これ以上お世話になってしまうわけにはいかないと思ったのだよ。
予想を超える反応に反省しかけていたそのとき、またサーメルが現われました。
しかも笑顔だ。機嫌を直してくれたのかな、よかったよかったと思いよくよく見ていると・・・・・・、持っていたよ!!!
サーメル、またネスカフェ持ってきちゃった!!!
なんて頑ななのよ。でもありがとう。
満面の笑みのサーメルから温かなネスカフェ入りのカップを受け取り、若干申し訳なさを感じつつもまた幸せな気持ちになりました。
なんとか滞在中にお礼を返さねば。
【散歩中に見つけた少年。おしりの出具合が絶妙!】
【アバッシ・パレス・ホテルは洗濯機の使用もOK!屋上で干しました。黒い服ばっかだ・・。】
【屋上から】
タイトルにいれながら忘れてた。
そんなサーメルですが、予定では今年中に日本人女性と結婚することになったそうです。嬉しそうに話してくれました。おめでとう!!!
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あたしもサーメルさんに会ってみたいな~。
マジ親切な人なんだね!!
ネスカフェってのがなんかウケるしwww
>理子
中東あたりはネスカフェ多いね!
昨日はカイロのお店でコーヒーありますかって聞いたんだけど、
「すいません。コーヒーはありません。でもネスカフェならあります。」
って言われたよ。笑
どう区別してるのかわかんねーや。